Category: 塾ニュース

ロボット科学教育、小学1年生から参加できる夏期イベントを開催

ロボット教材を使ったオリジナル・カリキュラムで科学を楽しく学ぶ学習塾を全国に展開している株式会社ロボット科学教育(東京都)。同社は、ロボット作りを体験できる夏期イベントを、7~8月に全国で展開している35校にて開催することを発表した。同イベントは、小学1年生から高校3年生までの生徒を対象としている。

同社の夏期イベントは今年で11年目となり、夏休みを利用して集中的に手を動かしながら身の回りの仕組みについて学ぶことを目的に企画している。低学年向けには、動物・魚の生態やエネルギー、電気といった身の回りの仕組みをロボットで再現できる。また、高学年向けには、テキストベースのプログラミングを行い、通信機能を用いたロボットを制作できる。同イベントには夏休みの自由研究対策として参加することも可能で、制作物の一部を自宅に持ち帰ることもできる。

また、高学年向けの生徒を対象にした「コンピュータ言語の基礎を学ぼう!」というイベントでは、同社が独自に開発したロボットキットを用いて、部品からロボットを組立てるだけでなく、C言語入門講座としてテキストプログラミングも行う。

夏休み期間中には各教室にて、一般および在校生向けに「ファーストレゴリーグ(FLL)入門講座」も開講。この講座では、より多様な動きを可能にするロボットの作り方を学びながら、世界が直面する社会問題について調査・研究する。同講座修了後には、9月の特別講座「FLL本講座」、「FLL強化合宿」に参加し、2015年のファーストレゴリーグ全国大会ひいては世界大会の出場を目指すことも可能。

ロボット科学教育によれば、教育課程にはないこれらの体験を子どもたちに提供することで、一人でも多くの子どもが科学について関心を持ち、科学技術立国である日本の将来を担う人材育成の裾野が広がることを望んでいるとのこと。

※ロボット科学教育の教室は現在、全国に35校あります。開催日程やプログラムは各校で異なりますので、詳しくは、以下をご参照ください。

教室のご案内

【本件に関する報道機関からのお問い合わせ先】
株式会社ロボット科学教育
関根・足立
TEL: 03-5784-9791
Email: sekine@crefus.com
ロボット科学教育広報代理
バーソン・マーステラ
蓬田・相庭
TEL: 03-3264-6701(会社代表)
Email: CrefusJP.PR@bm.com

関西大、2016年夏に梅田に新キャンパス開設

関西大は7月16日、2016年夏に大阪市北区鶴野町に新たにキャンパスを設けると発表した。大学院の臨床心理学の教育・研究拠点とするほか、社会人向けの講座を開く予定。新キャンパスは阪急梅田駅の東側徒歩約4分。阪急不動産が所有する約800平方メートルの土地を購入、ビルを建設する。関大はまた、大阪市北区長柄西1丁目の「天六キャンパス」の約9千平方メートルの土地などを、同社に約40億円で売却する。楠見晴重学長は「梅田は利便性が高い。他大学の拠点も集まっており発展が期待できる」としている。

金メダリスト室伏広治、東京医科歯科大の教授へ

陸上男子ハンマー投げのアテネ五輪金メダリストで中京大准教授の室伏広治(ミズノ)が国立大の東京医科歯科大に移籍して教授に就任する。同大学が16日に会見して発表した。スポーツ医歯学とスポーツ科学を融合してスポーツ障害の予防などに取り組む国内初の拠点大学を目指して10月に立ち上げる「スポーツサイエンスセンター」のセンター長に教授として就任する。ミズノにはそのまま在籍し「混合給与」となる。

