Category: 塾ニュース|塾・企業

東京・渋谷で個別指導塾向け無料セミナー開催

個別指導塾経営コンサルタントのリアル・パートナーズは、来る9月15日(日)、東京・渋谷ティーズフラッグにて「外部集客×内部充実=生徒数アップ」と題した個別指導塾向けの無料セミナーを開催する。

同社が発行するメルマガが創刊100号を迎えることを記念し、参加料金は無料となっている(通常、同社が主催するセミナーの参加料金は2万円~)。この日は、午前・午後の二部構成となっていて、午前の第一部は過去に同社のセミナーに参加したことがないビギナー向け、午後の第二部は過去のセミナー参加者向けの内容になる。1986

リアル・パートナーズ代表の安多秀司氏と小倉政彦氏は、ともに地域ナンバーワン個別指導塾の現役の経営者でもある。それに伴う現場に即した、机上論ではないコンサルティングが人気を博している。安多氏が教室運営、小倉氏が集客を得意分野としており、その両輪による塾経営のサポートが特長。新規開業者を含め、生徒募集に悩む塾の支援に確かな実績を誇っている。

今回の無料セミナーも両氏の強みを活かして、塾経営を「内的要素」「外的要素」の双方からレクチャーする内容となっており、第一部では、安多氏が「中3→高1への継続率UP」「秋以降の教室運営」、小倉氏が「チラシ・HPの基本」などについて。第二部では「口コミだけで入塾キャンセル待ちが発生する内部戦略(安多氏)」、「チラシだけに頼らない塾のマーケティング戦略(小倉氏)」などをラインナップ。

安多氏は「今回のセミナーは感謝の還元が趣旨であり、無料だからと言って出し惜しみするつもりはない。お伝えするのは、現役塾経営者である私たちが自らの経験に基づいて構築し、現在も実際に行っているものばかり。実用性の高い具体論を知りたい方はぜひ参加して欲しい」と語る。

定員は、第一部・第二部とも各12名。同セミナーの詳細は、公式サイトへ

 

学研HD、学習塾の全教研を30億円で買収へ

教育・出版大手の学研ホールディングス(HD、東京、宮原博昭社長)は13日、福岡県内を中心に北部九州などで小中高校生向けの学習塾を展開する全教研(福岡市、中垣一明社長)を買収すると発表した。契約締結は14日で、学研HDの子会社の学研塾ホールディングス(東京)が経営陣などが持つ株式を30億円で買い取り、全株式を取得する。

全教研の中垣一明社長(『月刊私塾界』8月号より)

全教研の中垣一明社長(『月刊私塾界』8月号より)

買収後も全教研の社名は変わらず、中垣一明社長をはじめとする経営陣は続投する。全教研は、1977年に設立され、福岡証券取引所に上場していたが、2009年に経営陣による自社買収(MBO)を実施し上場廃止していた。2013年2月期の売上高は45億1300万円で、純利益は1億7300万円。

ミャンマー語対応のアンケート自動集計

 東京大学発のベンチャー企業でソフトウエア開発の情報基盤開発はミャンマー語に対応した紙のアンケートの自動集計サービスを始めた。ネット経由で提供する独自開発したソフト「アルトペーパー」をミャンマー語に対応させた。民主化で注目されるミャンマーへ進出を検討する国内企業は多く、マーケティング調査などの需要が増えると判断。現地でマーケティングや顧客・従業員満足度などの調査をする企業が対象。初年度は50社、1億円の売り上げを目指す。

異なる塾同士が合同で新入社員研修を大阪で開催

7月6日(土)、新大阪駅近くの『新丸ビル』にて、「個別指導塾 若手社員スキルアップミーティング〜再発見。塾で働く喜びとプライド」と題し、地域ナンバーワンの個別指導塾を運営する学習教室サクセス(兵庫県)、学習塾PEG(滋賀県)、個別教育フォレスト(兵庫県)が合同で新入社員研修を共催。この研修を共催した塾以外にも、長崎県、愛知県などからの塾のスタッフも参加し、初回として、有意義な研修となった。

