Category: 塾ニュース

全国学力テストにCBT本格導入 オンライン解答で測定精度向上へ

 文部科学省は4月14日、小学6年生と中学3年生を対象とした全国学力・学習状況調査(全国学力テスト)を開始した。今年度から、パソコンで解答するCBT(コンピューター・ベースド・テスティング)方式が本格導入され、中学理科の試験で初めて実施された。
 CBT方式の導入により、動画視聴や図の操作など、紙では実現できなかった多様な出題が可能になった。また、各生徒の回答に応じて出題内容が変化するIRT(項目反応理論)方式により、より詳細な学力の把握が可能になる。
 今後は2026年度に中学英語への導入、2027年度にはすべての科目での紙試験廃止が予定されている。一方で、通信環境の不十分さが課題となっており、全国の公立学校で推奨通信速度を満たすのは2割にとどまっている。
 CBTはOECDのPISAやフランスの学力調査でも導入が進んでおり、国際的な標準となりつつある。日本でも大学入試や国家資格試験への応用が検討されており、今回の全国規模での実施は、今後の導入拡大に向けた重要な一歩となりそうだ。
 テスト結果は7月以降に公表される予定だ。

不登校30万人時代へ 官民連携でオンライン支援拡大 京都市・さいたま市などが先行モデルに

 新型コロナウイルス禍以降、不登校の小中学生が急増しており、2023年度には全国で初めて30万人を超えた。こうした状況に対し、自治体ではオンライン学習支援の取り組みが広がっている。
 京都市では、2024年10月から学習塾「成基」と連携し、不登校児童生徒向けの「オンラインの居場所」づくりを実証的に開始。学年や教科に縛られないテーマの授業や、子ども同士の交流を促す工夫が評価されている。市は2025年度から取り組みの本格実施を予定している。
 一方、さいたま市も2022年から端末を活用した毎日のオンライン学習の場を設けており、参加児童の多くを出席扱いとしている。

 各地で進むオンライン支援は、不登校問題に対する新たな解決策として注目を集めている。

「算数・数学思考力検定」第1回、6月20日~22日に実施

子供の思考力を育む貴重な機会に

 株式会社好学出版が運営するiML国際算数・数学能力検定協会は、2025年で設立28年目を迎える。同協会が実施する「算数・数学思考力検定」は、2025年度の第1回検定を6月20日(金)から6月22日(日)にかけて実施する予定だ。
 同検定は、子供たちの算数・数学に対する思考力を測定することを目的としており、受検を通じて自らの思考力の現在地を把握し、さらにその力を高めるための学習への動機づけとなることが期待されている。

思考力の重要性と検定の意義

 現代社会においては、単に計算スピードを競うのではなく、論理的に考え、課題を解決する力や新たなアイデアを生み出す力が求められている。算数・数学思考力検定は、そうした思考力を養い、問題解決のプロセスを学ぶ機会として位置づけられている。検定を通じて、論理的な筋道を立てて考える力が育まれ、未来に向かって歩む子供たちにとって不可欠なスキルを自覚することができる。

検定の概要と実施スケジュール

 算数・数学思考力検定は年に3回(6月、11月、2月)実施されており、思考力のレベルに応じて10級から準2級まで9つの等級に分類される。なお、準2級は第2回のみ実施される特別な級となっている。

思考力が拓く未来

 思考力とは、単に学習の場においてのみ必要とされる能力ではない。日常生活においても、複雑な条件下での判断や、最適な選択肢を見出す際に欠かせない力である。こうした力を養うことにより、子供たちは将来、社会の多様な場面で柔軟に対応し、自らの考えをもって行動できる人材へと成長することが期待される。

受検者募集と申込方法

 同検定は、子供たちが自身の思考力を試し、さらに伸ばすための絶好の機会だ。受検に向けた学習を継続することで、思考力の向上はもちろん、学習に対するモチベーションや主体性も高まる。
 受検を希望する場合は、算数・数学思考力検定の公式ウェブサイト(https://www.shikouryoku.jp)から申し込みが可能である。第1回検定の申込締切は5月21日(水)となっている。
 同検定を通じて、次世代を担う子供たちの未来を切り拓く力を育む機会となることを願ってやまない。

