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日本トイレ研究所が全国の高校生1,000人および現役東大生50人に排便事情についてアンケートを実施 コロナ禍で巣ごもり便秘がさらに増加 高校生の2人に1人は便秘状態・便秘予備軍

 日本トイレ研究所では、受験シーズン到来を機に、全国の高校生男女1,000人および現役東大生50人を対象に受験期も含めた排便事情についての調査を行った。その結果、高校生の2人に1人が便秘状態か便秘予備軍で、便秘状態だと受験勉強にも集中できず、現役東大生の受験期とは対照的な状況であることがわかった。
 専門家によると、高校生の便秘状態・予備軍には受験のストレスや新型コロナ流行の心身への影響が推測される。勉強の合間に便通改善に良いものとして高カカオチョコレートなどを間食することは良い傾向らしい。

<結果概要:高校生の実態>
■高校生の便秘実態 20.2%「便秘状態」、27.0%「便秘予備軍」、高校生の約半数(47.2%)が便秘状態・予備軍
■コロナ禍による生活リズムの乱れで便秘になることが増えている
■便秘状態の高校生は心身共にさまざまな不調を抱え、9割が「勉強に集中できていない」

<結果概要:東大生の実態>
■排便の頻度「3日に1回以下」東大生8.0%:高校生19.6%。東大生の方が排便の頻度が高い。
■現役東大生大学受験時の生活習慣TOP3、「学習時間の確保」「朝ごはんを食べる」「栄養バランスの良い食事」。
■現役東大生の94%とほぼ全員が大学受験期に「集中を心がけていた」。

<専門家 神戸学園 理事・校長/さいたま市立病院 小児外科 非常勤・元部長 中野美和子先生の見解>
●高校生の便秘状態の割合が5人に1人とかなり多かった要因として、受験のストレスの影響が大きいことなどが関与している可能性。
 また、新型コロナウイルスの流行により、心身ともに様々な影響が出ているものと思われる。
●高校生は勉学中の集中力低下が便秘状態群で多く、その際の心身症状もかなり強く、本来の勉学に影響が出ている可能性がある。
 東大生については受験時に集中できたという人の割合が高く、基本的な生活習慣が実行できていた人が多い。
 基本的生活習慣は排便状態に結びつくため、便秘が少ない結果となっている可能性が高い。
●勉強の合間に便通改善に良いとされる食品(菓子)で取りたいものの第1位が高カカオチョコレート。
 便秘改善作用もあり、適切な量なら手軽で良い選択と言える。

園児のマスク着用、6割が「年齢によって」。『ほいくis』が公式SNSアカウントで調査

 株式会社e-CHANNEL(東京・港区、⼤塚 雅⼀ 代表取締役)が運営する保育者向けWebメディア「ほいくis(ほいくいず)」は、全国の保育者を対象に保育現場での新型コロナ対策についてのアンケートを公式SNSで実施。その結果、園児のマスク着用については約6割が「年齢によって着用」で対応していることが分かった。調査結果については、ほいくisサイト上で解説記事として公開した。

  • アンケート調査の実施背景

 新型コロナウイルスは飛沫による感染が多いことから、マスクを着用したり、大人数で集まることを控えたりして対策することが推奨されている。しかし保育園や幼稚園、認定こども園は、子どもたちが集団生活を送る場でもあり、保育をするうえでどうしても子どもと子ども・子どもと保育者の距離が近くなることから、人との間隔を空ける、いわゆる「ソーシャルディスタンス」が取りづらい環境となっている。

「ほいくis」では、実際に行われている新型コロナ対策の実態を明らかにするため、全国の保育者を対象としたSNSアンケート調査を実施した。

  • アンケート調査の結果

 調査は「ほいくis」の公式Instagramアカウントで実施。おもちゃや絵本の使い方に関する質問には1,098件、給食の対応に関する質問には1,594件、子どもたちのマスクの着用に関する質問には1,632件の回答が寄せられた。

「おもちゃや絵本の消毒、どうしてる?」という質問に寄せられた1,098件の回答のうち、最も多かったのは「毎日消毒(832件)」で75.8%。続いて「消毒できるものしか使わない(106件)」が9.7%、「数時間おきに消毒(87件)」が7.9%、「1日に使っていい個数を制限(73件)」が6.6%という結果になった。

 保育をする中で欠かせないのが「おもちゃ」や「絵本」。1日の中でも多くの子どもたちが代わる代わる触れるもの。7割以上が「毎日消毒」という結果から、連日こまめに消毒をしている状況が見て取れる。とは言え、消毒作業は時間がかかるもの。園によっては、おもちゃの種類や個数を制限してなるべく負担を減らすよう工夫している所もあるようだ。

その他、自由記述で以下のような回答もあった。

  • 土曜日にまとめて消毒している
  • 殺菌庫(滅菌庫)に入れて定期消毒
  • 1度使ったら消毒
  • マンツーマン保育なので子どもごとにおもちゃを変える
  • 遊ぶ前に手指消毒

「給食のとき、どうしてる?」という質問に寄せられた1,594件の回答のうち、最も多かったのは「アクリル板を付ける(542件)」の34.0%。続いて、「グループになって食べる(521件)」が32.7%、「全員同じ方向を向いて食べる(394件)」が24.7%、「席をくっつけないでバラバラで食べる(137件)」が8.6%という結果になった。

 園の給食は、子どもたちが一緒に食べることで、楽しさを感じる機会でもある。子どもたちへの影響を考えると難しい面もあるが、おもちゃと同じように対策が必要とされている場面だ。子どもの動きを制限し過ぎず、無理のない範囲での対策が求めらる。

その他、自由記述で以下のような回答もあった。

  • テーブルを離して黙食/1人1台の机で食べる
  • コの字型にして間隔をとりながらも、コミュニケーションもとれるようにする
  • 職員は一緒に食べない
  • 前と左右をパーテーションで区切る/手作りのついたてを使う
  • クラスを半分のグループにして、時間を分けて食べる

