Category: 塾ニュース

2025年2月度 派遣スタッフ募集時平均時給調査

 株式会社リクルート(東京・千代田区、北村 吉弘 代表取締役社長)の調査研究機関『ジョブズリサーチセンター(JBRC)』が、2025年2月度の「派遣スタッフ募集時平均時給調査」をまとめ、発表した。

■三大都市圏全体
○三大都市圏の平均時給は 1,613円(前年同月1,628円、前月1,608円)
・全体:前年同月より15円減少(増減率-0.9%)、前月より5円増加(同+0.3%)
・職種別前年同月比:「IT・技術系」(増減額-202円、増減率-9.1%)、など2職種でマイナス
・職種別前月比:「医療介護・教育系」(増減額+40円、増減率+2.7%)など4職種でプラス


■三大都市圏エリア別…前年同月比:関東はマイナス、東海・関西はプラス
○関東の平均時給は 1,699円(前年同月1,723円、前月1,706円)
・全体:前年同月より24円減少(増減率-1.4%)、前月より7円減少(同-0.4%)
・職種別前年同月比:「IT・技術系」(増減額-212円、増減率-9.1%)など2職種でマイナス
・職種別前月比:「IT・技術系」(増減額-142円、増減率-6.3%)など2職種でマイナス
○東海の平均時給は 1,476円(前年同月1,461円、前月1,474円)
・全体:前年同月より15円増加(増減率+1.0%)、前月より2円増加(同+0.1%)
・職種別前年同月比:「オフィスワーク系」(増減額+98円、増減率+6.9%)など5職種でプラス
・職種別前月比:「医療介護・教育系」(増減額+55円、増減率+4.0%)など3職種でプラス
○関西の平均時給は 1,511円(前年同月1,465円、前月1,490円)
・全体:前年同月より46円増加(増減率+3.1%)、前月より21円増加(同+1.4%)
・職種別前年同月比:「オフィスワーク系」(増減額+73円、増減率+5.1%)など5職種でプラス
・職種別前月比:「営業・販売・サービス系」(増減額+14円、増減率+1.0%)など5職種でプラス


調査概要
調査方法:当社が企画運営する求人メディア『リクナビ派遣』『TOWNWORK』に掲載された求人情報より、派遣スタッフの募集時平均時給を集計
調査対象:求人メディア『リクナビ派遣』『TOWNWORK』に掲載された求人情報
有効回答数:14万6,398件
調査実施期間:
『リクナビ派遣』:2025年1月29日(水)~2月25日(火)
『TOWNWORK』:2025年2月1日(土)~2月28日(金)
詳細は下記リンクのPDFへ
https://www.recruit.co.jp/newsroom/pressrelease/assets/20250314_work_01.pdf

【小学生白書・中学生白書・高校生白書2024】 学研教育総合研究所発表 小学生・中学生・高校生の学習・学校生活に関する調査

 学研グループ(東京都品川区、宮原博昭 代表取締役社長)は、2025年3月6日(木)に学研本社にて『小学生白書』『中学生白書』『高校生白書』の「白書シリーズ」および「保護者の教育観に関する調査2024」の最新結果を発表した。

 学研の白書シリーズは、1946年に「1〜6年の学習」の読者はがきによるアンケート調査として始まった「小学生白書」の後継として、学研教育総合研究所が2010年から実施しているインターネット調査の結果をまとめたものである。小・中・高3つの調査が同時に発表されるのは40年ぶりとなる。

 宮原博昭 代表取締役社長は冒頭の挨拶で、「日本の教育は有史以来の大きな局面を迎えている。民間企業として立て直したい。子どもの教育環境には、学校・家庭・地域の3つがあるが、現在、学校教育が欠け始めていると感じる。家庭教育は核家族化の進行もあるが、ICT機器などによって補完できると考えられる。地域教育は閉ざされつつあるが、塾や教室で補っていきたい。しかし、すべての子どもが塾に通えるわけではない。学研は、これら3つの教育を三位一体で良くしていきたい」と語った。また、日本の教育費用を海外と比較し、「日本は無償化によって補っているが、塾に行けない子どもが取り残されている」と警鐘を鳴らした。

 続いて、学研ホールディングス 学研教育総合研究所の川田夏子 所長が、「子どもと学びの現在地」の確認を行った。 ・コロナ禍を経てGIGAスクール構想の実現が加速度的に進み、一人一台の端末による学びが新たなフェーズに入った。 ・学習指導要領の改訂のもと、「主体的・対話的で深い学び」の実現を目指し、子どもの探究心を育む(受動的・保守的でない)学びが求められている。 ・学校教育、地域、保護者と連携し、「子どもを主語」にした民間教育のあり方を考える時期にある。