算数・数学思考力検定の公式ウェブサイト(https://www.shikouryoku.jp

オンラインのメガスタが全国の学校、教師不足に悩む通信制高校、塾・予備校向けに、質の高い指導を届けるオンライン授業サービスを開始

 株式会社バンザン(東京・新宿区、山田 博史 代表取締役社長)が運営する、「オンラインのメガスタ」は、2025年4月3日より教師が足りていない学校、通信制高校、塾・予備校向けに、オンラインを活用した授業サービスを開始した。

 2021年に文部科学省が行った調査結果によると、公立の小学校、中学校、高等学校で約2,500人もの教師が全国で不足しているという結果が出ている。さらにそこから2023年度の調査では、1年前よりも教員不足の状況が「悪化した」と答えた地域が4割を超えている。

塾・予備校も同様に少子化による撤退や、優秀な教師が首都圏に集中することによって、地方での教育格差が生まれている。そこで「オンライン教育で人を豊かにする、人の可能性を広げる」を企業ミッションに掲げるメガスタでは地方の教員不足問題の解決、教育格差をなくすためにオンライン指導のノウハウを活用して、全国の学校、通信制高校、塾・予備校向けに質の高い指導を届けるオンライン教育支援サービスを開始する。

■オンラインのメガスタ 教育支援サービス
・対象:全国の学校、通信制高校、塾・予備校
・内容:都内にいる教師と地方の教室をオンラインでつなぎ、
    それぞれにマイクを導入することで双方でコミュニケーションがとれる。
    ホワイトボードをPCの画面共有で映すため、対面と変わりない指導が可能。
・カリキュラム:塾、予備校、学校のカリキュラムに合わせて指導する。
        要望に合わせてカスタマイズも可能。※オプション費
        指導期間は年間を予定している。


申し込みは以下、メガスタtoBのサイトへ。
 https://tob.online-mega.com/
・電話での問い合わせは
 03-6872-1776(代表)
 [受付時間]火~土 10:30~19:00(日・月・祝休)

2025年3月 パート・アルバイトの募集時平均時給 東日本エリアの平均時給は1,228円、西日本エリアの平均時給は1,186円、西日本エリアの「製造関連・ドライバー職」は前年同月比42ヵ月連続プラス

 総合人材情報サービスの株式会社アイデム(東京・新宿区、椛山 亮 代表取締役社長)は、求人メディア『イーアイデム』や採用ホームページ構築サービス『Jobギア採促』を利用して公表された求人情報から、2025年3月のパート・アルバイト募集時平均時給を集計した。

 調査では、職種や募集時平均時給のデータを毎週抽出し、東日本エリア(東京、神奈川、埼玉、千葉など1都7県)と西日本エリア(大阪、兵庫、京都など2府5県)でそれぞれ集計している。
 集計の結果、東日本エリアの平均時給は1,228円、西日本エリアの平均時給は1,186円、西日本エリアの「製造関連・ドライバー職」は前年同月比42ヵ月連続プラスとなった。

東日本エリア全体の平均時給は、前年同月比49円増の1,228円
 職種大分類別の平均時給は、「専門・技術職」1,345円(前年同月比15円増)、「清掃・メンテナンス職」1,227円(同38円増)、「事務職」1,205円(同38円増)、「飲食サービス職」1,197円(同73円増)、「販売・接客サービス職」1,192円(同72円増)、「製造関連・ドライバー職」1,189円(同28円減)の順で、前年同月比でプラスが5職種、マイナスが1職種となった。


関東4都県全体の平均時給は、前年同月比49円増の1,248円
 職種大分類別の平均時給は、「専門・技術職」1,362円(前年同月比27円増)、「清掃・メンテナンス職」1,243円(同40円増)、「事務職」1,229円(同32円増)、「飲食サービス職」1,216円(同78円増)、「製造関連・ドライバー職」1,212円(同30円減)、「販売・接客サービス職」1,211円(同71円増)の順で、前年同月比でプラスが5職種、マイナスが1職種となった。都県別の平均時給は、東京都1,288円(前年同月比61円増)、神奈川県1,264円(同60円増)、埼玉県1,182円(同12円増)、千葉県1,181円(同41円増)の順となり、前年同月比で全ての都県がプラスとなった。


西日本エリア全体の平均時給は、前年同月比63円増の1,186円
 職種大分類別の平均時給は、「専門・技術職」1,352円(前年同月比61円増)、「製造関連・ドライバー職」1,172円(同41円増)、「事務職」1,145円(同30円増)、「清掃・メンテナンス職」1,139円(同52円増)、「飲食サービス職」1,138円(同77円増)、「販売・接客サービス職」1,118円(同54円増)の順で、前年同月比で全ての職種がプラスとなった。


