Category: 塾ニュース

オンライン個別指導そら塾が学校法人三幸学園との連携を開始

 株式会社スプリックス(東京・渋谷区、常石 博之 代表取締役社長)は、全国に大学と専門学校60校以上を運営している学校法人三幸学園(東京・文京区、鳥居敏 理事長)が母体の「飛鳥未来高等学校」「飛鳥未来きずな高等学校」「飛鳥未来きぼう高等学校」と、スプリックスが展開する「そら塾」の連携が決定したことを発表した。

「飛鳥未来高等学校」「飛鳥未来きずな高等学校」「飛鳥未来きぼう高等学校」は自分らしく、夢に向かって羽ばたく力を身につける事が出来る単位制・通信制の高校。一人ひとりの個性や自己表現を大切にしており、週1日~5日まで多彩な通学スタイルから自分にあったものを選べるのが特徴だが、大学に行きたいニーズが増加していることを受け、2025年4月より大学進学のための「オンライン個別学習指導コース」を新設する。
 スプリックスが展開する「そら塾」は、オンラインで通える「楽しくて成績が上がる塾」。勉強に自信のない子に楽しく通ってもらいたい、成績があがることによって「やればできるという自信」をつけてほしい、そんな「そら塾」の想いに共感頂き、「飛鳥未来高等学校」「飛鳥未来きずな高等学校」「飛鳥未来きぼう高等学校」との連携が決定した。

すららネット、Lean on Meと業務提携を締結

 AIを活用したアダプティブな対話式 ICT 教材の開発と提供を行う株式会社すららネット(東京・千代田区、湯野川孝彦 代表取締役)は、インクルTech(インクルテック)で社会課題を解決するスタートアップ企業・株式会社Lean on Me(大阪・高槻市、志村駿介 代表取締役)と、知的・発達障がいのある子どもたちへの支援の質を高めることを目的に、業務提携を締結した。
この提携により、すららネットが学習支援のために提供しているICT教材「すらら」を導入している放課後等デイサービス、児童発達支援事業所において、リーンオンミーが提供する障がい福祉領域におけるeラーニングサービス「スペシャル ラーニング」の紹介を推進していく。
 インクルTechとは、インクルージョン(Inclusion)とテクノロジー(Technology)を組み合わせた造語で、SDGsに関心が高まる今、ソーシャルな課題の中でも、多様性の包摂を実現するテクノロジーを意味している。

■障がい者支援者向けオンライン研修サービス「スペシャル ラーニング」
 障がい福祉サービスに従事される職員、障がいのある方を積極的に雇用する一般企業の従業員、障がいのある方の対応をされる従業員を対象とする、オンライン研修サービス。
 知的、発達、精神障がいのある方と接する上での知識を、動画で学ぶことができる。自閉症協会会長や元厚生労働省の虐待防止専門官、国の研究機関の責任者らとコンテンツを制作。日常の支援でつまずいた時、自分が必要とする知識(コンテンツ)を自ら選択して学ぶ(視聴する)ことで、障がいのある方への不適切な対応を事前に防止できるサポートツール。

令和7年度「東京都と大学との共同事業」の実施事業が決定

 令和7年度「東京都と大学との共同事業」の、実施事業が決定した。「東京都と大学との共同事業」は、「大学との定例懇談会」に参加する大学の持つ知見を生かすとともに、東京都との政策連携や大学間の連携強化により、東京の持続的発展やSDGsの推進に結び付けることを目的としている。
 東京都及び都内の大学が、今後の政策連携を視野に恒常的なコミュニケーションの場を形成し、東京の課題解決や東京の未来、国際競争力の向上等について自由に意見交換を行うことを目的に平成30年設置した。(現在28大学)

実施概要

  • 定例懇談会に参加する複数の大学がチームを組み共同研究等を実施
  • 研究成果は都民へ還元するものとし、事業期間は令和8年3月末まで
  • 都は600万円を上限に事業費を支援

決定事業

「2050東京戦略 東京 もっとよくなる」に掲げる2050年代の東京の姿の実現をテーマに募集し、応募のあった18事業のうち、3事業を決定した。

(1)東京藝術大学(共同事業者:東京大学)

地域における「場」の創出 藝大×東大ベンチプロジェクト

(2)順天堂大学(共同事業者:青山学院大学、帝京大学)