 好きな教科・嫌いな教科を尋ねたところ、前回調査に続き、一番好きな教科の1位は、小学生では「体育」、中・高校生では「数学」となった。一方、一番嫌いな教科の1位は、小・中・高校生ともに「算数」「数学」であった。

 また、「子どもたちの将来に対する意識と教科」に関する調査では、

【小学生】 1位「パティシエ(ケーキ屋)」(5.6%) 2位「ネット配信者(ユーチューバー・インスタグラマーなど)」(3.0%) 3位「保育士・幼稚園教諭」「警察官」「会社員」(各2.8%)

【中学生】 1位「会社員」(4.2%) 2位「エンジニア・プログラマー(機械・技術・IT系)」(4.0%) 3位「医師(歯科医師含む)」(3.5%)

【高校生(参考)】 1位「公務員」(5.0%) 2位「エンジニア・プログラマー(機械・技術・IT系)」(4.5%) 3位「看護師」(4.0%)

 小学生の将来就きたい職業の詳細を見ると、2位以下はほぼ横並びであり、一つの職業に集中しなくなってきていることが分かる。しかし、「わからない」が28.9%と最も高く、2014年度の調査でも「わからない」は27.5%と高かった。

 考え方を変え、「どんな大人になりたいか」「どんな大人でありたいか」という質問をしたところ、

【小学生】 1位「人にやさしく接している」 2位「友だちがたくさんいる」 3位「家族を大切にしている」

【中学生】 1位「自分らしく自由に生きている」 2位「人にやさしく接している」 3位「家族を大切にしている」

【高校生】 1位「自分らしく自由に生きている」 2位「趣味を楽しんでいる」 3位「お金をたくさん持っている」

 この結果から、人に優しく、自分らしく生きることや、趣味を楽しむことなど、自分の生活に関する意見が多いことが分かる。

 「将来と学びは結びついているか」という質問では、高校生の14.2%が「将来役に立つと思う教科はない」と回答。また、小学生の保護者の9.7%も「将来役に立つと思う教科はない」と考えていることが明らかになった。

 「将来就きたい職業」(中・高)の2位は「エンジニア・プログラマー(機械・技術・IT系)」であったが、「情報」(3.7%)「理科」(5.3%)が好きな教科としては低い数値となっている。この結果から、「将来就きたい職業」と「好きな教科」の結びつきが希薄であることが分かる。これは、大人が学びと将来の関連性(レレバンス、relevance)を十分に説明できていないことが要因の一つと考えられる。

 大人の役割として、子ども自身が深掘りしていく「探究」型の学びを支援し、主体的に考えられる材料を増やすことが重要である。

白書シリーズweb版は下記のURLより閲覧できる。

https://www.gakken.jp/kyouikusouken/whitepaper/index.html

HIKKYと熊本県高森町、メタバースで地域活性化へ協定締結

 2025年3月14日、ギネス世界記録™を取得した世界最大級のVRイベント「バーチャルマーケット」の主催など最先端のXRソリューションを提供する株式会社HIKKY(東京・渋谷区、舟越靖 代表取締役)は、熊本県高森町とメタバースを活用した地域創生に関する包括連携協定を締結し、同日に高森町のリアル会場とメタバース会場を繋いで協定式を実施した。
 今後は、HIKKYのXR事業で培った知見や、独自開発のWebメタバース開発サービス「Vket Cloud」の提供を通じ、高森町の教育・文化振興および地域活性化を推進する。

 熊本県高森町にある高森高等学校は、エンタメ業界と連携し公立高校では全国初となる「マンガ学科」を新設。全国から漫画家やエンタメ業界を目指す生徒を受け入れ、教育を軸とした地域活性化や、地方創生を目指す取り組みを行っている。
 日本が世界に誇るマンガ文化の将来を担う人材育成にあたり、グローバルに発信できる舞台として“メタバース”に着目し、2018年から世界最大級のVRイベントの主催や最先端のXRソリューション提供、クリエイター支援を行うHIKKYとの協定締結に至った。