関西3府県全体の平均時給は、前年同月比64円増の1,203円
 職種大分類別の平均時給は、「専門・技術職」1,351円(前年同月比58円増)、「製造関連・ドライバー職」1,186円(同38円増)、「事務職」1,165円(同34円増)、「飲食サービス職」1,161円(同79円増)、「清掃・メンテナンス職」1,153円(同59円増)、「販売・接客サービス職」1,130円(同54円増)の順で、前年同月比で全ての職種がプラスとなった。府県別の平均時給は、大阪府1,234円(前年同月比54円増)、京都府1,181円(同78円増)、兵庫県1,157円(同64円増)の順となり、前年同月比で全ての府県がプラスとなった。

ホームページ https://apj.aidem.co.jp/wage/list/1/ では、職種小分類など詳細集計を公表している。


調査概要

求人メディア『イーアイデム』と採用ホームページ構築サービス『Jobギア採促』を利用して公表された求人情報から、下記条件のパート・アルバイトの時給データを抽出し、募集時平均時給を集計した。
【集計対象データ】
●エリア
東日本エリア :東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、茨城県、群馬県、栃木県、静岡県の合計
関東4都県 :東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県の全体計と各都県別 
西日本エリア :大阪府、兵庫県、京都府、奈良県、和歌山県、滋賀県、福岡県の合計
関西3府県 :大阪府、兵庫県、京都府の全体計と各府県別 
●職種
職種大分類:職種小分類
専門・技術職:看護師、准看護師、薬剤師、施設介護(有資格)、施設介護(無資格)、訪問ヘルパー、栄養士・管理栄養士、保育士、塾講師等
販売・接客サービス職:コンビニ、スーパー、ドラッグストア、携帯販売、フロント・受付案内、クリーニング受付、ガソリンスタンド店員、アパレル販売、雑貨販売、娯楽施設スタッフ等
事務職:一般事務、医療事務・病院受付、受付事務等
飲食サービス職:カフェスタッフ、調理師・調理スタッフ、調理補助等
製造関連・ドライバー職:梱包、倉庫作業、検品、食品製造作業、食品製造を除く製造作業、配送・配達・ドライバー等
清掃・メンテナンス職:清掃・ハウスクリーニング、ルーム・ベッドメイキング、家事代行、建物管理、設備管理、施設警備等
その他:美容師、理容師、営業等

職種小分類は、職種大分類の中からデータ件数の多い職種を抜粋して掲載。また、「深夜ワーク」を除いて集計している。

●データ件数(職種大分類)
東日本エリア :115,535件
関東4都県 :98,479件(東京都 47,590件、神奈川県 17,793件、埼玉県 18,055件、千葉県 15,041件)
西日本エリア :43,010件
関西3府県 :34,926件(大阪府 19,342件、兵庫県 10,982件、京都府 4,602件)
【集計項目】
●職種大分類集計
25%ile、50%ile、75%ile:抽出された賃金データを金額の低い順に並べたときに、それぞれ下から25%目、50%目、75%目にある値
最頻値 :データ数2件以上で、最もデータ件数が多かった時給。最頻値が2値以上ある場合には低い方の時給を表示
平均値 :単純平均値の小数点第一位を四捨五入
●職種小分類集計
平均値 :単純平均値の小数点第一位を四捨五入

大阪経済大学 奈良県香芝市と包括連携協力に関する協定を締結

 2025年3月26日(水)、奈良県香芝市役所にて、大阪経済大学と奈良県香芝市の間で「包括連携協力に関する協定」の締結式が執り行われた。
 この協定は、地域の発展と人材の育成を目的とし、香芝市と大阪経済大学が産業振興、まちづくり、建設DX、教育や文化芸術の振興といった多様な分野での協力を促進するもの。両者は相互の資源を活かし、持続可能な地域社会の形成と実践的な学術連携を推進していくという。