性自認・性的指向に関わらず、安心して受診できる医療環境の構築

(3)電気通信大学(共同事業者:東京農工大学、東京外国語大学、帝京大学)

遊休温室を活用した地域産業創出プロジェクト 大島の資源を次世代へ

※詳細は別紙(PDF:1268KB)のとおり

河合塾グループKEIアドバンス、「KEI大学経営総研」を設立

 河合塾グループの株式会社KEIアドバンス(東京・千代田区、矢島 敏男 代表取締役)は、大学の教育、研究、社会貢献をはじめとする大学経営全般を研究する「KEIアドバンス大学経営総合研究所」を4月1日に設立した。この取り組みで得られた知見は、大学の持続的な発展にむけた支援に活用される。

 加速する少子化やグローバル化、高等教育の大衆化など、日本の大学をとりまく環境は大きく変容している。学生獲得や教育・研究資金をめぐる大学間の競争も激化。各大学は勝ち残りに向けていっそうの変革が求められている。一方で、大学の経営リソースは限られており、個々の大学で対応することへの限界も指摘されている。

 これまでKEIアドバンスは、河合塾グループの強みをいかし、大学広報や学生募集戦略、入試業務などを中心に、大学経営への支援を積み重ねてきた。近年では、教職員向け情報サイト「KEIHER Online」を立ち上げ、大学経営に資する情報発信を積極的に行っている。今回設立したKEI大学経営総研は、これらの取り組みを大きく拡充するもので、教育・研究・社会貢献をはじめとする幅広い領域でこれからの「大学経営」を研究し、大学の持続可能な発展を支援する。


■KEI大学経営総研の概要

●正式名称:KEIアドバンス大学経営総合研究所
(英語名:KEI Advanced Higher Education Management Research & Development)
●開設日 :2025年4月1日
●所在地 :東京都千代田区麹町3-2 ヒューリック麹町ビル 株式会社KEIアドバンス本社内
●所長 :坂田 拡光(さかた ひろみつ)
●研究分野/アドバイザリー領域:
・大学の中長期経営計画
・認証評価
・大学リブランディング、魅力再定義
・戦略的学生募集、学生支援
・高校生、受験生、大学生の動向調査
・新設、改組、申請業務
・競争的資金獲得、申請
・DX、GX支援
・大学間連携、産学連携、高大接続連携
・大学国際化、海外提携先選定、留学生支援
・大学のDEI推進
●ホームページ:https://keiher.com/institute/
 (研究所 設立趣意書:https://keiher.com/kei_institute_shuisyo/
●活動内容:
・上記各分野・領域の研究・アドバイザリー
・KEI大学経営セミナー、大学教職員向けテーマ研究会、パートナー企業との共同セミナー等の開催
・大学の研究・教育・経営に関する情報メディア「KEIHER Online*」を活用した情報発信 

保育・教育業界のキャッシュレス化・DXを実現する「enpay byGMO」、銀行口座支払いを追加

 GMOインターネットグループでGMOペイメントゲートウェイ株式会社の連結会社であるGMOエンペイ株式会社(森脇 潤一 代表取締役社長)は、2025年4月7日(月)より、集金業務のキャッシュレス化・DXを実現するFintech×SaaSプラットフォーム「enpay byGMO(エンペイバイジーエムオー)」の新たな決済手段として、金融機関口座からの引き落としで支払いができる「銀行口座支払い」を追加した。
 これにより、保育園やこども園、幼稚園、学童施設といった保育・教育施設の事業者は、各金融機関と個別に契約・システム接続することなく、メガバンクや横浜銀行をはじめとする地方銀行など100を超える金融機関の口座引き落としによる支払いを提供することが可能となった。