◆メタバースを活用した教育プログラムを高森高等学校にて提供
 高森町が将来の地域を担う「人材育成拠点」「文化・地域振興の重要拠点」と位置付ける熊本県立高森高等学校マンガ科・グローカル科の生徒の皆様へ、本協定に参画する株式会社シュタインズと共に、メタバースに関する教育プログラムを提供する。
 プログラム前半は、シュタインズによるメタバース理解促進ワークショップにより知見を深め、後半は、HIKKY独自開発のWebメタバース開発エンジン「Vket Cloud」を活用して、実際にメタバース空間や作品を制作します。制作過程では、HIKKY社員によるワークショップの開催や生徒の方々から相談を受け付け、発想や制作をサポートし、それぞれの作品を披露する学校関係者・保護者向けの発表会も実施予定だ。
 このプログラムでは、高森高等学校の生徒の皆様に、最新のメタバースに関する学びの場を提供し、メタバースを活用した生徒自身の作品を通じて、高森町の魅力をより一層発信する機会を提供する。

【Vket Cloud(ブイケットクラウド)とは】
 ブラウザからアクセス可能なWebメタバースを作成できるHIKKY独自開発のサービス。
 アプリ不要でWebブラウザから手軽にアクセスでき、インターネット上のすべてのユーザーにコンテンツ・サービスを提供できる。

2025年 オリコン顧客満足度アワード授賞式 開催

 2025年3月13日(木)にグランド ハイアット 東京(港区)にて「2025年 オリコン顧客満足度®アワード授賞式」が開催された。

 さまざまな業界の顧客満足度の高い企業の代表が一堂に会するイベントとなり今回の授賞式は、過去最多となる102社が参加した。また、BSフジの番組企画による撮影が予定されており、オリコン顧客満足度ランキングを特集した特別番組の放映も3月30日(日)12時から放映される。

 オリコン顧客満足度ランキングは各ランキングで顧客満足度総合1位に選出された企業の功績を讃えるため、2008年に始まり今回で16度目となる。より実態を表す正確な調査を行い、ランキングとして発表するために、綿密な市場調査を行ったうえでの調査設計、第三者の立場から独自で満足度調査を企画、匿名の調査と厳しい回答者条件設定により回答者の品質を確保し調査を行なっている。集計手法は多角的な軸による総合的な評価、産業ごとの特長をとらえることが可能な集計ロジック、独自のクリーニング方法によるサンプルの純化、専門家による監修を行なっている。

オリコン株式会社 小池社長

 オリコン株式会社 小池 恒 代表は冒頭のあいさつで、「データの正確性」、「意図的な操作の排除」を掲げ厳密な調査基準を設けているとし、調査を行うにあたり重要である、サービス品質、コストパフォーマンス、コミュニケーション、導入のしやすさの普遍的な4つの項目の重要性を述べた。

写真左からオリコン 小池 恒 代表、ステップ 小川泰明氏、梅澤 直之氏、河合塾 中村 浩二氏、京進 立木 康之氏、東京個別指導学院 堤 威晴氏

 株式会社京進 立木 康之代表取締役社長は「この度、オリコン顧客満足度ランキング「大学受験 塾・予備校 現役 近畿」ランキングで京進の大学受験TOPΣが総合1位を受賞できたこと、大変光栄に思います。弊社が大切にしているフィロソフィー「ひとりひとりを大切にする」を基に、職員が生徒に寄り添い、成長をサポートしてくれたおかげだと感謝しております。また、今年で創立50周年を迎える節目の年となります。これまで支えていただいた皆様に深く感謝し、さらに地域社会に貢献し続ける塾を目指してまいります。」とコメントした。

写真左からオリコン 小池 恒 代表、アカデミー 河内宥輝氏、信学会 栗林 聖樹氏、大阪教育研究所 津川 悟氏、自分未来ホールディングス 大岡 大介氏、やる気スイッチグループ 新 慎一郎氏、水谷 直人氏、大塚 直樹氏、サクラサクセス 細木 貴広氏

 株式会社サクラサクセスの細木 貴広 統括本部長は「昨年に引き続き、高校受験 個別指導塾 中国・四国ランキングにおいて「総合1位」の評価を頂き、誠にありがとうございます。ご評価いただいた皆様に、心より感謝申し上げます。この度のランキングにおいて、スタッフに関する項目で高い評価をいただきました。教室長を中心に講師たちスタッフがお客様に真摯に向き合い、誠実に業務にあたってくれたことが結果につながったと感じております。今後も地域のお子様の学力向上を目指し、「褒めて育て、やる気を育む」教育理念をモットーに、地域に愛される会社づくりを目指してまいります。」とコメントした。

写真左からオリコン 小池 恒 代表、さなる 本田 直人氏、希学園 黒田 耕平氏、リソー教育 町田 仁氏、野田塾 野田 真彦氏
写真左からオリコン 小池 恒 代表、Z会 鴨下 一洋氏、ベルリッツ 福士 裕子氏、ECC 田中 大地、セイハネットワーク 小宮 由花氏、DMM.com 川上 拓史氏、ミマモルメ 藤井 啓詳氏