■「子どもたちのマスクの着用、どうしてる?」という質問に寄せられた1,632件の回答のうち、最も多かったのは「年齢によって着用(950件)」の58.2%。続いて、「家庭に判断を委ねている(339件)」が20.8%、「園にいる間は誰もつけていない(321件)」が19.7%、「お散歩のときだけ着用(22件)」が1.3%という結果となった。

「年齢によって着用」が約6割という結果から、園での対応に子どもたちの年齢が大きく関わっていることが分かった。子どものマスクの着用に関しては、厚生労働省のホームページで「乳幼児のマスク着用には注意が必要」とされており、その理由について下記のように述べられている。

「特に2歳未満では、着用は推奨されません。息苦しさや体調不良を訴えることや、自分で外すことが困難であることから、窒息や熱中症のリスクが高まるためです。(一部抜粋)」

このような注意喚起もあることから、保育現場でも年齢によって判断しているところが多くあると考えられる。

その他、自由記述で以下のような回答があった。

  • 室内では着用し、外遊びのときは外す
  • バス、登降園時は必ずつける
  • 歌うときや、お集まり時には着用
  • 給食配膳のときだけ着用

※参考:新型コロナウイルスに関するQ&A(一般の方向け)「6.妊婦や小児に関すること」【乳幼児・小児への影響について】問13 就学前の子どものマスク着用について、どのようにしたらいいですか。/厚生労働省HP

>>解説記事はこちら
https://hoiku-is.jp/article/detail/1073/

<調査概要>
調査期間:2021年9月14日(1日)
調査方法:公式Instagramアカウントでアンケートを実施
調査対象:Instagramユーザー
有効回答数:『おもちゃや絵本の使い方、どうしてる?』1,098件/『給食のとき、どうしてる?』1,594件/『子どもたちのマスクの着用、どうしてる?』1,632件/『感染症対策関連で、対応に困った場面は?(フリー記述)』58件/『感染症対策、こんな工夫をしてます!のエピソード』13件

  • ほいくisとは?

『1日3分で保育を楽しく』をコンセプトに、毎日の保育に役立つ情報をコンパクトに配信する保育士・幼稚園教諭向け総合メディア。2019年7月のオープン以来、保育に関わる全ての方に向けて365日情報を発信。

「ほいくis」サイトURL:https://hoiku-is.jp/

オリコン調査 2021年 満足度の高い『高校受験 集団塾/個別指導塾』ランキング 『集団塾 首都圏』【高校受験ステップ】が5年連続の総合1位に 『個別指導塾 東北』【スクールIE】が初の総合1位に

 株式会社oricon ME(東京都港区 代表取締役社長:小池恒)は、『高校受験 集団塾/個別指導塾』についての満足度調査を実施し、2021年11月1日(月)14時00分にその結果を「オリコン顧客満足度®」公式サイト内(https://life.oricon.co.jp/)にて発表した。この調査は、高校受験を対象とする塾に通年通学している(したことのある)現役中学生/高校生を持つ保護者を対象に、『集団塾』『個別指導塾』それぞれの満足度について、インターネット調査を行なった。『高校受験 集団塾』、『高校受験 個別指導塾』各ランキングともに、公式サイト内では全9地域ごとの総合評価のほかに、評価項目別、都道府県別ランキングを公開している。

『高校受験 集団塾』 主要TOPICS

■「首都圏」 【高校受験ステップ】が5年連続の総合1位に
■「甲信越・北陸」 【文理学院】が初の総合1位に
■「東海」 【志門塾】が2年連続の総合1位、都道府県別「岐阜県」では3年連続1位に
■「近畿」 【立志館ゼミナール】が4年連続の総合1位、「大阪府」では6年連続1位に
■「九州・沖縄」 【早稲田スクール】が3年連続の総合1位、「熊本県」では4年連続1位に

■「首都圏」 【高校受験ステップ】が5年連続の総合1位に
(調査対象企業:48社/調査対象者数:7,897人)


 2014年の調査開始以来9回目の発表となる「集団塾 首都圏」ランキング。【⾼校受験ステップ(株式会社ステップ 本社:神奈川県藤沢市)】が、2017年から5年連続の総合1位となった。評価項目別「カリキュラムの充実さ」「教室・自習室」「スタッフ」「⼊試情報」の4項目で1位のほか、都道府県別「神奈川県」では、2016年から6年連続の1位となった。
また、今回2021年11⽉に更新した”塾”ランキングにおいて、株式会社ステップは2018年から4年連続で『⼩学⽣ 集団塾 ⾸都圏』『⾼校受験 集団塾 ⾸都圏』『⼤学受験 塾・予備校 ⾸都圏』の3冠受賞となった。

■「甲信越・北陸」 【文理学院】が初の総合1位に
(調査対象企業:16社/調査対象者数:671人)


 2019年の調査開始から3回目の発表となる「集団塾 甲信越・北陸」ランキングでは、【文理学院(株式会社文理学院 本社:山梨県都留市)】が、初の総合1位を獲得した。評価項目別ランキングでは「成績向上・結果」「適切な受講料」「講師」「カリキュラムの充実さ」「通いやすさ・治安」の5項目で1位に。なお、都道府県別「山梨県」では3年連続の1位獲得となった。

■「東海」 【志門塾】が2年連続総合1位、都道府県別「岐阜県」では3年連続1位に
(調査対象企業:29社/調査対象者数:2,837人)


 2014年から8回目の発表となる『⾼校受験 集団塾 東海』ランキング。【志門塾(株式会社東海プロセスサービス 本社:岐⾩県⼤垣市)】が、2年連続の総合1位となった。評価項目別ランキングでは全9項目中8項目で1位を獲得。また都道府県別の「岐⾩県」でも、2019年から3年連続の1位となった。
評価項目は以下の通り