連携事項

(1)まちづくりに関すること
(2)建設DXに関すること
(3)産業および文化芸術の振興に関すること
(4)学術研究等における実務参画に関すること
(5)教育の振興に関すること
(6)人材の育成に関すること
(7)その他、双方が必要と認める事項
 協定式には、香芝市から三橋和史市長をはじめとする関係者、大阪経済大学から山本俊一郎学長および情報社会学部の中村健二教授らが出席した。
 三橋市長は、「大阪経済大学とは、点群データを活用した公共インフラの維持管理など、すでに建設DXの分野で連携実績があります。本協定を契機に、行政課題の解決や地域振興、人材育成、産業・文化芸術の振興など、多様な分野での連携を深め、継続性のある協力関係を築いていきたいです」と意欲を語った。また山本学長は、「本学は経済・経営を中心とする社会科学系の大学ですが、3次元空間情報などの理系分野をきっかけに本協定が実現したことを新たな展開として嬉しく思います。今後は地場産業や地域活性化、防災などの分野でも教員や学生の連携を深め、香芝市と本学双方にとって実りある事業へとつなげていきたいです」とコメントした。
 今回の協定締結は、すでに実績のある建設DX分野での協働を土台に、学内の他分野・他教員との連携を拡大し、地域と大学のさらなる発展を目指す第一歩となる。

米国出身寿司職人デイビッド・ブハダナ氏が「1級マグロ解体師」に

 高知信用金庫(山﨑 久留美 理事長)の創業100周年記念事業「須崎市海のまちプロジェクト」や「高知美食学プロジェクト」で活躍している、寿司職人デイビッド・ブハダナ(David Bouhadana)さんが、4月4日に高知市で開催された「アニ魂サミット」内で実施された全国鮪解体師協会による1級マグロ解体師本試験において、外国人として初めての受験で一発合格を果たした。

 デイビッドさんは米フロリダ州出身。18歳で寿司職人を志し、米国内の寿司学校を経て兵庫県で修業を積んだ。帰国後は寿司店「Sushi by Bou」を創業。現在は全米に約30店舗を展開し、従業員は500人を超えるなど、米寿司業界の第一線で活躍している。マグロの解体ショーとSNS発信を武器に、世界中にファンを持つ存在だ。
そんな彼が須崎市に惹かれたのは、2023年に海外の日本料理人たちを連れて訪れた日本料理の研修ツアー「Japanese Culinary Training Program」での体験がきっかけだ。豊かな自然と海産物、そして地元の文化や人々との交流に心を動かされ、須崎市への移住を決意。さまざまなイベントで握り寿司の提供やマグロ解体ショーを行い、須崎を拠点に食文化の発信に取り組み、今年2月には「須崎市観光大使」に就任した。

高知美食学プロジェクトとは
 県内市町村や教育機関、地元メディアなど、さまざまな方々に参画し、高知の食に関するコンテンツ制作・情報発信により、高知の食を磨く知的なブランドストーリーを開発し、地域産業の振興と県域全体の活性化を図ることを目的とするプロジェクト。

子どもやその家族を取り巻く社会課題の解決に取り組む「一般財団法人みてね基金」を設立

 子どもやその家族を取り巻く社会課題の解決に取り組む非営利団体を支援してきた「みてね基金」は、2025年4月に「一般財団法人みてね基金」(笠原 健治 代表理事)を設立した。
「みてね基金」は、「子どもや家族によりよい社会や仕組みをつくりたい」という想いから2020年4月に活動を開始し、以来、非営利団体への資金提供および活動支援を継続してきた。そして、活動開始から5周年を迎える2025年4月に、今後の更なる活動の発展を目指し、法人設立に至った。「みてね基金」は今後も、すべての子どもやその家族が幸せに暮らせる世界を目指して活動していく。

■「一般財団法人みてね基金」概要
名称:一般財団法人みてね基金(英文名:FamilyAlbum Foundation)
代表理事:笠原 健治
所在地:東京都渋谷区東1-1-36-402
設立:2025年4月1日
事業内容:下記領域において、子ども及び家族への支援活動を行う団体への助成(1.難病・障がい
、2.教育、3.貧困、4.出産・子育て、5.虐待)、その他この法人の目的を達成するために必要な事業


■新しい取り組み「継続助成」
 これまでのステップアップ助成(2年間、1団体最大1千万円、事業や組織の強化)、イノベーション助成(3年間、1団体最大1億円、社会変革の創出)の支援機会を通じて、“さらに支援したらより素晴らしい取り組みになるのに”“支援期間終了後も支援を続けたい”という「みてね基金」の想いを形にした新たな助成プログラム「継続助成」を開始する。
 広く申請を募り審査する「ステップアップ助成」「イノベーション助成」とは異なり、採択実績や支援実績から得られた情報、継続的なコミュニケーションや開示された情報などから総合的に判断し、支援先を決定し、連絡を行う。