『塾・スクール』関連ランキングの総合1位受賞企業は、下記とおり。

ランキング名 総合 1位企業名サービス名
子ども向けプログラミング教室株式会社 ミマモルメProgLab
大学受験 塾・予備校 現役 首都圏株式会社 ステップ大学受験ステップ
大学受験 塾・予備校 現役 東海学校法人 河合塾河合塾
大学受験 塾・予備校 現役 近畿株式会社 京進京進の大学受験 TOPΣ
大学受験 個別指導塾 現役 首都圏株式会社 東京個別指導学院東京個別指導学院
大学受験 個別指導塾 現役 東海株式会社 トライグループ個別教室のトライ
大学受験 個別指導塾 現役 近畿株式会社 東京個別指導学院東京個別指導学院
大学受験 難関大学特化型 現役 首都圏株式会社 エスイージーSEG
大学受験 難関大学特化型 現役 首都圏株式会 社東京教育研鉄緑会
高校受験 塾 北海道株式会社 ニスコニスコグループ
高校受験 塾 東北株式会社 練成会練成会グループ
高校受験 塾 北関東株式会社 アカデミー進学塾ACADEMY/進学塾QUALIER
高校受験 塾 首都圏株式会社 ステップ高校受験ステップ
高校受験 塾 甲信越・北陸学校法人 信学会信学会ゼミナール
高校受験 塾 東海株式会社文理学院文理学院
高校受験 塾 近畿株式会社 大阪教育研究所立志舘ゼミナール
高校受験 塾 中国・四国株式会社 向学社宇部進学教室
高校受験 塾 九州・沖縄株式会社早稲田スクール早稲田スクール
高校受験 個別指導塾 北海道自分未来きょういく株式会社ITTO個別指導学院
高校受験 個別指導塾 東北株式会社 KATEKYOグループKATEKYO学院
高校受験 個別指導塾 北関東株式会社 やる気スイッチグループスクールIE
高校受験 個別指導塾 首都圏株式会社東京個別指導学院東京個別指導学院
高校受験 個別指導塾 甲信越・北陸株式会社NSGアカデミーNSG PLATS
高校受験 個別指導塾 甲信越・北陸株式会社 KATEKYOグループKATEKYO学院
高校受験 個別指導塾 東海株式会社 やる気スイッチグループスクールIE
高校受験 個別指導塾 近畿株式会社東京個別指導学院関西個別指導学院
高校受験 個別指導塾 中国・四国株式会社サクラサクセス個別指導塾サクラサクセス
高校受験 個別指導塾 九州・沖縄株式会社明光ネットワークジャパン明光義塾
中学受験 塾 首都圏株式会社さなる啓明館
中学受験 塾 東海株式会社浜学園浜学園
中学受験 塾 東海株式会社 鈴鹿英数学院eisu
中学受験 塾 近畿株式会社 希学園希学園
中学受験 個別指導塾 首都圏株式会社リソー教育TOMAS
公立中高一貫校対策 塾 首都圏株式会社 湘南ゼミナール湘南ゼミナール
小学生 塾 首都圏株式会社ステップ高校受験ステップ
小学生 塾 東海株式会社 野田塾野田塾
小学生 塾 近畿株式会社 大阪教育研究所立志館ゼミナール
小学生 個別指導塾 首都圏自分未来きょういく 株式会社ITTO個別指導学院
小学生 個別指導塾 東海自分未来きょういく 株式会社ITTO個別指導学院
小学生 個別指導塾 近畿株式会社 やる気スイッチグループスクールIE
幼児教室 知育株式会社学研エデュケーショナル学研幼児教室
オンライン英会話合同会社DMM.comDMM英会話
子ども英語教室 幼児セイハネットワーク株式会社セイハ英語学院
子ども英語教室 小学生株式会社ECCECCKIDS
英会話教室ベルリッツ・ジャパン株式会社ベルリッツ
家庭教師株式会社トライグループ家庭教師のトライ

みんがく、全国の自治体向け「無償スタート応援!教育特化型の生成AI活用キャンペーン」開始

 株式会社みんがく(東京・目黒区、佐藤雄太 代表取締役)は、全国の自治体を対象に「無償スタート応援!教育特化型の生成AI活用キャンペーン」を開始する。このキャンペーンは、GIGAスクール構想第2期の端末更新に合わせ、生成AIを活用した授業を自治体単位で検証できる機会を無償で提供するもの。先生方がAIを授業に取り入れやすい環境を整備し、自治体全体で教育DXを推進することを目的としている。

