Category: 塾ニュース

英語教育改革、中教審諮問へ 下村文科相

下村博文・文部科学相は、小中高校の学習内容や時間を定める学習指導要領の全面改訂について、11月20日にも中央教育審議会に諮問する。諮問では、文科省の有識者会議が小学5年生からの英語の教科化や「読む」「書く」「聞く」「話す」の4技能をみる民間試験の入試への活用を求めたのを受け、英語教育を小中高校を通じて改革することを検討事項としてあげる。文科省は最短で2016年に答申を受け、20年度からの実施をめざす。

神奈川県 子供のネット接続器、最も所持率が高いのはゲーム機

神奈川県の横浜、川崎、相模原の3政令指定市が初めて共同で調査し、県内の小中高生のネット利用の実態が明らかになった。ゲーム機やスマートフォン、パソコン、携帯音楽プレーヤーなど、ネットに接続できる何らかの情報通信機器を96・6%の子どもが使っていることがわかった。最も所持率が高いのがゲーム機で59・8%。スマートフォンは小学生が29・1%、中学生で50・8%、高校生では90・2%が使っている結果となった。

都教委調査 基礎学力は向上

東京都教育委員会は11月13日、7月に小学5年生と中学2年生を対象に実施した学力調査の結果をまとめた。各教科の平均正答率は小5で国語74%、算数61%、社会69%、理科65%。中2で国語59%、数学53%、英語53%、社会56%、理科50%だった。小5は国語・社会・理科、中2は数学・社会・理科で昨年度より正答率が上がったという。基礎的な問題ではおおむね学力の向上がみられたが、応用問題では各教科で正答率が低い傾向にあり、思考力を育む授業への改善など課題が残ったと分析している。

早大のホームページ改革

早稲田大学(東京・新宿区)は学部ごとに異なっているホームページ(HP)のデザインや機能を統一し、大学の特徴を一目で分かるようにする。早大は2016年3月までに、学部や研究所など組織ごとに分かれている約80サイトのデザインを順次統一する。第1弾として今月、トップページを一部刷新した。現在は各組織が個別にHPを作成し、掲載情報も異なっていた。新サイトには写真やイラスト、ピクトグラム(絵文字)など、視覚に訴える要素を多用する。作成コストも現在の3分の1程度に抑えられるという。

ネットで補習 佐賀・上峰中がワオのシステム導入 

佐賀県上峰町立上峰中は、今年度からインターネットを使ったワオ・コーポレーション(大阪市)のマンツーマンオンライン指導を補習授業に導入する。対象は1年生で、中学から本格的に始まる数学、英語のつまずきを早期に解消するのが目的。3学期に実施する。同校は同町唯一の中学校で、現在の1年生は98人。町はワオ・コーポレーションと8月に契約した。同校では、生徒が英語か数学を選択し、1日10人ずつ、放課後に40分の補習をする。

宿題や小テスト、生徒のタブレットに配信  ソフトバンクとベネッセ 

ソフトバンクとベネッセホールディングス(HD)は11日、学校で使うタブレット端末に宿題や小テストなどを配信する事業を2015年度に始めると発表した。両社が4月に折半出資で設立したクラッシー(東京・新宿)を通じて、サービスを提供する。タブレットを持っていない学校には販売し、すでに授業に使っている学校には配信だけを手掛ける。クラッシーは全国の中高100校にタブレットを無料で貸し出して、授業の出欠管理や授業中の発言内容の記録などに使ってもらっている。これらの学校などに導入を呼びかけていく方針だ。

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漢検「今年の漢字」20年目記念事業 「未来の漢字」一字を小学生対象に募集

公益財団法人・日本漢字能力検定協会(京都市)は11日、小学生を対象に「未来」と聞いて思い浮かべる漢字一字を「未来の漢字」として、同日から募集を始めると発表した。主催する「今年の漢字」が20年目を迎えるのを記念した。結果は12月26日に清水寺本堂の舞台で発表する。「未来の漢字」の一字と、その漢字に込めた思いを「メッセージ」として添え、郵便番号、住所、氏名、学年(年齢)、性別、電話番号を記入のうえ、はがき(〒600−8585 日本漢字能力検定協会「未来の漢字」係)もしくはFAX(075−352−8311)で。12月12日必着。

自転車事故率、上位固定化 ワーストは埼玉県草加市 4位に台東区

人口10万人以上の全国289都市について毎日新聞が2012年まで10年間の自転車乗用中の死傷事故発生率を調べたところ、平均で埼玉県草加市がワーストだったことが分かった。同じ埼玉県の戸田市が2位、高松市が3位、東京・台東区が4位だった。顔ぶれは固定化する傾向にある。専用レーンの整備が進まず歩道上で人と混在するなど、自転車に危険な道路環境が影響しているとみられる。

京葉銀、千葉大と情報誌

京葉銀行は千葉大と連携し、新たな情報誌を創刊した。「未来をつくる」の意味を込めて「Mira―Kuru(ミラクル)」と名付け、千葉大の先進的な取り組みを紹介することで、産学連携を強め、ビジネスチャンスにつなげたい考え。4日付の創刊号は1万部を印刷し、支店や取引先で無料配布する。両者が2012年に結んだ包括的な連携協力協定の一環。A4判4ページを半年1回のペースで発行し、同大の編集監修を受け、教授陣や学生の研究成果を特集していく。

国際教養大10周年記念式典

2004年4月に開学した秋田市の国際教養大学(AIU)で11月1日、開学10周年記念式典が開かれた。AIUは、全国から志望者を集める国内有数の大学に発展。集まった卒業生や元教員ら約480人は、昨年2月に亡くなった中嶋嶺雄前学長への感謝の思いを新たにしていた。式典の冒頭で、鈴木典比古学長は文部科学省が今後10年間で国際競争力の強化を集中的に支援する「スーパーグローバル大学」に選ばれたことを報告。カリキュラムの充実を図り、世界レベルの大学を目指すとした。