■「みてね基金」について
 株式会社MIXIが提供する子どもの動画・写真共有アプリ「家族アルバム みてね」(以下、みてね)の創業者である株式会社MIXI取締役ファウンダー・笠原 健治の個人資金で、「みてね」が5周年を迎えた2020年4月にスタートした。難病・障がい、教育、貧困、出産・子育て、虐待の5領域での課題解決に取り組む非営利団体に対し、資金提供および活動支援を行っている。
 家族の絆を深め、子どもを中心とした愛情の架け橋になりたいという想いから始まった「みてね」は、遠くに住む家族とも子どもの成長を共有し、温かいコミュニケーションを通じて世代を超えて子どもに愛情が注がれ、子ども自身も愛されていると感じられる、そんな場所を目指している。
 しかし、世の中には病気や貧困、虐待など、様々な困難に直面しているご家族もたくさん存在していると感じています。すべての子どもやその家族が幸せに暮らせる世界を目指していきたい、そんな想いから活動を開始した。


■ 「みてね基金」とは
 子どもやその家族を取り巻く社会課題の解決に向けて活動する団体に対し、資金の提供および助成先団体の活動支援を行っている。
 笠原健治が個人として約16億円(2024年4月時点)を資金提供しており、主に難病・障がい、教育、貧困、出産・子育て、虐待の領域での課題解決に取り組む団体を対象としている。なお、「みてね基金」の運営にあたっては、株式会社MIXIと社会的な課題に取り組むリーダーや団体を数多く支援してきた実績のあるNPO法人ETIC.の協力を得ている。

東京フィルハーモニー交響楽団が4月、ドバイ日本人学校を初訪問

 公益財団法人 東京フィルハーモニー交響楽団(東京・新宿区、三木谷 浩史 理事長)は4月、アラブ首長国連邦(UAE)ドバイ首長国の首都、ドバイで開催される歴史あるInClassica International Music Festival(インクラシカ国際音楽祭)2025に出演。4月6日~21日に開催される音楽祭のうち6公演に出演している。
 これにともない、4月15日、ドバイ日本人学校において訪問演奏を行い、現地の小中学生・教員計143名との交流が実現することが決定した。


ドバイ日本人学校創立記念コンサート(創立45周年)
公演日時:4月15日(火)11:40〜12:10  
会場:ドバイ日本人学校 体育館 
https://asp.schoolweb.ne.jp/c20200114
曲目:日本人学校校歌 ほか ※児童生徒・教員の皆様と共演させていただく可能性もあります
※関係者のみのイベントです。ご取材いただけるプレス関係の方は下記問合せ先まで個別にお問合せください。
出演(すべて東京フィルハーモニー交響楽団メンバー)
第1ヴァイオリン
 依田真宣(よだ まさのぶ/コンサートマスター)
 坪井夏美(つぼい なつみ/アシスタント・コンサートマスター)
第2ヴァイオリン
 藤村政芳(ふじむら まさよし/首席奏者)
 水鳥路(みずとり みち/首席奏者)
ヴィオラ
 須田祥子(すだ さちこ/首席奏者)
 加藤大輔(かとう だいすけ/副首席奏者)
チェロ
 渡邉辰紀(わたなべ たつき/首席奏者)
 高麗正史(こうらい まさし/フォアシュピーラー)


◆InClassica国際音楽祭について
 2025年の開催で14回目を迎える、UAE地域最大の国際音楽祭。今年は4月6日から21日にかけて世界的なアーティストやオーケストラが出演する一連のコンサートのうち、東京フィルは6公演に出演。ピアニスト ミハイル・プレトニョフやベフゾド・アブドゥライモフ、ヴァイオリニスト ジュゼッペ・ジッボーニ、三浦文彰、ヴィオラのデイヴィッド・アーロン・カーペンター、チェリスト ゴーティエ・カピュソン、ミラノ・スカラ座管首席クラリネット奏者ファブリツィオ・メローニといったソリストたちと、21世紀の作曲家アレクセイ・ショールによる協奏曲と、古今のクラシック管弦楽作品の名曲を奏でます。音楽祭の様子はクラシック音楽の配信メディア medici.tv によるライヴ/アーカイヴ配信も実施。欧州とアジアを結びビジネスの要衝としても急速に発展しているドバイの地で、東京フィルサウンドが響きます。
 また、管楽器メンバーの一部は、同音楽祭と連動して開催されている「Middle East Classical Music Academy」でのマスタークラスにも参加しています。
https://me-musicacademy.com/professors/

