Category: 塾ニュース

関西圏の大学などが開倫塾へ視察

8月19日(月)、開倫塾本部(群馬県足利市)にて、同塾の経営品質向上の取り組みを紹介するべく、学校法人ならびに企業からなる視察団を受け入れ、「経営品質研究会」が開催された。この研究会は、開倫塾の普段の取り組みに興味を抱いた公益社団法人関西生産性本部より依頼を受けて実現した。

開倫塾の塾長、林明夫氏による講演を中心に、卓越した業績を目指している同塾の教育経営品質向上の取り組みを、多くの事例を紹介した。同塾の成り立ちや、経営方針、目標などを説明。中でも際立ったのが、塾長のリーダーシップにおいて、社内、同業他社、異業種のベストプラクティスのベンチマーキングの実践紹介だ。

塾長の林氏は、ただ単純に生徒募集をするために広報活動するといった場当たり的な手法ではなく、本質的な経営手法について熱く語った。参加者からの積極的な質問も飛びだし、最後まで熱気溢れる勉強会となった。

8月19日に開催された開倫塾経営品質研究会

 

リソー教育グループが組織再編 「インターTOMAS」「プラスワン教育」を新設、ほか2社を商号変更

リソー教育グループは、9月2日開催した取締役会において、グループの組織再編を行うことを発表した。今年10月を目途に、マンツーマン英語スクール「インターTOMAS」と100%子会社の「株式会社リソー教育企画」のインターTOMAS営業部門を分割し「株式会社インターTOMAS」として分社化した。また、人格情操合宿教育事業部門「スクールツアーシップ」を分社化し「株式会社プラスワン教育」を新設する。そして「株式会社リソー教育企画」の商号は「株式会社TOMAS企画」に、「株式会社日本エデュネット」の商号は、10月2日付(予定)で「株式会社スクールTOMAS」へとそれぞれ変更する。

分社化の手続きは、「会社分割制度」の簡易新設分割の手続きに則り実施する。9月末までに開催する取締役会で「分割計画書」を承認して正式決定する。昨年6月下旬に、同社前代表取締役の宮下秀一社長の急逝により、急遽、岩佐会長が臨時で社長に着任したが、今回改めて後継者育成のための人事を実行するために、大幅な組織再編に踏み切った。

同社では、後継者育成を「重要かつ不可避の大課題」として、現会長の岩佐会長の現役力が有効なうちに新体制の人事を固めたい考えだ。そのため、すべての会社で岩佐氏が会長を務め、新社長をサポートする。それぞれの会社の社長にそれぞれ以下の通り就任する。

  会 社 名 新 役 職 名 氏 名  旧 役 職 名
株式会社リソー教育代表取締役社長伊東 誠専務取締役
株式会社伸芽会代表取締役社長伊東 誠 (現任)
株式会社名門会代表取締役社長大森 喜良専務取締役
株式会社スクールTOMAS
(旧:日本エデュネット)
代表取締役社長菊池 旬悦元伸芽会社長
株式会社TOMAS企画
(旧:リソー教育企画)
代表取締役社長上田 真也取締役局長
株式会社インターTOMAS
(新設)
代表取締役社長佐々木 一好専務取締役
(旧:リソー教育企画)
株式会社プラスワン教育
(新設)
代表取締役社長伊東 誠 (新設)

文科省、2014年度予算の概算要求 土曜授業推進に20億円

2014年度予算の概算要求では、子供の学力を向上させるため、学校の土曜授業やIT化を進める施策が盛り込まれた。文部科学省は小中高校の一部 で始まっている土曜授業を推進するため計20億円を計上。

国公私立350校をモデル校に指定し、体験活動や英語教育などのカリキュラム開発を助成する方針 だ。月1回程度実施で、学力向上の効果を検証する。今秋にも省令改正し、自治体の判断で土曜授業を導入できるようにし、学校が地域から講師役を選ぶ取り組 みも支援する。