「成績向上・結果」「適切な受講料」「講師」「カリキュラムの充実さ」「教室・自習室」「通いやすさ・治安」「スタッフ」「入試情報」

■「近畿」 【立志館ゼミナール】が4年連続総合1位  「大阪府」では6年連続1位に
(調査対象企業:40社/調査対象者数:4,281人)


 2014年から8回目の発表となる『⾼校受験 集団塾 近畿』ランキング。【⽴志館ゼミナール(株式会社 ⼤阪教育研究所 本社:⼤阪府堺市)】が2018年から4年連続の1位に。評価項目別ランキングでは、全9項目中7項目で1位のほか、都道府県別「⼤阪府」では、2016年から6年連続の1位となった。


■「九州・沖縄」 【早稲田スクール】が3年連続の総合1位 「熊本県」では4年連続1位に
(調査対象企業:17社/調査対象者数:1,490人)


 2017年から5回目の発表となる『⾼校受験 集団塾 九州・沖縄』ランキング(前回2020年までは「九州」ランキングとして発表)。【早稲⽥スクール(株式会社早稲⽥スクール 本社:熊本県熊本市)】が、2019年から3年連続の総合1位を獲得しました。また評価項目別ランキングでは、全9項目中7項目で1位のほか、都道府県別「熊本県」では2018年から4年連続の1位となった。

『高校受験 個別指導塾』 主要TOPICS

■「北海道」 【個別指導「3.14…」】が3年連続の総合1位に
■「東北」 【スクールIE】が初の総合1位、「宮城県」では2年連続1位に
■「首都圏」 【栄光の個別ビザビ】が3年連続の総合1位に
■「甲信越・北陸」 【スクールIE】が3年連続の総合1位に
■「東海」 【スクールIE】が通算4度目の総合1位、全評価項目1位に
■「中国・四国」 【個別指導Axis】が3年連続総合1位、「岡山県」「香川県」でも1位に
■「九州・沖縄」 【明光義塾】が3年連続の総合1位、全評価項目1位に

■「北海道」 【個別指導「3.14…」】が3年連続の総合1位に
(調査対象企業:15社、調査対象者数:404人)


 調査対象企業15社、実際の利用者の保護者404人に調査した、2021年『⾼校受験 個別指導塾 北海道』ランキング。練成会グループの【個別指導「3.14…」(株式会社れんせい 本社:北海道札幌市)】が、2019年から3年連続の総合1位となった。また評価項目別では全8項目中7項目で1位を獲得している。

■「東北」 【スクールIE】が初の総合1位、「宮城県」では2年連続1位に
(調査対象企業:22社、調査対象者数:760人)


 2018年から4回目の発表となる『高校受験 個別指導塾 東北』ランキング。今回は【スクールIE(株式会社 やる気スイッチグループホールディングス 本社:東京都中央区)】が、初の総合1位を獲得した。また、評価項目別ランキングでも全8項目全て1位のほか、都道府県別「宮城県」では、前回に次いで2年連続の1位となった。

■「首都圏」 【栄光の個別ビザビ】が3年連続の総合1位に
(調査対象企業:55社、調査対象者数:5,310人)


 2014年の調査開始以来9回目の発表となる『高校受験 個別指導塾 首都圏』ランキング。【栄光の個別ビザビ(株式会社 栄光 本社:東京都千代田区)】が、2019年から3年連続の総合1位となりました。
評価項目別「成績向上・結果」「適切な受講料」「講師」「カリキュラムの充実さ」「スタッフ」「入試情報」の6項目で1位のほか、都道府県別「東京都」では、2018年から4年連続の1位を獲得している。

■「甲信越・北陸」 【スクールIE】が3年連続の総合1位に
(調査対象企業:26社、調査対象者数:865人)


『高校受験 個別指導塾 甲信越・北陸』ランキングでは、【スクールIE】が、2019年の発表開始から3年連続の総合1位を獲得しました。また評価項目別「適切な受講料」「カリキュラムの充実さ」「教室・自習室」「スタッフ」の4項目で1位の評価を得ている。

■「東海」 【スクールIE】が通算4度目の総合1位、全評価項目1位に
(調査対象企業:31社、調査対象者数:1,487人)


 2015年から7回目の発表となる『高校受験 個別指導塾 東海』ランキング。【スクールIE】が、通算4度目(2015年、2016年、2019年)の総合1位となった。また8項目の評価項目全てで1位のほか、都道府県別「静岡県」でも1位を獲得している。

■「中国・四国」 【個別指導Axis】が3年連続総合1位、「岡山県」「香川県」でも1位に
(調査対象企業:23社、調査対象者数:972人)


 2019年から3回目の発表となる今回の『高校受験 個別指導塾 中国・四国』ランキング。【個別指導Axis(株式会社ワオ・コーポレーション 本社:大阪府大阪市)】が、3年連続の総合1位となった。あわせて評価項目別「入試情報」で1位のほか、都道府県別「岡山県」「香川県」でも1位を獲得している。

■「九州・沖縄」 【明光義塾】が3年連続の総合1位、全評価項目1位に
(調査対象企業:22社、調査対象者数:674人)


 2018年から4回目の発表となる『高校受験 個別指導塾 九州・沖縄』ランキング(前回2020年までは「九州」ランキングとして発表)。【明光義塾(株式会社明光ネットワークジャパン 本社:東京都新宿区)】が、2019年から3年連続の総合1位となった。また8項目の評価項目全てで1位を獲得している。

《調査概要》 2021年 オリコン顧客満足度®調査 『高校受験 集団塾』ランキング

調査期間:2021/04/27~2021/06/28、2020/06/18~2020/07/17、2019/06/25~2019/07/29
調査対象者:性別:指定なし
 年齢:現役中学生を持つ保護者:男性32歳~69歳 女性30歳~69歳  現役高校生を持つ保護者:男性35歳~69歳 女性33歳~69歳
条件:高校受験を対象とする集団塾に通年通学している(したことのある)現役中学生/高校生の保護者
定義:中学生を対象に高校受験を目的とした集団授業を行っている塾
ただし、以下は対象外とする
1)高校受験向けではない塾 2)中高一貫校生専門の塾
3)一部の教科のみを扱っている塾 4)映像授業が主体の塾
評価項目:成績向上・結果/適切な受講料/適切な人数・クラス/講師/カリキュラムの充実さ/教室・自習室/
通いやすさ・治安/スタッフ/入試情報(全9項目)
URL▶https://juken.oricon.co.jp/rank-highschool/