「enpay byGMO」は、保育・教育業界などにおける集金業務のDXを目指し、チャットアプリなどデジタル時代のニーズ取り込みや、保護者の生活スタイルと親和性が高い決済手段の追加を行ってきた。
 GMOエンペイは、「enpay byGMO」の新たな決済手段として、金融機関口座からの引き落としで支払いができる「銀行口座支払い」を追加した。保育・教育施設の事業者は、クレジットカードやコンビニ決済といった他の決済手段と併せ、「銀行口座支払い」も一括で導入できる。
「銀行口座支払い」は、GMOペイメントゲートウェイ株式会社が提供するオンライン総合決済サービス「PGマルチペイメントサービス」の仕組みを活用することで、保育・教育施設の事業者が、各金融機関と個別に契約・システム接続することなく、メガバンクや横浜銀行をはじめとする地方銀行など100を超える金融機関の口座引き落としによる支払いを提供することが可能。
「銀行口座支払い」は、クレジットカードを持たない・あまり利用しない保護者にとっても、オンライン上で手軽に支払い手続きを完了できることが特長。専用アプリのインストールや登録を必要とせず、チャットアプリから遷移したブラウザ上でそのまま支払いが可能。保護者が予め本人確認と金融機関口座を登録しておくことで、チャットアプリから請求情報を受け取った際に「銀行口座支払い」を選択するだけで、指定の金融機関口座から集金代金が直接かつ即時に引き落とされる。

enpay byGMO(エンペイバイジーエムオー)とは
(URL: https://www.enpay.co.jp/ 

「enpay byGMO」は、保育・教育業界などにおける集金にかかるすべてをキャッシュレス・ペーパーレス化し、集金業務を圧倒的にシンプルにできる集金業務支援サービス。
「enpay byGMO」を導入することで、施設で扱う現金を0にすることが可能かつ、完全ペーパーレスで請求書発行から会計用データ作成までを30分で行うことが可能。

サクシード 区内在住の高校2年生を対象にした「足立ミライゼミ2年生」を東京都足立区より受託

 株式会社サクシード(東京・新宿区、高木 毅 代表取締役社長)は、成績上位であるものの、家庭の経済的事情などにより塾などの学習機会が少ない区内在住の高校2年生を対象にした学習支援事業を東京都足立区より受託した。

 足立区ミライゼミとは成績上位で学習意欲は高いものの、家庭の経済的事情などにより塾などの学習機会が少ない区内在住の高校生を対象に、民間教育事業者を活用して学習機会及び受験情報を提供し、将来の夢の実現に向けて国公立大学等の難関大学への合格を支援する無料の学習塾。
 サクシードがこれまでに培った学習支援のノウハウを活かしてプログラムを運営し、AI学習教材を用いた個別学習と所属する人材による個別指導の併用により、対象となる生徒にとって充実した学習支援を行うことを目指す。

「THE 日本大学ランキング2025」発表

 英国の教育データ機関「タイムズ・ハイヤー・エデュケーション(THE)」は、高等教育界に特化したデータ・分析・情報を提供し続けている。THEはベネッセグループの協力のもと、日本の大学の教学改革やグローバル化の推進に向けて、2年ぶりに「THE 日本大学ランキング2025」を発表した。
 THEはベネッセグループと2016年に業務提携契約を締結し、ベネッセは日本唯一のパートナーとして協力してきた。「THE 日本大学ランキング」は2017年3月に1回目の発表を行い、今年で8回目となる。毎年秋にTHEが発表する世界大学ランキングでは「研究力」を軸に据える一方で、日本大学ランキングは、日本の教育事情により即した形で大学の魅力や特性が表れるように、大学の「教育力」を測る設計となっている。
 ランキング指標は「教育リソース」「教育充実度」「教育成果」「国際性」の4分野で構成されている。一般的な国内の大学ランキングは、主に入学時の学力(合格基準)が軸になっているが、このランキングは学生の学びの質や成長性に焦点を当てたものとなっている。
 日本大学ランキングの2025年版では257大学がランク付けされた。

 総合ランキングでは、東北大学が5回連続で1位に、2つ順位を上げた東京工業大学が2位に、3位に東京大学(前回2位)、4位に京都大学(前回5位)が、続いて5位は前回から1つ順位を上げて九州大学(前回6位)がランクインした。また、国際教養大学が5つ順位を上げて2020年以来トップ10に再び名を連ねた(10位)。

 分野別ランキングでは、「教育リソース」で東京医科歯科大学が、「教育充実度」では国際基督教大学が、「教育成果」では京都大学が、再び1位となった。「国際性」では前回の12位から大きく順位を上げて国際教養大学が1位となり、総合ランキングトップ10入りの要因となった。


THE日本大学ランキング2025【ランキング指標】    
 2025年版のランキング指標は、前回の2023年版から変更はない。2019年版以来、指標における「教育充実度」の充実を図る目的で、“教員・学生の交流、協働学習の機会”、“授業・指導の充実度”、“大学の推奨度”の3つの学生調査の結果が、重要な指標項目としてランキングに反映されている。
 2023年版以降、THE 日本大学ランキングは隔年の制作に変更されている。