お申し込みはコチラから

教育現場の現状と課題
 全国の小中学校で「1人1台端末」環境が整備され、活用が進んでいる。 しかし、多くの授業では端末が「先生が指示を出し、子どもが操作するツール」として使われるに留まり、子どもたちが主体的に学ぶための活用には至っていない。その結果、授業改善が進まず、子どもたちの学びの自律性が育ちにくい状況が続いている。学習指導要領の最上位目標である「持続可能な社会の創り手」を育成するためには、 子どもたちがAIを活用しながら、主体的に考え、学び、実践できる環境を整えることが不可欠だ。
 こうした課題に対し、キャンペーンでは、自治体単位でAI活用の可能性を検証し、学校現場への導入を支援する。

なぜ教育特化型が必要なのか?
 一般的な生成AIは、先生のスキル差によって活用にばらつきが生じ、組織として有効活用が進まない課題がある。さらに、生徒の入力情報を学習するリスクも懸念される。スクールAIはAzure環境で構築され、個人情報を学習しない安全設計のため、安心して活用できる。また、独自の管理システムを備え、生徒がAIとどのように学習しているのか先生がログを確認できるため、適切な指導が可能だ。さらに、先生自身がAIを作成し、全国の先生と共有・活用できるプラットフォームを提供。加えて、授業準備や校務に活用できる100種類以上のテンプレートを搭載し、すぐに実践が可能。組織的なAI活用を促進し、教育現場に最適な環境を実現する。

実証テーマ例
 自治体によって実証のテーマはさまざまで、「教職員の業務効率化」「キャリア教育の充実」「英作文と英会話の個別最適な学習」などが考えられる。申し込みの際に事前にテーマを共有することで、似たテーマの自治体同士が連携し、学び合える環境も今回の実証で支援する。もちろん、「生成AI利活用の実証」のように大きな括りでの検証も可能だ。自治体のニーズに応じた柔軟な実証をサポートし、教育現場でのAI活用を推進していく。


■ キャンペーン概要

対象自治体
・GIGAスクール構想第2期の端末助成を受けた自治体
・生成AIの活用を検証したい自治体
・スクールAIを新規導入予定の自治体(既存導入自治体は対象外)

提供内容

  1. 自治体内の全学校で初年度無料提供
    ・GIGAスクール構想第2期の端末助成を受けた自治体が対象
    ・無料期間のみの利用も可能(ペナルティなし)
    ・利用開始時期の調整も可能
  2. AIを活用した研修の無料提供
    ・導入時に自治体内の先生向けにAI活用研修を実施
    ・プロンプト作成オンライン公開研修に無料招待
    ・スクールAI認定ティーチャーオンライン公開研修に無料招待
  3. 応募自治体限定「実践レポート集」をプレゼント
    ・参加自治体が実施した生成AI活用の実践レポートをまとめた資料を提供
    ・他自治体の事例を参考に、AI活用のアイデアを得られる
    応募条件
    ・実践レポートを各校1つ提出すること
    ・導入後、3ヶ月以内にオンラインの先生向けAI活用研修を受講すること

物価高でのバイト代「少なすぎる」49.0%「適切」50.0%~高校生、大学生1,592名にアンケート~

 スタディプラス株式会社(東京・千代田区、廣瀬 高志 代表取締役)のStudyplusトレンド研究所は、2024年11月25日(月)から12月1日(日)にかけて学習管理アプリ「Studyplus」上で全国の高校生・大学生を対象に「バイトに関するアンケート」を実施、1,592名から回答を得た。


「バイトに関するアンケート」 トピックス
①物価高におけるバイト代に関して少なすぎる」49.0%、「適切だと思う」50.0%でほぼ半数ずつに
②スキマバイトに関する調査「働いたことがある」3.6%「今後働いてみたい」42.7%
◆本調査の概要
調査対象 : 全国の「Studyplus」ユーザー(高校生・大学生)
回答者  : 1,592名
【属性分類】高校1年生379名、高校2年生454名、高校3年生563名、大学1年生105名、大学2年生34名、大学3年生20名、大学4年生30人、その他7人
調査方法 : 学習管理アプリ「Studyplus」上でアンケート回答を依頼し、オンラインで回答を回収。
調査時期 : 2024年11月25日〜12月1日


■ トピックス①物価高におけるバイト代に関して
「少なすぎると思う」と回答した人は49.0%「適切だと思う」と回答した人は50.0%で、半数ずつとなった。

アルバイトを始めた理由の一つに「物価高の影響」があったかに関しては高校生の7割、大学生の8割は「ない」と回答した。

■ トピックス②スキマバイトに関する調査
スキマバイトに関して、知っているかその上で働いたことがあるか聞いたところ「スキマバイトを知っていて働いたことがある」と回答した人は3.6%、「知っているが働いたことはない」と回答した人は68.8%、「知らない」と回答した人は27.6%となった。

