Category: 塾ニュース

愛媛県 地元志向強く半数が県内大学進学

愛媛県内の学校に進学した割合は半数近く、自宅から通う学生も3人に1人といずれも過去最高で、進学する高校生たちの地元志向が強まっていることがうかがえる愛媛銀行の調査研究部門・ひめぎん情報センターは大学生らの教育費に関するアンケート結果をまとめた。進学した学校の所在地は県内47%、近畿16%、中国11%の順。県内の割合はこれまで最高だった2002年の42%から5ポイント上がった。学生の住まいは一人暮らしが最多の49%だが、自宅も35%に上った。

NPO塾全協東日本ブロック主催の私立中高進学相談会に139校が参加 9月8日に新宿で開催

NPO法人 学習塾全国連合協議会(塾全協 東日本ブロック)は、「第34回 私立中高進学相談会」を9月8日に新宿NSビルで開催する。首都圏の139校の私立学校が、受験生や保護者からの個別相談に応じる。また、森上展安氏と四谷大塚入試情報センターによる2014年度の私立中入試の注目点の合同ディスカッションや、安田理氏の公立中高一貫校の入試動向の分析などの講演も予定している。

会場では、協力企業・団体による最新入試資料の無料配布のほか、先着2000名に合格グッズがプレゼントされる。予約不要で入退場も自由だ。

問い合わせは、東日本ブロック新学対策局(日本私学通信社内、Tel.04-7163-4601、eメール:n_shigaku@ybb.ne.jp、担当:稲葉)まで。

  • 〈第34回 私立中高進学相談会〉開催概要

中学入試セミナー:
・11:30~12:10「2014年 中学入試の注目点」森上教育研究所・四谷大塚入試情報センター合同ディスカッション
・14:00~14:40「2014年 公立一貫校入試の動向」安田教育研究所による分析

高校入試セミナー:
・12:20~13:00「私立・都立入試はこうなる」新教育研究協会
・14:50~15:30「私立・都立入試はこうなる」進学研究会

私立中高進学相談会

千葉大生 男子は趣味、女子は学問

千葉大生を対象にしたアンケートから、「男子学生は趣味やサークルを重視、女子学生は勉強をしっかりと」こんな学生気質が浮かんできた。学生生活をどう過ごしているかについては、「趣味に多くの時間を割く」と答えた男子学生は63,8%で、女子の48,7%を大きく上回った。また「部活・サークル活動を思い切りやる」と答えた男子も70,0%で、女子の64,5%より高かった。 一方、勉強についての質問では、「興味のある学問を専門的に深める」と答えた女子学生は58,3%で、男子の48,8%を上回った。

阿奈氏が「勉強法革命」について語る 新学フォーラムで教育講演会

──阿奈靖雄氏「プラス思考の習慣で道は開ける」の著者

新学フォーラム(千葉県船橋市、西口正代表)はこの夏に教室を2倍に増床し、個別指導としては津田沼地区最大級となった。これを記念して、エース教育総研の青木清代表と、著書「プラス思考の習慣で道は開ける」が50万部を超えるベストセラーとなっている阿奈靖雄氏を講師に迎え、8月18日に教育講演会を行い、新学フォーラムの生徒・保護者ならびに教育関係者およそ50名が集まった。

エース教育総研の青木清代表

エース教育総研の青木清代表

青木氏は、「わが子を伸ばす、家庭教育」と題し、親の役割と責任、上手な親子の接し方、子供の意識国際比較など多岐にわたる興味深い話題に触れ、参加者を魅了した。

 

阿奈康雄氏

聖光学院のメンタルトレーナーとしても活躍した阿奈康雄氏

続いて講演した阿奈氏は、高校野球「夏の甲子園大会」で7年連続出場の聖光学院のメンタルトレーナーとして活躍した経歴を持つ。球児たちの「底ヂカラ」を鍛える一方で、学習塾の受験生のメンタルトレーナーとしても活躍している。

この日は、「勉強法革命」を講義し、暗記力、理解力が高まる「呼吸体操」のメソッドを受験生に伝授した。科学的データをもとにした学力UPのメソッドで、画期的な効果が出るといい、「全国の学習塾に、この画期的「勉強法」を伝播させていきたい」と述べた。

自民党、学生を対象にインターンシップ開始

自民党は8月21日、地方大学などに在籍中の学生22人を対象にインターンシップ(就業実習)を始めた。政治や自民党への関心を持ってもらうのが目的。9月13日まで、党所属議員の事務所で秘書業務を手伝うほか、首相官邸や靖国神社などを見学する。

スカパーなど放送50社「日本チャンネル」アジアで開拓

スカパーJSATはフジテレビジョンなど日本の放送会社約50社と連携し、アジアで現地語による日本番組専門チャンネルを開始する。インドネシアの有料放送最大手MNCスカイビジョン(現地の有料放送シェアの8割を握り、約250万世帯が加入)と衛星放送チャンネルの利用に向け最終調整に入った。インドネシアで2014年1月にも放送を始め、ミャンマーやタイなどアジア諸国に順次広げる。日本の番組を売り込むためのショーケースと位置付け、有力放送局が共同で映像コンテンツ分野でも急拡大するアジア市場を開拓する。

大統領に給与支払いを訴え 無給インターン

ホワイトハウスの元インターンたちがオバマ大統領に対し、正当な対価の支払いを求めるキャンペーンを始めた。キャンペーンは9月2日の祝日に開始され、オバマ大統領が給与支払いの前例を作って政府機関や民間企業に手本を示すべきだと訴える。「この国には最低賃金を定めた法律があるのに、インターンというだけで除外されるのはおかしい」と主張。オバマ大統領が最低賃金の引き上げを唱えていることを引き合いに、「ホワイトハウスに誠意があるなら、無給のスタッフを抱えながら最低賃金を追求することはできないはず」と訴える。

静岡県 大学への飛び入学、農工業や芸術分野も

高校から大学への飛び入学の在り方などを検討している静岡県の委員会(委員長=有馬朗人・静岡文化芸術大学理事長)は8月21日、川勝知事に中間まとめを提出した。

 中間まとめでは、数学や物理といった従来の分野に加え、
 〈1〉農業や工業、芸術などの分野で特に優れた資質を有する者
 〈2〉高校2年生で学力・能力が大学の求める水準に達している者
 ――を静岡型の飛び入学の対象としている。

 今後、高校生や保護者の意識調査を行い、来年3月頃に最終提言を行う方針。

オープンキャンパス  ミスマッチ解消の契機に

オープンキャンパスは1990年あたりから始まり、今では国公私立のほぼすべての大学が実施している。講演会や公開授業、キャンパスツアー、進学相談会、保護者向けの説明会、就職活動や資格取得についての説明会など内容は盛りだくさん。たった1日の経験で、入学後のすべてがわかるわけではないが、ある程度明確な目的をもってオープンキャンパスに参加すれば、得られるものがあるのも事実だ。入学してから「こんなはずではなかった」とミスマッチに悩まないためにも、せっかくの機会をうまく活用してほしい。

MOOCで世界へ発信 東大

東京大学が今秋、ウェブ上で講義を無料配信する大規模公開オンライン講座(通称ムーク)に日本勢で初の配信を始める。ムークの主な提供サイトは米国に三つある。東大が参加するコーセラは、442万人超の受講生を集めるベンチャー企業。素粒子物理学で著名な村山斉特任教授の「ビッグバンからダークエネルギーまで」を9月3日(米時間)、藤原教授の講義を10月15日(同)に始める。2講座の7月末時点の登録者は計4万人。京大も来春からマサチューセッツ工科大などが設立した教育機関エデックスで講義を配信予定。