株式会社リソー教育は9月1日、伊東誠専務が2日付で社長に昇格する人事を固めた。創業者の岩佐実次会長兼社長は代表権のある会長職に専念する。 2012年6月に宮下秀一社長が死去したことに伴い、岩佐会長が社長を兼務してきた。伊東氏は個別指導塾や幼児教室を増やすなど業容拡大に貢献してきた。
伊東 誠氏(いとう・まこと)1987年慶大法卒、89年アットホーム入社。93年日本教育公社(現リソー教育)入社。01年取締役、04年常務、06年専務。長野県出身。
不登校やひきこもり、発達障害の子どもを抱える家庭のために全国31ヶ所に相談窓口を開設し、ひきこもりから立ち直るための支援を必要とする人たちが、十分な支援を受けられるよう訪問支援などを行っている、一般社団法人ひきこもり支援相談士認定協議会は9月14日(日)、「ひきこもり支援士全体セミナー」をアリアル五反田駅前会議室で開催する。
このセミナーは、ひきこもりの支援環境より良くし、支援者の学びの場となるよう、日本における発達心理学の第一人者である立教大学の大石幸二教授のほか、学校法人鹿島学園高等学校の大森伸一副理事長と第一学院高等学校の生駒富男理事長が講演を行う。
文科省の学校基本調査(2012年)によると、中学生で不登校の生徒は、全国平均で2.57%(小学生は0.31%)で、91,262人に上る。また、ニート状態の若者は、2002年(平成14年)以降60万人台で推移している。
問い合わせは、一般社団法人ひきこもり支援相談士認定協議会(TEL.0123-42-5000、担当:事務局長 沖西)まで。
〈タイム・テーブル〉
12:00〜 会場・受け付け開始
12:45〜 開会挨拶
12:55〜 講演「ひきこもり・不登校支援への取り組み」
鹿島学園高等学校 副理事長 大森 伸一 氏
14:10〜 講演「不登校支援と学校教育について」
第一学院高等学校 理事長 生駒 富男 氏
15:25〜 講演「ひきこもり・不登校支援において、大切にすべきこと」
立教大学 現代心理学部 教授 大石 幸二 氏
一般社団法人ひきこもり支援相談士認定協議会ウェブサイト
http://www.khj-hsc.org/
公益社団法人 全国学習塾協会(安藤大作会長)は10月14日(月•祝)、浅草ビューホテルにて「塾の日シンポジウム in TOKYO」を開催する。「塾の日」は、同協会が1988年に制定したもので、学習塾を正しく認識してもらい、学習塾の声や社会に反映させることを目的としている。
この「塾の日シンポジウム」は、学習塾と私学•企業•消費者の皆様がともに学習を通じて未来の人材育成を図ることを社会にアピールする象徴的なイベントとして毎年開催している。今年のテーマは「未来─塾と子供と教育と、日本と世界と我々と、日本と世界と我々と─ LAST 25YEARS NEXT25YEARS」。同協会の設立25周年、公益社団法人への移行記念も兼ねて開催する。
第1部では、塾の日記念式典において永年にわたり研磨を重ねて業界の信頼確保に貢献した学習塾事業従事者ならびに優秀塾生、全国読書作文コンクールの最優秀賞授賞の子どもたちを表彰する。第2部のシンポジウム「国際化に向けて私達は何を学べばよいか?」では、グローバル化してゆく現代において、社会はどのような人材を求めているのかを考える機会とし、参議院議員で国際政治学者の顔を持つ猪口邦子氏をメインゲストに迎える。最後の第3部の懇親会では「TOKYO流おもてなしスタイル」と題し、塾関係者を中心とした親睦の場を提供する予定。
株式会社エデュケーショナルネットワークは、「中学入試情報セミナー」を9月19日(木)に、AP大阪駅前 梅田1丁目(東京建物梅田ビルB2/APホール)で開催する。講師は、エデュケーショナルネットワークの藤川享氏が務め、2014年度関西地区の入試全体の傾向や入試日程の位置取り変更状況、入試制度変更校の紹介など、私立中学入試の展望を語る。
同セミナーの受講料は、エデュケーショナルネットワークの会員は 1名につき20,000円、一般は1名につき30,000円、2名以降は会員・一般1名10,000円。
申し込み・問い合せは、株式会社エデュケーショナルネットワーク(Tel.06-6136-1113)まで。
NPO法人 学習塾全国連合協議会(塾全協 東日本ブロック)は、「第34回 私立中高進学相談会」を9月8日に新宿NSビルで開催する。首都圏の139校の私立学校が、受験生や保護者からの個別相談に応じる。また、森上展安氏と四谷大塚入試情報センターによる2014年度の私立中入試の注目点の合同ディスカッションや、安田理氏の公立中高一貫校の入試動向の分析などの講演も予定している。
会場では、協力企業・団体による最新入試資料の無料配布のほか、先着2000名に合格グッズがプレゼントされる。予約不要で入退場も自由だ。
問い合わせは、東日本ブロック新学対策局(日本私学通信社内、Tel.04-7163-4601、eメール:n_shigaku@ybb.ne.jp、担当:稲葉)まで。
中学入試セミナー:
・11:30~12:10「2014年 中学入試の注目点」森上教育研究所・四谷大塚入試情報センター合同ディスカッション