利用したサービス名を選択してもらったところ、「タイミー」が52.6%で一番多い結果となり、次に「シェアフル」の19.3%、「ネクストレベル」は10.5%となった。

働く前のスキマバイトに対するイメージを聞いたところ「自分のスケジュールに合わせて働ける」が77.2%で一番多く、「面接が不要で簡単に仕事を始められる」が43.9%、「急な出費に対応することができる」が35.1%となった。

スキマバイトをしたことがないと回答した1,536人のうち「今後スキマバイトをやってみたい」と答えたのは42.7%、「やりたいと思わない」は 26.8%、「どちらとも言えない」が30.5%となった。

■ Studyplusトレンド研究所 調査所感
 少子化による人手不足が騒がれる中、担い手となる学生たちがアルバイトについてどのように考え感じているのか調査を行いました。多くの学生が、日々の生活をより充実したものにするため、また将来のキャリアのため、学校生活や私生活とのバランスをとりながら働いていることが伺えます。本調査で見えてきた実際の時給や働き始めたきっかけ、イメージとのギャップなどが、これからアルバイトを募集する事業者の皆様にとっても、春からアルバイトを始める学生たちにとっても参考になればと思います。
 また、近年新しい働き方として話題にあがることの多い隙間バイトについては「存在は知っているし興味もあるけど、やったことはない」という状況の学生が多いようです。実際に働いてみた学生からの評価はおおむね良好ですが、一部で課題も見られます。学生にとって当たり前の働き方になるのかどうか、今後の動向についても引き続き見守っていきたいと思います。

学研の「Shikaku Pass」と、レアジョブの「資格スクエア」が連携し資格学習をサポート

 株式会社 学研ホールディングス(東京・品川、宮原 博昭 代表取締役社長)のグループ会社である株式会社Gakken LEAP(東京・品川、細谷 仁詩 代表取締役社長)と、株式会社レアジョブが運営する「資格スクエア」は、資格学習を応援するために協力し、サービス拡充・キャンペーン展開を開始する。

<提携の背景>
 株式会社学研ホールディングスと株式会社レアジョブは、英語関連事業、資格取得支援事業、子ども・子育て支援事業を展開する中で、相互の事業を強化するために資本業務提携に関する契約を締結した。この提携は、両社が持つリソースと専門性を活かし、より多くのユーザーに質の高い学習サービスを提供することを目的としている。
<提携の目的>
 お互いの強みを生かし、誰もが自分のキャリアを自らの手で切り拓くことができる社会を実現し、個々の可能性を最大限に引き出すことができる環境を整えたいと考えている。学び続けることで、個人の成長だけでなく、社会全体の活性化にも寄与できると信じている。
 2つのサービスは共に資格取得のための講座を提供しているが、それぞれ目的が異なる講座を扱っている。
「Shikaku Pass」では学研の学習参考書の出版で培ったノウハウを生かし、社会人向けにITパスポートやファイナンシャル・プランナー、語学などリスキリングを支援する資格や講座を提供している。スキマ時間が活用できる教材と、オンラインでの学習でいつでもどこでもスキルアップができ、明日から職場や生活で役に立つ知識を身につけることができる。
「資格スクエア」は、有名講師とともに難易度の高い司法系士業を中心とした講座を提供している。オンライン学習の特性を最大限に活かし、科学的見地からも考え抜かれた教材で難易度の高い試験に挑戦する受講者をしっかりとサポートする。専門的な分野で活躍するために必要な知識と資格を身につけたい方々に向けて、忙しい日常の中でも資格合格を達成できるオンライン講座を用意している。

<取り組み内容>
・提携記念キャンペーン
双方の会員向けに講座の割引CPを開催する。
「Shikaku Pass」会員向け:「資格スクエア講座」の講座を20%割引で提供
「資格スクエア」会員向け:「Shikaku Pass」の講座を25%割引で提供
割引期間:3月12日(水)~5月13日(火)
・資格スクエア「未来問模試」の共同活用
「Shikaku Pass」の宅建会員向けにも「未来問模試」を提供し、コンテンツの拡充をはかる。
・資格スクエア「試験対策アプリ」のOEM提供
「資格スクエア」で好評のアプリを「Shikaku Pass」の宅建会員向けにOEM提供開始する。