THE 日本大学ランキング2025【総合順位】(50位まで抜粋)
【順位】 2025総合 / 2023総合 / 大学名 / 【スコア】総合Overall / 教育リソースResources / 教育充実度Engagement / 教育成果Outcomes / 国際性Environment

1 / 1 / 東北大学 /85.0 /79.8 /84.3 /93.4 /88.2
2 /4 /東京工業大学 /82.7 /74.5 /85.2 /90.8 / 86.3
3 /2 / 東京大学 / 82.2 / 81.8 / 84.4 / 89.6 /73.6
4 / 5 / 京都大学 / 81.9 / 78.7 / 80.7 / 96.2 /77.4
5 / 6 / 九州大学 / 81.5 / 71.4 / 84.6 / 95.6 /82.5
6 / 3 / 大阪大学 / 81.2 / 74.5 / 83.2 / 91.2 /81.6
7 /8 / 名古屋大学 / 79.8 / 73.4 / 82.9 / 92.6 /76.0
8 /7 / 北海道大学 / 79.4 / 70.8 / 83.9 / 94.0 /75.4
9 / 9 / 筑波大学 / 78.2 / 69.6 /84.0 / 86.1 /77.8
10 / 15 / 国際教養大学 / 73.3 / 50.7 / 91.1 / 54.8 / 99.9
11 / 10 / 国際基督教大学 / 72.1 / 49.1 / 91.6 / 51.1 /98.7
12 / 12 / 慶應義塾大学 / 72.0 / 58.6 / 77.7 / 89.6 / 72.3
13 / 11 / 広島大学 / 71.4 / 63.7 / 82.3 / 64.1 / 73.9
14 / 14 / 早稲田大学 / 70.8 / 48.1 / 81.4 / 87.9 / 80.1
15 / 13 / 神戸大学 / 69.7 / 61.8 / 78.9 / 72.0 / 67.5
16 / 19 / 千葉大学 / 68.1 / 60.0 / 78.8 / 59.4 / 72.7
17 / 16 / 一橋大学 / 67.3 / 44.8 / 84.9 / 60.5 / 84.4
18 / 17 / 東京医科歯科大学 / 67.0 / 83.9 / 62.1 / 37.0 / 69.7
19 / 18 / 金沢大学 / 66.6 / 62.1 / 78.0 / 51.6 / 69.2
20 / 21 / 岡山大学 / 64.7 / 57.6 / 77.5 / 50.6 / 68.6
21 / 20 / 東京農工大学 / 64.1 / 61.9 / 70.6 / 46.3 / 72.5
22 / =22 / 立命館アジア太平洋大学 / 63.5 / 33.5 / 87.7 / 37.2 / 99.3
23 / 25 / 熊本大学 / 63.1 / 59.4 / 74.9 / 54.2 / 58.6
24 / =22 / 上智大学 / 62.8 / 38.6 / 82.8 / 40.7 / 91.8
25 / 27 / 東京外国語大学 / 62.2 / 38.1 / 83.9 / 40.1 / 88.1
26 / 26 / 長崎大学 / 61.9 / 59.4 / 74.5 / 41.9 / 63.0
27 / 24 / 会津大学 / 61.7 / 55.3 / 80.1 / – / 87.9
28 / 31 / 立命館大学 / 60.4 / 36.4 / 79.8 / 52.5 / 78.7
29 / 30 / 長岡技術科学大学 / 60.2 / 54.7 / 60.8 / 47.2 / 79.0
30 / 28 / 横浜国立大学 / 60.1 / 48.4 / 74.7 / 57.0 / 60.4
31 / 29 / 京都工芸繊維大学 / 60.0 / 54.7 / 70.6 / 38.8 / 70.3
32 / 34 / 芝浦工業大学 / 59.7 / 44.2 / 75.2 / 42.6 / 76.7
33 / =40 / 大阪公立大学 / 59.1 / 63.7 / 73.6 / 55.2 / 26.4-37.2
34 / =47 / 名古屋市立大学 / 58.6 / 70.1 / 62.6 / 47.1 / 42.2
=35 / =47 / 神田外語大学 / 57.7 / 30.0 / 84.0 / 33.1 / 85.1
=35 / 42 / 東京海洋大学 / 57.7 / 55.4 / 62.2 / 46.4 / 63.9
37 / =38 / 九州工業大学 / 57.5 / 47.3 / 78.3 / 39.9 / 57.6
38 / 32 / お茶の水女子大学 / 57.4 / 59.0 / 75.4 / – / 66.4
39 / 33 / 東京理科大学 / 57.2 / 49.3 / 78.1 / 56.5 / 39.8
=40 / =40 / 立教大学 / 56.8 / 33.0 / 82.0 / 40.0 / 72.8
=40 / 35 / 豊橋技術科学大学 / 56.8 / 57.3 / 48.2-56.8 / 39.1 / 72.6
=42 / 43 / 同志社大学 / 56.6 / 34.8 / 79.7 / 45.2 / 67.9
=42 / 36 / 電気通信大学 / 56.6 / 56.2 / 67.8 / 34.3 / 58.4
44 / =38 / 横浜市立大学 / 56.1 / 68.5 / 62.9 / 25.4 / 49.4
45 / 44 / 関西学院大学 / 55.6 / 33.8 / 78.0 / 40.4 / 71.0
46 / 51 / 新潟大学 / 55.5 / 50.8 / 74.6 / 44.6 / 43.6
47 / =45 / 明治大学 / 55.3 / 36.5 / 80.9 / 43.6 / 58.5
48 / =45 / 福岡女子大学 / 55.2 / 39.2 / 77.1 / – / 90.0
=49 / 52 / 青山学院大学 / 54.4 / 35.4 / 78.6 / 37.4 / 64.0
=49 / =49 / 名古屋工業大学 / 54.4 / 51.6 / 68.7 / 46.4 / 43.9
※順位横の「=」表記は、同順位であることを示す。同順位の場合は英語表記のアルファベット順で掲載。
※「‒」は、分野における順位が201 位以下のためスコア非表示としている。