《調査概要》 2021年 オリコン顧客満足度®調査 『高校受験 個別指導塾』ランキング

調査期間:2021/04/27~2021/06/28、2020/06/18~2020/07/17、2019/06/25~2019/07/29
調査対象者:性別:指定なし
年齢:現役中学生を持つ保護者:男性32歳~69歳 女性30歳~69歳 現役高校生を持つ保護者:男性35歳~69歳 女性33歳~69歳
条件:高校受験を対象とする個別指導塾に通年通学している(したことのある)現役中学生/高校生の保護者
定義:中学生を対象に高校受験を目的とした個別指導を行っている塾
ただし、以下は対象外とする
1)高校受験向けではない塾 2)中高一貫校生専門の塾
3)一部の教科のみを扱っている塾 4)学校内個別指導塾
評価項目:成績向上・結果/適切な受講料/講師/カリキュラムの充実さ/教室・自習室/
通いやすさ・治安/スタッフ/入試情報(全8項目)
URL:▶https://juken.oricon.co.jp/rank-highschool-individual/

子供に習わせたい習い事ランキング 1位は「水泳」日本トレンドリサーチと青山ラジュボークリニックによる共同調査

 日本トレンドリサーチ(株式会社NEXER)は、青山ラジュボークリニックと共同で「子供に習わせたい習い事」に関するアンケートを実施し、結果をサイト内にて公開した。より詳しい調査結果は以下のリンクから閲覧できる。

・「日本トレンドリサーチ」(https://trend-research.jp/10268/
・青山ラジュボークリニック(https://nipt-info.com/

 今回は青山ラジュボークリニックと共同で、現在子供はいないが、将来子供が欲しいと回答した全国の男女317人を対象に、「子供に習わせたい習い事」についてアンケートをおこなった。

「子供に習わせたい習い事に関するアンケート」調査概要
調査期間:2021年10月3日~10月7日
質問内容:
質問1:もし男の子の子供ができた場合、習わせたい“習い事”で当てはまるものすべてを選び、その理由も教えてください。[複数回答可]
質問2:もし女の子の子供ができた場合、習わせたい“習い事”で当てはまるものすべてを選び、その理由も教えてください。[複数回答可]
質問3:その回答の理由を教えてください。
集計対象人数:317人
集計対象:事前調査で、「現在子供はいないが、将来子供が欲しい」と回答した男女

■男の子に習わせたい習い事ランキング

◆第1位 水泳 85票
「水泳」を選んだアンケート回答者からは以下のようなコメントがありました。

  • 水害の多い日本にいる以上、泳げることは非常に重要。
  • 健康のため。いろいろなスポーツに活きる。
  • 全身運動なので一番健康に良いスポーツだと思うから。
  • 自分がやっていて良かったと思うから。
  • 泳ぎに行った時に万一のことがあっても少しでも自分の命を守れる可能性がある。
  • 全身を使う運動なので健康維持に丁度良さそうだから。
  • からだ全体が鍛えられ良い筋肉がつく。
  • 水難事故防止リスクを下げるため。
  • 体の柔軟性が身に付きそう。
  • いざというときに役に立ちそう。

◆第2位 英会話 70票
「英会話」を選んだアンケート回答者からは以下のようなコメントがありました。

  • 世界で生きていけるようになってほしい。
  • 英語が喋れれば何かと有利。
  • 国際社会に対応できるように。
  • 将来外国で生活するかも知れないので。
  • これからの時代は必須だと思うので。
  • グローバルな社会で困らないようにしてあげたいから。
  • 自分が習っていて役立ったから。
  • 得意になって欲しいし受験に有利。

◆第3位 野球 50票
「野球」を選んだアンケート回答者からは以下のようなコメントがありました。

  • 自分がやってきて、子供とキャッチボールできたら楽しい。
  • プロ野球選手になってもらいたい。
  • 礼儀や協調性を身につけてほしい。
  • 自分が他のスポーツをやっており、野球をやってみたかったから是非自分の子供にやってもらいたい。
  • 仲間と協力して何かを成し遂げたり苦しい練習を頑張る力が付く。
  • 自身も野球経験者で一緒にキャッチボール等したいから。

■女の子に習わせたい習い事ランキング

◆第1位 ピアノ 87票
「ピアノ」を選んだアンケート回答者からは以下のようなコメントがありました。

  • 情操教育に役立つと思うから。
  • 芸事で感性を磨いてほしいから。
  • 音楽的な素養があれば良いと思うので。
  • リズムや音感を小さい時に鍛えておけば情緒の豊かな子になる。
  • 自分もやっていて役に立ったから。
  • 感受性が豊かになりそう。
  • 諦めずにやることの大切さを教えたい。
  • 私も習っていて、弾けるので、一緒に連弾したいから。

◆第2位 英会話 69票
「英会話」を選んだアンケート回答者からは以下のようなコメントがありました。

  • 世界で生きていけるようになってほしい。
  • 国際社会に対応できるように。
  • 英語ができるなら将来的に就活に有利だと思うから。
  • 将来の仕事の選択肢を広げられると思うから。
  • これからの時代は最低限英語は必要。
  • 海外で通用するようになってほしい。
  • グローバルな社会で困らないようにしてあげたいから。
  • 社会に出たらスキルになるから。

