Category: 塾ニュース

使用済み医療機器のリサイクル法研究  佐賀大

佐賀大学は使用済み医療機器を適正にリサイクルするための処理手順について研究を始める。佐賀県医療センター好生館(佐賀市)、佐賀県と共同で研究を始める。医療機器に含まれる有害物質を安全に処理し、レアメタルなどの資源を有効に再利用するのが狙い。5月に開いた好生館の旧病院内にある不要な大型機器の処理を対象にする。

教育再生実行会議 高校・大学教育の方向性を議論

政府の教育再生実行会議は8月23日会合を開き、高校・大学教育の今後の方向性を議論した。安倍晋三首相は冒頭で「大学入試を含めた教育プロセスをより良いものにしていく視点が不可欠だ」と述べた。9月に予定される次回会合では、高大接続や大学入試制度の見直しについて協議する。会合では、委員から、大学教育について「細分化し専門教育に偏りすぎている。リベラルアーツ(教養)教育を中心に据え、幅広い知識を持った社会人を育てるべきだ」などの指摘があった。

LINE9党がアカウントを閉鎖 公明は継続

9党が無料通話・メールアプリ「LINE」のアカウントを閉鎖、公明は継続した。ネット選挙が7月の参院選で解禁され、無料だったことから10党が情報発信のためアカウントを開設したが、15日から高額の登録料が発生したため。ラインは、互いに携帯電話番号などを知っている仲間うちの情報伝達手段として普及。不特定多数の利用者が情報を発信するツイッターやフェイスブックよりも誹謗中傷を避けられる利点がある。10党から情報を受ける登録者「友だち」は延べ50万人に上った。

ベネッセが教育IT系ベンチャーの企業向けのラボ「EdTech Lab (β)」を渋谷にテストオープン

ベネッセコーポレーション(岡山市、明田英治社長、以下、ベネッセ)は、教育IT関連のスタートアップ企業(IT系ベンチャー企業や起業を目指す人)が自由に活用できる場「EdTech Lab (β)」(以下、エドテックラボ・ベータ)を、渋谷にテストオープンしたと発表した。8月28日(水)にはオープンを記念したイベントが開催される。

同ラボでは、スタートアップ企業やその関係者が日々の「ミーティング」「打ち合わせ」「開発」等を行う場所として、またユーザーを招いた「ユーザーインタビュー」「ユーザーミーティング」などのイベント会場として無料で利用できる場として提供され、8月よりテストオープンしている。約2ヶ月間のテストオープン期間を経て、10月に正式オープンする予定だ。

8月28日のオープニングイベントでは、スタートアップ企業やその関係者を対象に開催される。「日本でこれから流行りそうな教育スタートアップのネタ、全部教えます!~シリコンバレー最新レポート~」と題し、ベンチャーキャピタリストの佐俣アンリ氏を迎え、特別対談を行う。

イベントの開催日時は、2013年8月28日(水) 19:00~21:00 *受付18:30開始、費用は無料で、定員は40名。専用ページから申し込むことができる。

ベネッセの「EdTech Lab (β)」(エドテックラボ・ベータ)(エドテックラボ・ベータ)

全日本学習塾連絡会議が『教育ネット要覧』の出版を記念して祝賀会・報告会・懇親会を開催

全日本学習塾連絡会議(坂田義勝代表幹事)は、9月22日(日)、今年6月に刊行された『私塾・私学・企業 教育ネット要覧』《第13集》(佐藤勇治編集長)の出版を記念して祝賀会および報告会を、アルカディア市ヶ谷(私学会館)にて開催される。第1部の祝賀会および報告会は、15時より同会館の6階「阿蘇・霧島」で行う。17時30分からは「感謝の夕べ」として3階「富士・西」で懇親会を開催する。第1部の参加費は無料、第2部の参加費は1人1万円。

当日は、多くの私塾や私学の関係者が出席するほか、下村博文・文部科学大臣の特別講演も予定されている。また、この会に参加すると『私塾・私学・企業 教育ネット要覧』《第13集》が無料で贈呈される。