大阪府立・市立高再編案 大阪府教委、18年度までに7校減

大阪府立高と大阪市立高について大阪府教育委員会は、5年後の2018年度までに7校程度減らす再編計画案を、30日の教育委員会議で提示した。具体的な校名は挙げず、府・市教委が志願状況などを見極めながら検討する。

府内の公立中学校卒業生は来年度の約7万7千人から、18年度には6千人程度減る見通し。現在は府立138校、市立20校があり、今年度末に市立高が3校再編されるなどして計155校となる予定。計画案は府市の両議会や来月の教育委員会議で議論される。

図書館の数、6.04館の山梨が首位 全国平均は2.53館

日本図書館協会によると、人口10万人当たりの公立の図書館の数が最も多い都道府県は、6.04館の山梨県が首位。もともと図書館が多かったうえ、市町村の合併後も統廃合されなかったという。次いで長野、富山、島根が続く。

最も少ないのは神奈川県の0.91館で、全国平均は2.53館。全国の図書館の数は2012年4月時点で3214にのぼる。1960年に調査を始めて以降、その数は増え続けており、図書館の存在感は増している。

リソー教育 伊東誠専務が社長に昇格

株式会社リソー教育は9月1日、伊東誠専務が2日付で社長に昇格する人事を固めた。創業者の岩佐実次会長兼社長は代表権のある会長職に専念する。 2012年6月に宮下秀一社長が死去したことに伴い、岩佐会長が社長を兼務してきた。伊東氏は個別指導塾や幼児教室を増やすなど業容拡大に貢献してきた。

リソー教育・伊東誠氏
伊東 誠氏(いとう・まこと)1987年慶大法卒、89年アットホーム入社。93年日本教育公社(現リソー教育)入社。01年取締役、04年常務、06年専務。長野県出身。

 

 

 

ひきこもりの支援環境より良くするため、立教大の大石幸二教授らが講演 9月14日に五反田でセミナー

不登校やひきこもり、発達障害の子どもを抱える家庭のために全国31ヶ所に相談窓口を開設し、ひきこもりから立ち直るための支援を必要とする人たちが、十分な支援を受けられるよう訪問支援などを行っている、一般社団法人ひきこもり支援相談士認定協議会は9月14日(日)、「ひきこもり支援士全体セミナー」をアリアル五反田駅前会議室で開催する。

このセミナーは、ひきこもりの支援環境より良くし、支援者の学びの場となるよう、日本における発達心理学の第一人者である立教大学の大石幸二教授のほか、学校法人鹿島学園高等学校の大森伸一副理事長と第一学院高等学校の生駒富男理事長が講演を行う。

文科省の学校基本調査(2012年)によると、中学生で不登校の生徒は、全国平均で2.57%(小学生は0.31%)で、91,262人に上る。また、ニート状態の若者は、2002年(平成14年)以降60万人台で推移している。

問い合わせは、一般社団法人ひきこもり支援相談士認定協議会(TEL.0123-42-5000、担当:事務局長 沖西)まで。

  • 「ひきこもり支援相談士 全体セミナー」開催概要
  • 開催日:9月14日(日) 12:45-16:45
  • 主催:一般社団法人ひきこもり支援相談士認定協議会
  • 会場:五反田駅前会議室(東京都品川区西五反田1-2-9 アリアル五反田駅前ビル)

〈タイム・テーブル〉
12:00〜 会場・受け付け開始
12:45〜 開会挨拶
12:55〜 講演「ひきこもり・不登校支援への取り組み」
鹿島学園高等学校 副理事長 大森 伸一 氏
14:10〜 講演「不登校支援と学校教育について」
第一学院高等学校 理事長 生駒 富男 氏
15:25〜 講演「ひきこもり・不登校支援において、大切にすべきこと」
立教大学 現代心理学部 教授 大石 幸二 氏