◆第3位 水泳 57票
「水泳」を選んだアンケート回答者からは以下のようなコメントがありました。

  • 水害の多い日本にいる以上、泳げることは非常に重要。
  • 健康のため。いろいろなスポーツに活きる。
  • 自分がやって良かったと思っているから。
  • オリンピックを目指してほしい。
  • 全身を使う運動なので健康維持に丁度良さそうだから。
  • 運動能力の向上に必要。
  • 美しく健康になって欲しい。

53.75%が”1日3時間以上”スマホを使用 日本マーケティングリサーチ機構調査

 JMRO(日本マーケティングリサーチ機構)は2021年10月に、日本全国の10代~70代以上の男女を対象に「スマホ」に関するインターネットを活用した一般調査を行った。(有効回答数1174人)
株式会社日本マーケティングリサーチ機構公式サイト:https://jmro.co.jp/

【調査結果】

Q.1 あなたはスマホを持っていますか。

「あなたはスマホを持っていますか。」に対し、「持っている(93.53%)」「持っていない(6.47%)」と回答。

Q.2 スマホを1日に見る時間は平均で何時間くらいですか。

「スマホを1日に見る時間は平均で何時間くらいですか。」に対し、「ほとんど見ない(5.96%)」「30分程度(6.05%)」「1時間程度(12.69%)」「2時間程度(21.55%)」「3時間以上(53.75%)」と回答。

ℚ.3 スマホを見るのはどの時間帯が一番多いですか。

「スマホを見るのはどの時間帯が一番多いですか。」に対し、「朝6時~12時(10.48%)」「昼12時~18時(14.22%)」「夜18時~0時(61.07%)」「夜中0時~6時(14.22%)」と回答。

ℚ.4 スマホを何で使っている時間が多いですか。

「スマホを何で使っている時間が多いですか。」に対し、「アプリ、ゲーム(55.62%)」「仕事関連(9.03%)」「電話、メール(10.56%)」「動画視聴(21.47%)」「その他(3.32%)」と回答。

■調査概要
調査企画:日本マーケティングリサーチ機構
調査概要:2021年10月期_一般調査

■調査手法、期間
調査手法:インターネットでのアンケート調査
調査期間:2021年9月15日~2021年10月8日

■回答者条件
年代・性別:10代男性,10代女性,20代男性,20代女性,30代男性,30代女性,40代男性,40代女性,50代男性,50代女性,60代男性,60代女性,70代以上男性,70代以上女性
職業:公務員,経営者,個人事業主(自営業),会社員・職員(正規雇用),会社員・職員(契約、派遣),専業主婦(主夫),学生,無職
業種:美容関係,医療関係,教育関係,建築関係,サービス業,情報通信・IT業,宿泊業,飲食業,不動産業,金融・保険業,小売り・卸売り業,運輸業,電気・ガス・水道・熱供給業,製造業,鉄鋼業,石油業,化学工業,農林漁業,鉱業
居住地:北海道,青森県,岩手県,宮城県,秋田県,山形県,福島県,茨城県,栃木県,群馬県,埼玉県,千葉県,東京都,神奈川県,新潟県,富山県,石川県,福井県,山梨県,長野県,岐阜県,静岡県,愛知県,三重県,滋賀県,京都府,大阪府,兵庫県,奈良県,和歌山県,鳥取県,島根県,岡山県,広島県,山口県,徳島県,香川県,愛媛県,高知県,福岡県,佐賀県,長崎県,熊本県,大分県,宮崎県,鹿児島県,沖縄県
家族構成:1人暮らし,2人暮らし,3人暮らし,4人暮らし,5人以上
年収:~300万円未満,300万円~400万円未満,400万円~500万円未満,500万円~600万円未満,600万円~700万円未満,700万円~800万円未満,800万円~1000万円未満,1000万円以上
社会人経験:~5年未満,5年~10年未満,10年~15年未満,15年~20年未満,20年~25年未満,25年~
最終学歴:中学卒業,高校卒業,大学卒業,大学院卒業
家賃:~5万円,5~10万円,10~15万円,15~20万円,20~25万円,25~30万円,30万円以上~
既婚:子供あり:21歳以上の子供のみ,既婚:子供あり:20歳以下の子供がある,既婚:子供なし,未婚
備考:n=1174

調査会社:日本マーケティングリサーチ機構
所在地:東京都新宿区新宿6-24-20 KDX新宿六丁目ビル2F
事業内容:マーケティングリサーチ事業

株式会社イオレ調査 小学生の親800人に聞いた「学習塾・中学受験の意識調査」

 株式会社イオレ(東京・港区、冨塚 優 代表取締役社長)は、イオレが運営するグループコミュニケーションサービス「らくらく連絡網」を利用中の、小学生の子供を持つ子育て世帯833人を対象に、「お子様の学習塾・中学受験に対する意識調査」に関するアンケート調査を実施した。
 ここ数年、少子化が進んでいるにもかかわらず中学受験の受験者数は毎年増加傾向にある。またこの時期、夏休みを終え受験に向けて本格始動を始めるご家庭や入塾・転塾を検討し始める家庭も多く見られ、今後注目が高まると思われる。「塾に通っている理由は?」「入塾・転塾の時期について」などイオレで学習塾・中学受験について実施した調査結果の一部を公開した。

調査結果

  • 中学受験を予定している子どもは17.3%、塾に通っている子どもは28.0%
  • 最も入塾させたい時期は「5年生1学期」1年生から塾に通わせるご家庭も多い結果に
  • 授業形態で人気が高いのは「集団学習」!「個別学習」も3割近くにのぼる
  • 塾選びの決め手TOP3は「通いやすさ」「授業形態」「知人の口コミ」
  • 塾通いのお子さまのうち、2割近くが転塾を経験、あるいは検討している

「らくらく連絡網」の調査では、お子さまの中学受験に関して、全体の17.3%が予定している、19.2%が検討しているという結果となった。さらに塾に通っているかという質問では28%と、4人に1人以上の割合でお子さまを塾に通わせているという結果になっている。