〔問い合わせ・申し込み〕
教育ネット要覧編集長 佐藤勇治
TEL.042−482−1481  FAX.042−483−1618

参加希望者に申込書が送られる。

「はだしのゲン」閲覧制限要請 文科相「法令上問題ない」

下村博文文部科学相は8月21日の閣議後会見で、松江市教育委員会が、「はだしのゲン」を子供が自由に閲覧できない措置を取るよう市内の全市立小中学校に求めていたことについて「学校図書の取り扱いについて学校に指示するのは、教育委員会の通常の権限の範囲内。学校図書館は子供の発達段階に応じた教育的配慮が必要。一般的な表現の自由に反することには当てはまらない」と述べ、法令上問題ないとの見解を示した。

昭和女子大「飛び入学」試験取りやめ

昭和女子大(坂東真理子学長、東京都世田谷区)が来年度から「飛び入学」試験を取りやめる。国内では6大学が飛び入学を実施しているが、撤退は初めて。同大では付属高校の3年生が大学の授業を聴講できる制度がある。飛び入学制度は、こうした大学での学びの機会を学外にも広げる目的があった。同大は就職率の高さなどで人気だが、飛び入学の志願者・合格者は08年度の1人だけ。13年度も人間文化など3学部で若干名を募集したものの、志願者はいなかった。ただ、制度面などの環境が整えば、再開する可能性もあるという。

マイクロソフトのバルマーCEO退任直後に株価上昇

米マイクロソフトのスティーブ・バルマー最高経営責任者は8月23日、1年以内に退任すると発表。後任はまだ指名されていないが、選定作業には同社の共同創業者のビル・ゲイツ会長も参加する。バルマー氏は2000年にゲイツ会長の後任としてCEOに就任。しかし、同社の時価総額は、ここ10年で半分以下にまで下落。特に、急成長するモバイルソフト・デバイスの分野でアップルやグーグルの後塵を拝しており、モバイル・コンピューティング革命を予測できなかったとの発表を受け、マイクソロソフトの株価は7%近く上昇した。

青森・八戸で「不登校フォーラム」開催、9月1日 全国学習塾協会

公益社団法人全国学習塾協会は、9月1日(日)小・中・高の不登校となった子どもへの向き合い方や、その子どもたちの進学に関する問題について、各家庭における情報交換を目的として、「’13 不登校フォーラム in 八戸」を青森県八戸市の八戸ポータルミュージアム「はっち」で開催する。不登校、そしてニートに対する対応の一層の充実に向けて公開討論会を行うほか、個別相談会を行う。

公開討論会では、古川学園中学・高等学校の俣野聖一教頭がコーディーネーターを務め、セルフカウンセリング教育研究会代表で、東京学芸大学・特命教授の大熊雅士氏、志学塾の畑山篤塾長、日本航空高等学校の篠原雅成校長の3名がパネリストとして登壇する。

当日パネリストとして参加し、このフォーラムの事務局長も務める畑山氏は、高校を中退した子どもたちに向けて「20歳までに進路の再構築をと願っています。フォーラム当日は、不登校問題に悩む家庭にぜひ参加して欲しい」と語る。

文科省の調査では、進路のミスマッチが高校中退事由の約73%にものぼると言われており、青森県南部に限っても毎年数百人の高校生が中退している(畑山氏)という。

このフォーラムの問い合わせ、申し込みは「’13 不登校フォーラム in 八戸」実行委員会事務局(志学塾内/TEL.0178-47-2225、FAX.0178-47-4303、14:00〜21:00)まで。

2013不登校フォーラムin八戸チラシ

ベネッセ、中国やインドネシアで学習塾

ベネッセホールディングスは、通信教育を展開する中国で新たに幼児向け学習塾を開設。インドネシアでも小学生向け学習塾を試験的に始めており、100~200教室まで広げる方針。国内の教育市場が頭打ちとなるなか、2017年3月期末の海外売上高比率を現在の約2倍の25%まで引き上げる計画だ。中国・上海ではベネッセHDの現地法人(上海市)がこのほど1~3歳向けの学習塾を開いた。国内の通信教材「こどもちゃれんじ」に基づいた授業を実施。読み聞かせだけでなく、歯磨きやトイレの使い方などの生活習慣も指導する。