一般社団法人ひきこもり支援相談士認定協議会ウェブサイト
http://www.khj-hsc.org/

全国学習塾協会の「塾の日シンポジウム2013 in TOKYO」浅草で 10月14日

公益社団法人 全国学習塾協会(安藤大作会長)は10月14日(月•祝)、浅草ビューホテルにて「塾の日シンポジウム in TOKYO」を開催する。「塾の日」は、同協会が1988年に制定したもので、学習塾を正しく認識してもらい、学習塾の声や社会に反映させることを目的としている。

この「塾の日シンポジウム」は、学習塾と私学•企業•消費者の皆様がともに学習を通じて未来の人材育成を図ることを社会にアピールする象徴的なイベントとして毎年開催している。今年のテーマは「未来─塾と子供と教育と、日本と世界と我々と、日本と世界と我々と─ LAST 25YEARS NEXT25YEARS」。同協会の設立25周年、公益社団法人への移行記念も兼ねて開催する。

第1部では、塾の日記念式典において永年にわたり研磨を重ねて業界の信頼確保に貢献した学習塾事業従事者ならびに優秀塾生、全国読書作文コンクールの最優秀賞授賞の子どもたちを表彰する。第2部のシンポジウム「国際化に向けて私達は何を学べばよいか?」では、グローバル化してゆく現代において、社会はどのような人材を求めているのかを考える機会とし、参議院議員で国際政治学者の顔を持つ猪口邦子氏をメインゲストに迎える。最後の第3部の懇親会では「TOKYO流おもてなしスタイル」と題し、塾関係者を中心とした親睦の場を提供する予定。

 

  • 〈塾の日シンポジウム2013 in TOKYO〉開催概要
  • 主催:公益社団法人全国学習塾協会
  • 後援:経済産業省
  • 日時:2013年10月14日(月•祝) 13:30〜19:00
  • 会場:浅草ビューホテル
  • 参加対象:教育関係者、保護者、出版関係者、マスコミ関係者、学習塾関係者他
  • 問い合わせ:公益社団法人全国学習塾協会 本部事務局(Tel.03-5996-8511)まで

 

130830塾の日シンポジウム

エデュケーショナルネットワーク 大阪で中学入試情報セミナー、9月19日に

株式会社エデュケーショナルネットワークは、「中学入試情報セミナー」を9月19日(木)に、AP大阪駅前 梅田1丁目(東京建物梅田ビルB2/APホール)で開催する。講師は、エデュケーショナルネットワークの藤川享氏が務め、2014年度関西地区の入試全体の傾向や入試日程の位置取り変更状況、入試制度変更校の紹介など、私立中学入試の展望を語る。

同セミナーの受講料は、エデュケーショナルネットワークの会員は 1名につき20,000円、一般は1名につき30,000円、2名以降は会員・一般1名10,000円。
申し込み・問い合せは、株式会社エデュケーショナルネットワーク(Tel.06-6136-1113)まで。

  • 中学入試情報セミナー
  • 2014 関西地区/私立中学入試の展望
  • 日時:9月19日(木)10:00-11:40
  • 会場:AP大阪駅前 梅田1丁目(東京建物梅田ビル B2F/APホール)
  • 受講料:会員/1名 20,000円、一般/1名 30,000円  ※2名から、会員・一般とも、1名10,000円
  • 申込・問い合わせ:株式会社エデュケーショナルネットワーク Tel.06-6136-1113

愛媛県 地元志向強く半数が県内大学進学

愛媛県内の学校に進学した割合は半数近く、自宅から通う学生も3人に1人といずれも過去最高で、進学する高校生たちの地元志向が強まっていることがうかがえる愛媛銀行の調査研究部門・ひめぎん情報センターは大学生らの教育費に関するアンケート結果をまとめた。進学した学校の所在地は県内47%、近畿16%、中国11%の順。県内の割合はこれまで最高だった2002年の42%から5ポイント上がった。学生の住まいは一人暮らしが最多の49%だが、自宅も35%に上った。