 入塾させた、あるいはさせたいと思う時期についての質問では、「通わせる予定はない」が30.0%と最も高い一方で、人気の時期は「5年生1学期」「4年生1学期」「3年生3学期」という結果になった。新しい学年に上がるタイミングで入塾を検討する層が多い傾向になっているほか、高学年を控えたタイミングで塾に通わせたいと考える親が多いようだ。また意外にも、「1年生1学期」から塾に通わせているという方が7.0%という結果に。理由としては中学受験や学校の授業の補助的役割といった理由のほか、「幼稚園の頃から通っている」「子供の多い地域のため、1年生の時点で塾に空きがなくなるから」といった意見が見られた。

 子供を塾に通わせている理由については、最も多い回答が「中学受験を考えているから」であり、46.8%と約半数の方が中学受験を理由に子供を塾に通わせている一方で、過半数の親は中学受験以外の目的で子供を塾に通わせていることが明らかになった。次点で「学校の授業だけでは不安だから」「子どもが行きたいと言うから」などが上位にあがっている。

 現在通わせている塾に決めた理由として、「自宅からの距離や交通の便」が54.5%と最も高く、半数以上の方が通いやすさを理由に塾を決めている。その他、「授業形態」や「口コミの評判」も、子供を通わせる塾を選ぶ上で重要なポイントとなっている。また、人気の授業形態は「集団学習」が62.7%と最も高くなっている。

 すでに子供が塾に通っている方で、転塾を検討しているかについて質問したところ、5.5%が「すでに転塾した」、14%が「はい」と回答し、合わせて2割近くの方が転塾を経験あるいは検討していることがわかった。転塾の理由としては、「習ったことが身についていない」「授業のペースが合わない」「受験に特化した塾や中学に向けた勉強など、学びたい領域にマッチした塾に変更したい」などといった意見が見られた。

 子供の塾通いや習い事にかける年間の費用について質問したところ、「~10万」と答えた方が最も多く31.6%、次いで「10~20万」と答えた方が25.3%となり、塾や習い事にかける費用について過半数を超える方が20万円以下という結果となった。

 その他の調査結果を希望の方はイオレ広報(press@eole.co.jp)まで。

■「らくらく連絡網」とは
 イオレの運営する「らくらく連絡網」は、39万団体 699万人(※2021年6月30日時点)が登録する日本最大級のメーリングリストサービスです。団体の約22%は教育・学校に関する団体であり、PTAや学校の連絡網などの用途で子どもを持つ親世代にも広く活用されている。
 URL:https://www.eole.co.jp/contact/business/

【調査概要】
調査対象:小学生の子供を持つ「らくらく連絡網」の利用者
調査期間:2021年 9月28日~10月6日
調査方法:インターネット調査
有効回答数:839サンプル
※調査結果の構成比は小数点以下第 2 位を四捨五入しているため、合計しても必ずしも 100 とはなりません。

コロナ蔓延後も交通手段は変わらず、「電車」「自家用車」がメイン

 JMRO(日本マーケティングリサーチ機構)が行った、移動手段に関する一般調査によるとメインの移動手段は「電車」と「自家用車」で、コロナが蔓延後の交通手段は以前と変わらないことが明らかになった。調査は、2021年9月に日本全国の20代~70代以上の男女を対象に行われた。有効回答数1075人。

 コロナが蔓延する前と後の移動手段についての質問に対し、「電車」「自家用車」の回答が多く、「コロナが蔓延してから移動手段を変えた」と回答した人は全体の12.09%で、70%以上がコロナ蔓延後も同じ移動手段ということがわかった。
【調査結果】
Q1.コロナが蔓延する前はどの移動手段を取る事が多かったですか。
「コロナが蔓延する前はどの移動手段を取る事が多かったですか。」に対し、「電車(41.21%)」「タクシー(6.23%)」「自転車(13.49%)」「自家用車(36.00%)」「その他(30.7%)」と回答。
Q2.コロナ蔓延後、この中でどの移動手段がメインになっていますか。
「この中でどの移動手段がメインになっていますか。」に対し、「電車(31.44%)」「タクシー(5.58%)」「自転車(18.05%)」「自家用車(41.12%)」「その他(3.81%)」と回答。
Q3.コロナが蔓延してから移動手段を変えましたか。
「コロナが蔓延してから移動手段を変えましたか。」に対し、「変えた(12.09%)」「変えてない(70.88%)」「どちらでもない(17.02%)」と回答。
Q4.移動手段を変えた方にお伺いします。変えた結果安心して移動できていますか。
動手段を変えた方に「移変えた結果安心して移動できていますか。」と聞いたところ、「安心して移動できる(19.81%)」「安心して移動できない(10.33%)」「どちらでもない(69.86%)」と回答。


■調査概要
調査企画:日本マーケティングリサーチ機構
調査概要:2021年9月期 一般調査
■調査会社
日本マーケティングリサーチ機構
所在地:東京都新宿区新宿6-24-20 KDX新宿六丁目ビル2F
事業内容:マーケティングリサーチ事業
URL :http://jmro.co.jp/

デジタル・ナレッジ調査 学習塾におけるオンライン授業の導入率58%

 eラーニング専門ソリューション企業、株式会社デジタル・ナレッジ(東京・台東区、はが 弘明 代表取締役社長)が運営するeラーニング戦略研究所は、関東・中部・関西地方の学習塾の経営者や講師らを対象に、オンライン授業の実施状況に関する調査を実施し、その結果をまとめた報告書を公開した。

 その結果、オンライン授業の導入率は58%で、そのうち「コロナの感染拡大を機に導入した」が4分の3を占めることが明らかになった。報告書では、アンケート結果から見えてきた2つのポイントを解説するとともに、一度はオンライン授業を導入したものの対面授業に戻したい塾が存在する点にも注目し、なぜ対面に戻したいのかその理由を探っている。そのほかオンライン授業の実施状況や課題、今後の展望まで全61ページの報告書で詳しく伝えている。