ウェブサイト
https://inclassica.com/
◆medici.tv
https://www.medici.tv/en/partners/inclassica-festival

◆会場
ドバイ歌劇場(全公演): Sheikh Mohammed bin Rashid Blvd – Downtown Dubai – Dubai
東京フィルの出演公演 4/7, 9, 11, 13, 15, 17の6公演
4月9日 世界的ピアニストで東京フィル特別客演指揮者ミハイル・プレトニョフとの共演 (C)InClassica
4月7日、9日の公演で共演した指揮者、コンラート・ファン・アルフェン氏と終演後に

◆出演
指揮:コンラート・ファン・アルフェン(4/7&9)
   トマス・グラウ(4/11&17)
   マリオス・パパドプーロス(4/13&15)
※当初出演が予定されていたアンドレア・バッティストーニは、本人の事情により出演できなくなりました。
管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団
【共演】
ヴァイオリン:ジュゼッペ・ジッボーニ(4/7)
ピアノ:ミハイル・プレトニョフ[東京フィル特別客演指揮者](4/9)、ベフゾド・アブドゥライモフ(4/17)
クラリネット:ファブリツィオ・メローニ(4/11)
ヴァイオリン:三浦文彰(4/13)
ヴィオラ:デヴィッド・アーロン・カーペンター(4/13)
チェロ:ゴーティエ・カピュソン(4/15)


各公演概要
◆4月7 日(月) 20:00開演 会場:ドバイ歌劇場 (公演終了)
ヴェルディ/ 歌劇『ナブッコ』序曲
ショール/ヴァイオリン協奏曲第7番 (ヴァイオリン:ジュゼッペ・ジッボーニ)
シューベルト/交響曲第8番『グレイト』
詳細:https://inclassica.com/calendar/italian_maestros
◆4月9日(水)20:00開演 会場:ドバイ歌劇場 (公演終了)
ショール=プレトニョフ/ピアノと管弦楽のための組曲第2番『私の本棚から』(ピアノ:ミハイル・プレトニョフ)
ベートーヴェン/交響曲第5番『運命』
詳細:https://inclassica.com/calendar/legendary_piano_genius_-_mikhail_pletnev
◆4月11日 (金) 20:00開演 会場:ドバイ歌劇場
ボロディン/交響詩『中央アジアの草原にて』
ショール/クラリネット協奏曲第2番 (クラリネット:ファブリツィオ・メローニ)
ストラヴィンスキー/バレエ音楽『火の鳥』 (1919年版)
詳細:https://inclassica.com/calendar/mediterranean_magic_with_the_tokyo_philharmonic_orchestra
◆4月13日 (日) 20:00開演 会場:ドバイ歌劇場
チャイコフスキー/花のワルツ ※当初発表のプログラムから変更
ショール/ヴァイオリンとヴィオラのための協奏曲(ヴァイオリン:三浦文彰、ヴィオラ:デイヴィッド・アーロン・カーペンター)
ドヴォルザーク/交響曲第8番
詳細:https://inclassica.com/calendar/unity_of_nations
◆4月15日 (火) 20:00開演 会場:ドバイ歌劇場
ショール/ピアノ協奏曲第1番 (ピアノ: ベフゾド・アブドゥライモフ)
ベートーヴェン/交響曲第7番
詳細:https://inclassica.com/calendar/uzbekistan’s_finest:_behzod_abduraimov_with_tokyo_philharmonic
◆4月17日 (木) 20:00開演 会場:ドバイ歌劇場
ドヴォルザーク/スラヴ舞曲第1番 ※当初発表のプログラムから変更
ショール/チェロ協奏曲第1番 (チェロ: ゴーティエ・カピュソン)
チャイコフスキー/交響曲第5番
詳細:https://inclassica.com/calendar/the_magic_cello

ジールス、接客AIエージェントを株式会社明光ネットワークジャパンにLINE上で提供開始

 株式会社ZEALS(東京・目黒区、清水 正大 代表取締役)は、株式会社明光ネットワークジャパン(東京・新宿区、岡本 光太郎 代表取締役社長)に「ZEALS AI Agent」を導入したことを発表した。

 明光ネットワークジャパンは、入塾検討者に対してLINE上で情報提供を実施してした。この一環として、ZEALSのチャットコマースを導入済みであり、今回さらにAIを活用してLINE上での体験を高度化させるために「ZEALS AI Agent」を採用した。LINE上でのやり取りを、従来の人手による対応と遜色のない自然な会話体験を実現する。