THE 日本大学ランキング2025【分野別順位】(20位まで抜粋)

※順位横の「=」表記は、同順位であることを示す。同順位の場合は英語表記のアルファベット順で掲載している。
※「NR」は2023年版でランキング対象でなかったことを示す。

浜学園 中高生対象の総合型・学校推薦型選抜専門コースを新設

 株式会社浜学園(兵庫・西宮市、竹森 勝俊 代表取締役社長)は、2025年9月25日より、中学生・高校生を対象とした新たな専門コース「浜学園 中高一貫AO・推薦合格指導館Since1988」を開講する。総合型・学校推薦型選抜に特化した受験指導へ本格参入する大きな一歩となる。

総合型・学校推薦型選抜時代に対応した新たな学習プログラム
 現在の大学入試において、総合型・学校推薦型選抜は年々その重要性を増しており、新中1生が受験をする2031年度の大学入試では、全体の約7割を占めると予測されている。背景には、大学が求める学生像の変化や、社会が求める人財の多様化がある。
 グローバル化の進展、テクノロジーの発展、そして社会構造の変化に伴い、従来の知識詰め込み型の学力偏重から脱却し、自ら課題を発見し、他者と協働しながら解決策を模索できる人財が求められる時代へと移行している。大学入試においても学力試験の点数だけでなく、思考力や表現力、主体性や創造性といった非認知スキルを評価する傾向が強まっている。

 このような流れを受け、浜学園は「浜学園 中高一貫AO・推薦合格指導館Since1988」を通じた新たな教育観を世の中に提唱し、知識の詰め込みではなく、学生一人ひとりの個性や非認知スキルを最大限に引き出す指導を実現する。


浜学園 中高一貫AO・推薦合格指導館Since1988のプログラム
 このプログラムは、オンライン指導をベースにした運用モデルを採用している。また、独自に用意されたアプリケーションには、サマデイ社(東京・千代田区、相川秀希 CEO)が開発した特許AIエンジン〈H100〉を搭載している。
 このエンジンにより、学習者一人ひとりの個性や強みを徹底解析し、学習者自身が主体的に研究テーマの設定や自己分析を行うことが可能となり、必然的に「添削指導」に頼ることなく、志望理由書や活動報告書等を作成する本質的な能力を身につけられる。