 ※本調査を実施したのは夏休みに入る直前の2021年7月中旬。その後、感染力の高い変異株の流行拡大により学習塾でのクラスターが発生するなど事態は変わってきている。こうした事態を受け8月以降オンラインへの切り替えを行っている塾もあり、今後の動向がより一層注目される。

 ▼塾の指導タイプ別・規模別クロス分析も!詳しいアンケート結果は調査報告書の無料ダウンロードは下記URLへ
https://www.digital-knowledge.co.jp/archives/category/report/

【アンケート調査概要】
調査目的 :コロナ禍における学習塾のオンライン授業の実施状況と課題を調査する
調査期間 :2021年7月15日(木)~7月19日(月)
調査方法 :Webアンケート方式
調査地区 :東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県・愛知県・大阪府・京都府・兵庫県
調査対象 :学習塾の経営者、教員・講師、運営スタッフ 計100名

入試に出題される「SDGs」の問題傾向について、保護者の約90%が「関心がある」

SDGs小中高生の家庭のSDGsに関する意識調査

 株式会社栄光(東京都千代田区、下田勝昭 代表取締役社長)が運営する栄光ゼミナールが、2021年8月11日~25日にかけて、「小中高生の今年の夏休みの過ごし方に関する調査」を実施し、その結果を公表した。

 保護者に、「自身は「SDGs」についてどの程度関心があるか」を聞いたところ、80%以上の保護者が「とても関心がある」「やや関心がある」のいずれかに回答し、「SDGs」の関心度は非常に高いことが明らかとなった。

保護者自身は、「SDGs」についてどの程度関心がありますか。 (n=487、単一回答方式)

 逆に、保護者に「子どもに「SDGs」について関心をもってほしいと思うか」を聞いたところ、小学生保護者・中高生保護者とも95%以上が「とてもそう思う」「ややそう思う」と回答。自分の関心度よりも「子どもにSDGsに関心をもってほしい」と考えている保護者が多いことも明らかとなっている。

子どもに、「SDGs」について関心をもってほしいと思いますか。(n=487(うち小学生保護者 218、中高生保護者 269)、単一回答方式)

 保護者に「自身の子どもは『SDGs』という言葉を知っているか」を聞いた。小学生保護者・中高生保護者とも、80%以上が「知っている」と回答。保護者に加えて多くの小中高生にも「SDGs」が浸透していることがわかる。

子どもは、「SDGs」という言葉を知っていますか。(n=487(うち小学生保護者 218、中高生保護者 269)、単一回答方式)

 では、そのきっかけは何か? 「子どもが『SDGs』を知っている」と回答した保護者に、きっかけを聞くと、小学生保護者・中高生保護者ともに最も多かったのは「SDGsについて学校で学んだ」こと(小学生保護者65.7%、中高生保護者79.9%)。学校の影響が大きいことが見受けられる。

 また、「SDGsに関するニュースを見たり聞いたりした」ことがきっかけになったのは、小学生・中高生も半数以上(小学生保護者53.6%、中高生保護者57.6%)いることが分かった。

子どもが「SDGs」を知ったきっかけは何ですか。(n=405(うち小学生保護者 181、中高生保護者 224)、総回答数 828、複数回答方式(あてはまるものすべて))

 学校の授業についても聞いた。

「子どもが通っている学校で、これまでにSDGsを取り扱った授業があったか」の質問に、小学生保護者の49.1%、中高生保護者の59.5%が「授業があった」と回答した。

 この結果に対して、栄光ゼミナールは、「小学校では2020年度から、中学校では2021年度から、高校では2022年度導入の新学習指導要領では、「持続可能な社会の創り手の育成」が明記されており、教科書でも取り上げられるなど、学校においてSDGsの授業や取り組みの機会が増えていると考えられる」と分析している。

これまでに学校で SDGs を取り扱った授業はありましたか。
(n=487(うち小学生保護者 218、中高生保護者 269)、単一回答方式)

 中学・高校・大学入試に関する質問も聞いている。「入試に出題される「SDGs」の問題傾向について、保護者自身はどの程度関心があるか」を聞いたところ、小学生保護者・中高生保護者の約9割が「とても関心がある」か「やや関心がある」のいずれかを答えており、入試から見たSDGsの関心度も非常に高いことが明らかとなった。

中学・高校・大学入試に出題される「SDGs」の問題傾向について、 保護者自身はどの程度関心がありますか。(n=487(うち小学生保護者 218、中高生保護者 269)、単一回答方式)

 自由回答式でSDGsに関して、家庭で子供と一緒に取り組んでいることも聞いている。

・フードロスを減らすための取り組みをしているプロジェクトをクラウドファンディングで支援している。

・ネガティブな内容のニュースが報じられるたびに、SDGs の観点で足りなかったことがあったからこの結果になったのではな いか、という話をしている。

 などの答えがあった。

 年々、入試でSDGsに関する問題の出題は増加している。栄光ゼミナール中学入試社会科責任者は、

「ご家庭での日常会話の中で、学んだことを子供から聞いたり、関連する日本や世界のニュースを話したりなど、大人も子供も一緒にSDGsについて学んでみてはいかがでしょうか。多くの情報に触れ、興味を広げて考えることが入試対策にもつながります」とコメントしている。

〈調査概要〉

調査対象:小学1年生~高校3年生の子どもを持つ栄光モニター会員(栄光ゼミナール・栄光の個別ビザビ・大学受験ナビオに通塾する保護者)

調査方法:インターネット調査

調査期間:2021年8月11日(水)~8月25日(水)

回答者数:487 人(小学生保護者:218人、中高生保護者:269人)