城南進研 映像授業で大学受験指導

 2013年7月に城南予備校の人気講師による映像授業「大学受験Jシリーズ映像授業」を順次「城南コベッツ」各教室に導入し、大学受験指導を強化するサービスをスタートさせた。同サービスは、1)自分のスケジュールに合わせてカリキュラムを立てられる、2)現役合格保証の実績とクオリティを持つ「城南予備校人気講師の授業」をひとりじめできる、3)電子黒板により、ビジュアルを駆使したわかりやすい授業、4)1回あたりの授業時間が短く、集中力が途切れないなどが挙げられ、講師1人対生徒2人までの完全個別指導でゴールまで導く。

関西版・受験ガイドブックの最新版 大阪進研

1984関西地方で模試や塾用教材を販売している株式会社大阪進研(大阪市、市川彰裕社長)は、受験生に向けた入試情報を詰めこんだ「高校受験・中学受験ガイドブック」と「大阪府公立入試問題集(3冊パック)」を発刊した。例年発行している年度版で、平成26年度入試用の資料だ。問い合わせは、大阪進研(Tel.06-6762-4557)まで。

■『平成26年度受験用 高校受験ガイドブック(関西版)』

発行 7月12日(金)
価格 2,100円(税込)
体裁 B5判611ページ(本文)
内容 入試情報と学校紹介/合格のめやすグラフ掲載/綴込み学力診断テスト、通学マップ付

■『平成26年度受験用 中学受験ガイドブック(関西版)』
発行 7月12日(金)
価格 1,575円(税込)
体裁 B5判343ページ(本文)
内容 入試情報と学校紹介/今年の入試総括などの特集/難易度グラフ・通学マップ付

■『平成25-21年度入試(5年分収録)大阪府公立高等学校入試問題集』
発行予定 8月8日(木)
価格   1,700円(税込)
体裁   B5判、入試問題・解答解説・解答用紙の使いやすい3冊パック
内容   入試制度や入試状況をわかりやすく説明した特集ページ
重要ポイント、間違いやすいミス注意付きの詳しい解説

英検対策 小学生から ジャストシステム ECC 早稲田アカ

 教育サービス各社が小学生向けに英検の受験対策講座を始めている。小学校5年生から英語の授業が始まったことなどから、保護者が早い時期から子どもに英語を学ばせようとしている。小学生の英語能力をみる試験には英検が多く使われているため、ジャストシステム、ECC、早稲田アカデミーの各社が需要を見込み、英語の通信教育サービス、教室で英検対策講座、準2級程度の能力を身につける教室を首都圏で約10カ所開くなどそれぞれのこども英語事業を展開する。

中高生向け語学留学 仲介各社サー ビス拡充

 海外留学を仲介する企業は、これまで各社は社会人や大学生を主な対象としてきたが、夏休みにあわせた中高校生向けの短期のコースを増やして中高生の留学ニーズにも対応する。中高生向けプログラムは語学学校に通いながらホームステイなどで2週間程度学ぶ内容。7月下旬から本格化し、料金は30万~60万円程度。留学ジャーナル、ベルリッツ・ジャパン、ベネッセコーポレーションなど各社様々なプログラムでいずれも定員一杯の参加者の予約を受け付けたという。

全国小・中学生学力カップ 東京・帝国ホテルで表彰式

「全国小・中学生学力カップ2013」(小学4〜6年生と中学1〜3年生を対象とした学力テスト競技会:毎日新聞社・朝日新聞社後援)の表彰式が7月14日、東京・帝国ホテルであり、各学年の金賞(全国トップ10)受賞者68人のうち57人が参加した。競技会は6月に開かれ、全国から過去最多となる2万7200人が挑戦した。運営委員会の山本千秋委員長は「将来の日本を支える人になってほしい」とあいさつ。毎日新聞社「教育と新聞」推進本部の中村秀明本部長から毎日新聞社賞も贈られた。競技会は三重県の学習塾「eisu」が「将来役に立つ本当の学力を伸ばそう」と06年から始めた。11年から全国規模の大会になった。

成学社、私立校経営者へフリーペーパー 9月から配布

 学習塾「開成教育セミナー」を展開する成学社は9月から、私立学校の経営者向けのフリーぺーパーを配布する。保護者への情報提供の方法やカリキュラムの指導法などを紹介。学校運営がテーマのフリーペーパーは珍しい。2カ月に1回の頻度で発行。第1号は16ページで構成。2500部を印刷し、近畿の私立中学校などに配布する。ゆくゆくは首都圏でも配布する考え。成学社はグループ会社を通じ、講師派遣や教諭向け指導法セミナーの開催など学校支援ビジネスも手がけていて、フリーペーパーの配布で認知度を高める。