「Shikaku Pass」で取り扱う講座
○ ビジネス
  ■ファイナンシャル・プランナー3/2級
  ■資産形成コンサルタント
  ■宅建
○ 語学
  ■TOEIC® L&R テストレベル別スコアアップ講座
  ■韓国語能力試験TOPIKⅠ問題集
○ IT
  ■基本情報技術者
  ■ITパスポート
  ■AWS SAA合格講座
  ■プログラミング講座(Webエンジニア基礎、Javaエンジニア基礎、PHPエンジニア基礎)
○ 福祉
  ■保育士講座

プロキッズ 学校の先生向け「生成AI活用講座」提供開始

 子供向けSTEAMプログラミング教育を行う株式会社プロキッズ(東京・台東区、原 正幸 代表取締役)は、2025年2月に、豊川高校にて高校教員向けの「生成AI活用講座」を開催した。
 この講座では、授業や校務での具体的な活用方法をテーマに、先生方が教育現場ですぐに活用できる内容をハンズオン形式で提供した。
 短時間で実践的な生成AI活用スキルを習得できる講座内容は、校務や授業準備の効率化を求める多くの先生方から高い評価を得ている。

子供の将来の職業選択 保護者の多くが「生成AIが影響する」と回答

 株式会社増進会ホールディングス(Z会グループ)のグループ会社、株式会社栄光(東京都千代田区、下田勝昭 代表取締役社長)が運営する進学塾・栄光ゼミナールが、2025年1月11日〜1月21日に、「小中高生の習い事に関する調査」を実施し、その結果を公表した。有効回答は、小学1年生〜高校3年生の子供を持つ保護者3598人。同調査は2018年、2022 年にも実施し、今回が3回目となる。

※本調査における「習い事」には、学習塾や部活動は含まない。

 保護者に、「子どもは、今までに習い事を習ったことがありますか?」と聞いたところ、小学生保護者の99.2%、中学生保護者の97.3%、高校生保護者の98.2%が「子どもが習い事を習ったことがある」と回答。ほぼ100%に近い数字となった。「習ったことがない」ケースは少ないが、そう回答した保護者が挙げた理由としては「子どもが興味を示す習い事がなかった」が最も多かった。

 子供が習い事を習ったことがあると回答した保護者に、14の習い事(水泳、体操、サッカー、野球、武道、バレエ・ダンス、その他スポーツ、英語・英会話、音楽系、書道、理科実験、プログラミング、そろばん、学習系教室)についての経験を聞いた。

 最も「現在習っている」「以前習っていた」の合計割合が高かったのは「水泳」で、小中高すべて7割以上。次いで「英語・英会話」が5割以上、「音楽系」も約5割が経験ありだった。「プログラミング」「理科実験」は実際の経験率は高くないが、いずれも「子どもの興味・関心がある」という回答が比較的多かった。

 2022年と2025年を比較すると、プログラミングを「現在習っている」、あるいは、「習ったことがある」と回答した割合が増えている(2022年:全体で7.5%→2025年:全体で12.5%)。栄光は、「そのほかの習い事は大きな変化は見られないので、プログラミングが習い事として広がりつつある」と考察している。

「以前習っていた」と回答した習い事を辞めた時期については、習い事によってばらつきがあるものの、小学生保護者では子供が「小学3・4年生の間」、中学生保護者・高校生保護者では子供が「小学5・6年生の間」という回答が多い傾向が見られた。栄光は、「小学生の家庭では中学受験の勉強が本格的に始まる時期に、中学生・高校生の家庭では中学進学で学校生活や部活動が忙しくなることを見据えて、習い事を整理するためはないか」と分析している。

 「習い事を選ぶ際に、特に重視したことは何ですか?」、について習い事を習ったことがあると答えた保護者に聞いたところ、小中高の保護者ともに、「子どもがやりたがっているかどうか」が最も多く、約9割にのぼった。次いで「曜日や時間帯の都合が合う」、そして「子どもの将来に役立ちそうかどうか」という項目が続いた。2018年・2022年調査と比べても、この傾向は変わらなかった。

 また、「子どもは今までに、習い事を辞めた、もしくは辞めたいという気持ちになったことはありますか?」を聞いたところ、「子どもが実際に辞めたことがある」と回答した保護者は7割超。「辞めたことはないが、辞めたい気持ちになった」は1割超。合計すると、8割近くの家庭が「辞めること」を一度は考える場面に直面している。

 さらに「子どもが習い事を辞めたことがある」または「子どもが習い事を辞めたことはないが、辞めたという気持ちになったことがある」と回答した保護者に、そのきっかけを聞いた。