〈詳細〉

https://www.eikoh.co.jp/upimgs/2109SDGs.pdf

LINE 調査 勉強が「好き」な高校生は3割超、好きな教科では「数学」「体育」「音楽」が上位にランクイン

 LINE株式会社は、同社が保有する約552万人の国内最大級のアクティブな調査パネルを基盤とした、スマートフォン専用のリサーチプラットフォーム「LINEリサーチ」を運営している。LINEリサーチでは、日本全国の高校生を対象に、勉強が好きな人・嫌いな人の割合や、好きな教科・苦手な教科などについて調査をし、その結果を発表した。
※調査結果の詳細はLINEリサーチの調査メディア「リサーチノート」で閲覧できる。
https://research-platform.line.me/archives/38598170.html

■勉強が「好き」な高校生は3割超。女子高生と比べて男子高生の割合がわずかに高い結果に
 高校生に、学校の授業だけでなく塾や自分でする勉強などもすべて含め、勉強が好きかどうか率直な気持ちを聞きいた。

 全体で「好き」という回答が8%、「どちらかといえば好き」が26%で、合わせると34%の高校生は「勉強が好き」ということがわかった。一方で「どちらかといえば好きではない」が39%、「好きではない」が28%で、合わせると66%の高校生が「勉強が好きではない」という結果になった。
 また男女別にみると、男子高生のほうが「勉強が好き」の割合がやや高くなっている。

■好きな教科/科目の全体TOP3は「数学」「体育」「音楽」​
 代表的な教科/科目の中から、高校生が好きな教科/科目について聞いた。

 全体では「好きな教科/科目はない」との回答が5%で、ほとんどの高校生はなんらかの好きな教科/科目があることがわかった。
 全体TOP3は「数学」「体育」「音楽」という結果だった。全体2位の「体育」は、男女ともに2位にランクインしている。全体の4位以降は、「国語(国語表現、現代文、国語総合など)」「英語」「情報」と続いた。

 男女別にみると、女子高生の1位は「音楽」、男子高生の1位は「数学」がランクイン。「数学」「化学」などの理系科目は女子高生よりも男子高生の割合が高く、「音楽」「美術」「家庭科」といった科目は男子高生よりも女子高生の割合が高い傾向がみられる。また、社会情報・情報科学・プログラミングなどの「情報」も男子高生の割合が高くなっている。一方、全体4位の「国語」は女子高生3位、男子高生5位と女子高生のほうが好きな人が多いということもわかった。
 過去の高校卒業後の進路に関する調査( https://research-platform.line.me/archives/36132149.html#2 )で、希望する学部についても女子高生は文学部、男子高生は工学・情報工学部がTOPにランクインしていた。

■苦手な教科/科目の全体TOP2は「数学」「英語」
 代表的な教科/科目の中から、苦手な教科/科目を聞いた。

 全体では「苦手な教科/科目はない」との回答が2%となっており、ほとんどの高校生がなんらかの苦手な教科/科目があることがわかった。
 全体TOP2は、「数学」「英語」で、約半数の高校生が苦手と感じている。それぞれ、男女別でもTOP2にランクインしており、特に女子高生では「数学」が苦手な人が約6割と高い割合だ。

 男女別にみると、全体的に女子高生のほうが苦手な教科/科目を選ぶ割合が高くなっているが、「国語」については、男子高生のほうが苦手と答えた人の割合がやや高くなっている。古文・漢文などの「古典」については、男女ともに約4割と高く、全体でも3位にランクインした。
 数学のほか、「化学」「物理」などの理系科目に苦手意識を持っている人の割合は、男子高生よりも女子高生のほうが高くなっている。
 前のトピックで男子高生の好きな教科/科目では理系科目が上位でだったが、苦手な教科/科目でも上位にランクインしている。男子高生で好きな教科/科目1位は「数学」だったが、苦手でも2位にランクインした。

■将来役立ちそうと思う教科/科目のTOPは?男女共通で「英語」
 代表的な教科/科目の中から、「将来役立ちそう」と思う教科/科目を聞いた。

 全体TOPは「英語」で、女子高生・男子高生でもそれぞれTOPとなった。「英語」は前のトピックで苦手な教科/科目でも上位となっていたが、「役に立ちそう」と思っている人は多いようだ。全体2位は、社会情報・情報科学・プログラミングなどの「情報」だった。将来役立つと考える高校生は多いようで、女子高生・男子高生ともに2位にランクインしている。全体3位は、「政治・経済」がランクインした。

 3位以降をみると、「家庭科」が女子高生では3位、男子高生では7位にランクインしている。
 また、男子高生では「数学」が4位にランクイン。そのほか、「保健」が女子高生7位、男子高生8位にランクインした。

■長期休み中の宿題や課題、やるタイミングは?「休み中の思いついたときだけやる」タイプがTOP
 高校生に今年のことだけではなく、昨年より前のことも含め「夏休みや冬休みなどの長期休み中の宿題/課題をやるタイミング」について、あてはまるタイプを聞いた。

 全体でもっとも高かったのは、「休み中の思いついたときだけやる」派。女子高生では4割弱、男子高生でも3割強と高い割合の回答だった。次に高かったのは、「休みの終わりが近づいてからやりはじめる」という駆け込み派。こちらは男女ともに約2割が回答している。「毎日コツコツ少しずつ進めていく」「休みに入って早めにやりはじめる」人よりも、思いついたときにやる、または後半に追い込まれてからやる人のほうが多数だということがわかった。

 男女別にみると「毎日コツコツ少しずつ進めていく」というコツコツ派は、女子高生よりも男子高生のほうがやや高くなっている。逆に「休みに入って早めにやりはじめる」というスタートダッシュ派は、男子高生よりも女子高生のほうが高い割合。そのほか、「休みの真ん中ごろにやりはじめる」派については、男女ともにあまり差はなく1割強だった。

LINEリサーチでは、今後も国内最大級のアクティブな調査パネルを基盤に、様々な調査を定期的に実施していく。

【調査について】
LINEユーザーを対象にしたスマートフォンWeb調査
調査対象:日本全国の高校1年生~3年生の男女
実施時期:2021年8月3日
有効回収数:1043サンプル