「AOエキスパートPRO」による伴走型指導
 このプログラムでは、総合型・学校推薦型選抜の専門家である「AOエキスパートPRO」が受験生一人ひとりに寄り添い、未来に向けた伴走指導を行う。「AOエキスパートPRO」は、日本アドミッションオフィサー協会(安西祐一郎 会長、相川 秀希 理事長)が認定するプロ資格を持つ指導者であり、単なる試験対策にとどまらず、志望理由書の作成、面接対策、キャリア形成までを包括的にサポートする。

文教大学オンライン上の「文教大学ミュージアム」を開設

 2025年4月1日、文教大学が付属図書館や学部・学科等が所蔵する貴重資料をオンラインにてデジタル公開する「文教大学ミュージアム」を開設した。

 文教大学付属図書館には、中国古典籍や日本で作られた漢文和装本「漢籍コレクション」、フランス革命を経て成立したフランス近代教育制度の展開に関する「フランス教育史料」、イギリス・ロマン派の詩人P.B.シェリーを中心としたロマン派詩人たちの作品・批評等を集めた「シェリーコレクション」や、特に江戸末期から明治初期にかけての各種の古典籍など、いくつかの貴重書コレクションがある。
 また、文学部日本語日本文学科が所蔵する絵巻物や百人一首、屏風などや、教育研究所が所蔵する「世界の教科書」コレクションをはじめ、学内の学部・学科等や研究所には、貴重な資料が数多く点在している。

 このミュージアムでは、文教大学が持つこれらの資料を通じて大学の特色や魅力を発信していくとともに、これらの分野を研究する国内外の研究者にも活用していただけるよう、順次デジタル化して発信していく予定だ。
 さらに、1966(昭和41)年越谷に開学した立正女子大学にはじまり、今日まで湘南・東京あだち各キャンパスと拡大を続けてきた文教大学の歴史を示す写真や資料なども順次掲載していく予定だ。

 ミュージアム開設時点では上記のうちまだごく少数の公開にとどまっているが、今年度より、絵巻物、古典籍、大学歴史写真などを順次掲載・発信していく。また、「ジャパンサーチ」と連携し、ジャパンサーチからも検索・閲覧が可能だ。
文教大学ミュージアム:https://adeac.jp/bunkyo-univ/

FCEとセイファートが業務提携 「7つの習慣×セルフコーチング」を美容業界向けに提供開始

 株式会社FCE(東京・新宿区、石川 淳悦 代表取締役社長)は、株式会社セイファート(東京・渋谷区、長谷川 高志 代表取締役社長)と美容業界に向けた人財育成支援を目的に業務提携を締結した。この提携により、FCEの「7つの習慣×セルフコーチング」を美容専門学校および美容室経営企業向けに提供し、技術力向上と人財の定着を支援することで、美容業界のさらなる発展に寄与する。
 セイファート社は全国の美容専門学校の96%(2024年実績)と取引実績を有し、さらに全国の美容室経営企業との広範なネットワークを持つ。この強固な販売チャネルを活かすことで、提携がもたらす影響は業界全体に波及すると見込まれる。

具体的な提携内容
美容専門学校、および美容室経営企業への美容業界向け「7つの習慣×セルフコーチング」の提供
 FCEが提供する「7つの習慣×セルフコーチング」は、「なりたい自分になるために、客観的に自分と対話する技術(=セルフコーチング)」を身につけるための講座・検定。
 これまで、キャリアアップを目指すビジネスパーソンや中高・大学などで学ぶ学生、プロリーグで活躍するプロスポーツ選手、婚活に取り組む方々、資格取得やキャリア形成を目指す方々など、さまざまなシーンで自身の価値観と向き合い、主体的な選択が求められる方々に対して展開をしてきた。
 
➀美容専門学校への提供
 セイファート社では、現在、全国の美容専門学校の96%にあたる264校と取引関係にあり、技術習得のプログラム提供などを行っている。こうしたプログラムに加えて美容業界向け「7つの習慣×セルフコーチング」もラインナップすることで、学生の技術力向上に加え、主体性や自己認識を深めるマインド教育を加えることで、即戦力人財の育成を目指す。


②美容室、および美容室経営企業への提供
 セイファート社が展開する既存の採用支援サービスや技術研修プログラムと連携し、「7つの習慣×セルフコーチング」の提供を予定している。新卒や中途採用の美容師に対して、技術・マインドの両面での人財育成を支援する。