AO入試合格者、6人に1人が退学 読売新聞調査

主に学ぶ意欲をみるAO(アドミッション・オフィス)入試で合格した学生のうち、6人に1人にあたる15・5%が退学していたことが、読売新聞の「大学の実力 教育力向上の取り組み」調査でわかった。入試方法別で最も高い退学率で、一般入試の5・9%が最も低かった。入試方法別の退学率が明らかになったのは初めて。AO入試は本来、学力試験で測れない意欲や能力を重視する試験だが、早ければ入学の半年以上前に合格が決まることなどで学習意欲を失わせているとの指摘があり、見直しを迫られる大学も出そうだ。

小中学生の42%、直接言えないこと「携帯なら言える」 内閣府調査

内閣府の意識調査で7月9日、小中学生の42.8%が「直接は言えないことも携帯電話やメールなら言える」と考えていることが明らかになった。2006年の調査に比べ、全体では11.3ポイント増え、特に小学生は約2倍になった。調査は今年2月、全国の小学4年~中学3年の男女2千人を対象に実施し、うち1404人が回答した。「携帯電話やメールなら言える」としたのは、小学生が39.2%、中学生は06年調査とほぼ同じ46.9%だった。スマートフォンなどの低年齢層への普及が背景にあるとみられる。

学習院大が国際社会学部 52年ぶり新設

学習院大学(東京・豊島)は2016年4月、52年ぶりとなる新学部「国際社会学部(仮称)」を創設する。現代の国際社会のニュースを題材に英語教育を4年間ほぼ毎日提供し、外国人と対等に渡り合える人材の育成を目指す。他大学と連携した短期留学プログラムも充実させる。1964年に法学部と経済学部を設置して以来の新学部になる。初年度は約200人の学生を募集する。教員は一定程度の海外経験のある人物を新たに16人採用する計画だ。

東京理科大、久喜キャンパスを全面移転へ

東京理科大学は久喜キャンパス(埼玉県久喜市)を全面移転する方針を久喜市に申し入れた。2016年4月から神楽坂キャンパス(東京・新宿)と統合する。同大は11年にも全面移転の方針を示したが、市の要望を受け、経営学部の1年生のみを残す予定だった。久喜キャンパスは市の補助を受けて、1993年に開校した。理系の同大では経営学部は後発で知名度が低く、「学生の確保が難しい」ため、撤退することにした。

学童保育指導員を育成  来年度から研修義務

厚生労働省は放課後児童クラブ(学童保育)の指導員を養成する。現在約9万人いる指導員向けに遊び方や家庭に問題を抱える子どもへの接し方などの研修を2015年度から実施する。学童保育の受け皿を19年度までに30万人分増やす成長戦略の目標に合わせ、知識や技能を身につけた指導員を確保する方針だ。共働き家庭の増加に伴い学童保育の利用希望者は増えており、13年5月時点で88万9205人が通う。全国の小学1年生から3年生の約24%に相当する数だ。

三重県立高来春入学定員 全日制は1万2600人

三重県教育委員会は7月7日、県立高校の来春の入学定員を発表した。全日制は1万2600人で、今春よりも465人少なくなる。定時制は770人、通信制は500人で今春と変わらない。全日制普通科では桑名北、朝明、四日市四郷、菰野、白子、稲生、久居、名張桔梗丘、名張西、相可、宇治山田で1学級40人ずつ削減される。このほか、水産では海洋▽水産製造・増殖▽機関の3学科を海洋・機関▽水産資源の2学科に改編し、25人減らす。また、明野も生産技術を生産科学、経済を流通科学と改編するが、学級や定員の増減はない。

来春の公立高入試の配分比率発表 愛知県教委

愛知県教育委員会は7月8日、来春の公立高校入試(全日制課程)で合格者選抜に使う調査書評定と入試得点の「配分比率」を発表した。受験生の順位付けは、9教科の5段階評定の合計を2倍した評定得点(90点満点)と、入試の5教科の得点(各教科20点、100点満点)を使う。両方の得点の順位が募集定員内なら、第1志望の高校に合格。それ以外の受験生については、各校が決めた配分比率に従った得点計算で順位を付け、合否を決める。