・14:00~14:40「2014年 公立一貫校入試の動向」安田教育研究所による分析
高校入試セミナー:
・12:20~13:00「私立・都立入試はこうなる」新教育研究協会
・14:50~15:30「私立・都立入試はこうなる」進学研究会
──阿奈靖雄氏「プラス思考の習慣で道は開ける」の著者
新学フォーラム(千葉県船橋市、西口正代表)はこの夏に教室を2倍に増床し、個別指導としては津田沼地区最大級となった。これを記念して、エース教育総研の青木清代表と、著書「プラス思考の習慣で道は開ける」が50万部を超えるベストセラーとなっている阿奈靖雄氏を講師に迎え、8月18日に教育講演会を行い、新学フォーラムの生徒・保護者ならびに教育関係者およそ50名が集まった。
青木氏は、「わが子を伸ばす、家庭教育」と題し、親の役割と責任、上手な親子の接し方、子供の意識国際比較など多岐にわたる興味深い話題に触れ、参加者を魅了した。
続いて講演した阿奈氏は、高校野球「夏の甲子園大会」で7年連続出場の聖光学院のメンタルトレーナーとして活躍した経歴を持つ。球児たちの「底ヂカラ」を鍛える一方で、学習塾の受験生のメンタルトレーナーとしても活躍している。
この日は、「勉強法革命」を講義し、暗記力、理解力が高まる「呼吸体操」のメソッドを受験生に伝授した。科学的データをもとにした学力UPのメソッドで、画期的な効果が出るといい、「全国の学習塾に、この画期的「勉強法」を伝播させていきたい」と述べた。
ベネッセコーポレーション(岡山市、明田英治社長、以下、ベネッセ)は、教育IT関連のスタートアップ企業(IT系ベンチャー企業や起業を目指す人)が自由に活用できる場「EdTech Lab (β)」(以下、エドテックラボ・ベータ)を、渋谷にテストオープンしたと発表した。8月28日(水)にはオープンを記念したイベントが開催される。
同ラボでは、スタートアップ企業やその関係者が日々の「ミーティング」「打ち合わせ」「開発」等を行う場所として、またユーザーを招いた「ユーザーインタビュー」「ユーザーミーティング」などのイベント会場として無料で利用できる場として提供され、8月よりテストオープンしている。約2ヶ月間のテストオープン期間を経て、10月に正式オープンする予定だ。
8月28日のオープニングイベントでは、スタートアップ企業やその関係者を対象に開催される。「日本でこれから流行りそうな教育スタートアップのネタ、全部教えます!~シリコンバレー最新レポート~」と題し、ベンチャーキャピタリストの佐俣アンリ氏を迎え、特別対談を行う。
イベントの開催日時は、2013年8月28日(水) 19:00~21:00 *受付18:30開始、費用は無料で、定員は40名。専用ページから申し込むことができる。
全日本学習塾連絡会議(坂田義勝代表幹事)は、9月22日(日)、今年6月に刊行された『私塾・私学・企業 教育ネット要覧』《第13集》(佐藤勇治編集長)の出版を記念して祝賀会および報告会を、アルカディア市ヶ谷(私学会館)にて開催される。第1部の祝賀会および報告会は、15時より同会館の6階「阿蘇・霧島」で行う。17時30分からは「感謝の夕べ」として3階「富士・西」で懇親会を開催する。第1部の参加費は無料、第2部の参加費は1人1万円。
当日は、多くの私塾や私学の関係者が出席するほか、下村博文・文部科学大臣の特別講演も予定されている。また、この会に参加すると『私塾・私学・企業 教育ネット要覧』《第13集》が無料で贈呈される。
〔問い合わせ・申し込み〕
教育ネット要覧編集長 佐藤勇治
TEL.042−482−1481 FAX.042−483−1618
参加希望者に申込書が送られる。
公益社団法人全国学習塾協会は、9月1日(日)小・中・高の不登校となった子どもへの向き合い方や、その子どもたちの進学に関する問題について、各家庭における情報交換を目的として、「’13 不登校フォーラム in 八戸」を青森県八戸市の八戸ポータルミュージアム「はっち」で開催する。不登校、そしてニートに対する対応の一層の充実に向けて公開討論会を行うほか、個別相談会を行う。
公開討論会では、古川学園中学・高等学校の俣野聖一教頭がコーディーネーターを務め、セルフカウンセリング教育研究会代表で、東京学芸大学・特命教授の大熊雅士氏、志学塾の畑山篤塾長、日本航空高等学校の篠原雅成校長の3名がパネリストとして登壇する。
当日パネリストとして参加し、このフォーラムの事務局長も務める畑山氏は、高校を中退した子どもたちに向けて「20歳までに進路の再構築をと願っています。フォーラム当日は、不登校問題に悩む家庭にぜひ参加して欲しい」と語る。
文科省の調査では、進路のミスマッチが高校中退事由の約73%にものぼると言われており、青森県南部に限っても毎年数百人の高校生が中退している(畑山氏)という。
このフォーラムの問い合わせ、申し込みは「’13 不登校フォーラム in 八戸」実行委員会事務局(志学塾内/TEL.0178-47-2225、FAX.0178-47-4303、14:00〜21:00)まで。