 トップは「子どもが辞めたいと言った」が4割超。次いで「勉強の優先順位が高くなった」が多く、高校生保護者では4割近くにのぼる。中学生・高校生では「目標や目指している水準を達成した」も辞める理由として増える傾向だった。子供の主体的な意思が習い事のスタート同様、終わりにも大きく影響している。また、学年が上がるほど受験や部活動など勉強・学校行事を優先せざるを得ないことも考えられる。

 一方、2022年の全体と比較すると、「習い事よりも勉強の優先順位が高くなった」は15.2ポイント減少した(2022年:全体で47.4%→2025年:全体で32.2%)。担当者は、「あくまで栄光に通っている塾生の保護者対象のアンケートのため、一概には言えませんが、勉強と習い事を両立していきたいというご家庭の意向があるのではないかと考えられます」と語る。

<調査概要>
調査対象:栄光の教室に通う小学1年生〜高校3年生の子供を持つ保護者
調査方法:インターネット調査
調査期間:2025 年 1 月 11 日(土)〜1月21日(火)
回答者数:3598人(小学生保護者1897、中学生保護者1202、高校生保護者499)

〈詳細〉
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001298.000049291.html

日本式グローバル向け算数学習アプリ「Mathmaji」、米テキサス州の友愛学園ダラス補習授業校にて紹介を開始

 株式会社Mathmaji(東京・港区、廣瀬 康令 代表取締役)は、日本式グローバル向け算数学習アプリ「Mathmaji」が、テキサス州の友愛学園ダラス補習授業校(テキサス州プレイノ市 坂山英治校長)にて紹介が開始されることを発表した。Mathmajiは、日本の学習指導要領に準拠した算数を英語で学べるアプリとして、ダラス補習校の児童の算数と英語の力を高め、児童たちが現地校に安心して通えるようになるためのサポートをする。

■ 友愛学園ダラス補習授業校について
 友愛学園ダラス補習授業校は、ダラス日本人会が運営する、ダラス・フォートワース複合都市圏のキャロルトンにある補習授業校。1970年にダラス日本語補習教室として小学部の児童15名からスタート、近くのプレイノへの米国トヨタ自動車販売の移転を契機に生徒数が増え、現在は幼稚園から高校課程までで584名(2023年度)の子供たちが通っている。

■ Mathmajiの提供について
 株式会社Mathmajiは、算数学習アプリMathmajiを、ダラス補習校にて紹介。補習校の生徒の中には、日本からの日本企業駐在員の児童が多く在籍しており、言葉や学習内容の違いから、現地校に通うことに不安を感じる子供たちも少なくない。渡米前から日本の学習指導要領に準拠した算数を英語で学ぶことのできるMathmajiの利用によって、そうした子供たちの不安が取り除かれ、自信を持って現地校での算数学習を行えるようになることが期待される。株式会社Mathmajiは、日本の優れた算数教育を世界中の子供達に提供することを使命としており、日本の教育の浸透を目的とするダラス補習校へのMathmaji提供は、双方の理念に適った事業となる。

■ 算数学習アプリMathmajiのメリット
 Mathmajiのカリキュラムは、日本の学習指導要領に準拠しながらアメリカとシンガポールの学習基準にも対応している世界唯一のカリキュラム。Mathmajiを通じて世界中どこでも通用する算数の力を身につけることができる。また、Mathmajiでは数学の専門知識を持つアメリカ人の監修のもと、文法的に正しく、かつ分かりやすい英語を用いて指導を行っており、算数の学習で使われる正しい英語表現を、自然と覚えることができる。Mathmajiのコンテンツの中心は1回5分の短時間集中レッスンであるため、時間と場所を選ばず効率よく学習を進められる。学年の先取りや過去の内容の復習にも役立てられる。

 株式会社Mathmajiは、「誰もが、フラットに教育機会を得られる世界」の実現を目指している。「民間セクターの世界教育機関として、場所、年齢、家族、収入に関係なく、世界中の人に質の高い教育を提供する」というミッションのもと、デジタルテクノロジーを駆使することで、日本が誇る優れた教育を、世界中の子供たちに提供する。

■ グローバル向け算数学習アプリ「Mathmaji」
「Mathmaji」は、日本式算数教育を取り入れ、子供の算数学習を支援するグローバル向け算数学習アプリ。日本の学習指導要領とAIを活用した単元学習に、理解を定着させるための練習問題を組み合わせることで、日本の算数教育の良さをアプリ上に再現。子供が楽しみながら一人で学べるようになっているだけでなく、子供の学習状況や理解度もわかる、保護者にも安心なアプリだ。
App Store:https://apps.apple.com/us/app/mathmaji-math-learning/id6469683426
Google Play: https://play.google.com/store/apps/details?id=com.mathmaji.app&hl=ja