佐賀県武雄市は4月17日、学習塾「花まる学習会」(本部・さいたま市)と提携し、既存の小学校の毎日の授業に同会の教材や教育方法を導入し、新たな学校として来春開校する、と発表した。市は地元学区の子どもに加え、全国から児童を募集する。同会を選んだ理由として「受験塾とは一線を画し、生き抜く力を養うことのできる」と説明。花まる学習会も「公教育に貢献したい」とノウハウを無償提供。講師の人件費は市が、教材費は保護者が負担する。学校は来年度、全11小学校中2、3校を想定している。
株式会社東京個別指導学院の2014年度2月期(2013年3月1日〜2014年2月28日)の決算は、売上高は143億22百万円(前期比10・0%増)、営業利益は12億72百万円(前期比77・5%増)、経常利益は12億77百万円(前期比76・6%増)、当 期純利益は7億37百万円(前期比105・9%増)となった。
当期末での教室展開は、首都圏(東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県)158教室、関西地区 (兵庫県、大阪府、京都府)37教室、東海地区(愛知県)8教室、九州地区(福岡県)5教室の208教室体制となっている。
2015年度2月期(2014年3月1日〜2015年2月28日)の業績予想は、売上高157億72百万円(前期比10・1%増)、営業利益16億2百万円(前期比25・9%増)、経常利益16億5百万円(前期比25・6%増)、当期純利益 9億10百万円(前期比23・4%増)を見込む。
なお、東京個別指導学院は的場 一成取締役社長を代表権のない取締役会長に、代表取締役社長に齋藤 勝己現取締役 教室事業本部長が5月28日付で就任すること発表した。的場氏は、同社取締役会長に就任するとともに、2014 年 5 月 29 日付で株式会社ベネッセホールディングス執行役員 グループ経営企画本部副本部長を兼職する予定。今後は、ベネッセグループの教育事業の戦略構築を担当するとともに、同社の新代表取締役を支え続けるとみられる。
あきらめない、燃え尽きない、自発的な子になる…驚異の教育コーチング。10万人の意欲・能力・行動力を引き出したカリスマコーチが贈る成長ブレーキの外し方。「勉強しなさい」「片付けなさい」……、こんな言葉が愛するわが子の成長する力を阻んでいる? 幸せに成長するために必要な親力とは何か。
著者は、一般社団法人日本青少年育成協会理事・主席研究員・指導者育成委員長。同協会認定マスター教育コーチ・認定S級トレーナーの小山英樹氏。監修は、成基コミュニティグループ代表で安倍内閣教育再生実行会議委員の佐々木喜一氏。
『子どもが本当の幸せをつかむ魔法のパパ・ママコーチング
無限の可能性を引き出す10のカギ』
小山英樹 著、佐々木喜一 監修/PHP研究所
本体1,300円(税別)
『月刊私塾界』の対談コーナー「ケイゾクはチカラなり」でもお馴染み、行動科学マネジメント研究所所長の石田淳氏の新著『10歳までに身につけたい子どもの続ける力』が発刊された。
ベストセラー『続ける技術』の子ども版として、親が子供に続けてほしいと思っているのに、 なかなか続かない習い事や塾を、どうしたら子どもが続けることができるようになるのか、自分から進んで行うようになるのかを、行動科学のメソッドに基づいて伝える。どんな子も続けられるようになり、どんな親でも実践できる、素質を問わない技術が分かりやすく解説されている。
行動科学マネジメントとは、NASA、ボーイングなど600社以上が導入し、アメリカで絶大な成果を上げる人間の行動を科学的に分析する行動分析学、行動心理学を学び、帰国後、日本人に適したものに独自の手法でアレンジをし「行動科学マネジメント」として確立。精神論とは一切関係なく、行動に焦点をあてた科学的で実用的な方法は、日本の教育界、ビジネス界から絶大な支持を集める。
石田氏は現在、日本全国の人材育成などに悩む企業のコンサルティングを行う一方で、教育・スポーツの現場でも活躍している。「今、その子が、前の状態より少しでも進歩しているか? 」「その前向きな姿勢を私たちが見逃さずに発見することができているのか」を大切にし、子どもたちと、子どもたちを支える親のための活動を行う。本書はたくさんのママ・パパから知りたいと寄せられた意見をもとに作った「子どもの続ける技術」である。
『10歳までに身につけたい子どもの続ける力』
石田淳 著/かんき出版
本体1,300円(税別)
『月刊私塾界』の人気コーナー「疾風の如く」にもご登場いただいた、東京・恵比寿で学習塾パーク「Freewill(フリーウィル)」を経営している柴山健太郎代表が、新著『子にかける×子にかけない』を上梓した。
柴山代表は、大学在学中に日本の教育に疑問を感じ、個性重視で知られる北欧の教育を学びにスウェーデンを訪問。同国で子どもたちから「日本の子はどうして勉強がつまらないというのか」と問われたことに衝撃を受け、日本での教育改革を志すようになった。
この本には、フリーウィルが実践する勉強を通して子どもたちが自律し、自信を持って自由になるための方法を教えることを、5つの「かける」と5つの「かけない」を紹介しながら、思春期の子どもを持つ保護者や、塾の現場に立つ先生方に伝えていきたいという思いをまとめた。塾の講師にとっては、保護者や生徒達との接し方や、声のかけ方に改めて気づかせてもらえる一冊だ。
『子にかける×子にかけない』
柴山健太郎 著、海拓舎出版/素材図書
本体1,200円(税別)
2008年に始動したクオードの社会貢献事業が、AEDプロジェクト。クオード各校舎にAEDを設置した第1ステージに始まり、2014年救命講習会が実現に至る第4ステージまでのクオードのAEDプロジェクトを紹介します。
第1ステージ。クオード各校舎にAEDを設置し、スタッフ全員が救命講習を受講して安全意識と救命スキルを高めました。(2013年、新機種に全校舎グレードアップしました)。
第2ステージ。クオードの近隣の小中学校に、教育委員会を通じてAEDを寄贈しました。
① 2008年、市原市教育委員会を通じ、姉崎小・青葉台小・清水谷小・牧園小・水の江小に。
② 2009年、木更津市教育委員会を通じ、清見台小・木更津二中・木更津三中・太田中に。
③ 2012年、市原市教委を通じ、新規開校したちはら台西中へ。
④ 2014年3月28日(金)、木更津市教委を通じ、新規開校する真舟小へ。(合計11台目)
第3ステージ。上記①②寄贈式で、教育行政のトップにプレゼンを行い、また寄贈式の取材に来たマスコミにAED配置の現況を報道してもらいました。市原市は教育長、木更津市は市長を動かし、報道の力もあって議会の承認もとれ、予算の関係で5~10年は無理といわれていた全学校へのAED設置を実現させました。小さな塾が、行政を動かした出来事でした。全学校への設置実現の後は、新設校に寄贈を継続。その姿勢を評価され、昨年11月17日、市原市市制移行50周年記念式典(会場:市民会館大ホール)で「市勢発展に特段の尽力をなした」としてクオードは特別表彰を受けました。
第4ステージ。市原市の消防局に、小学生を対象とした救命講習を提案。4月26日(土)市津消防署の協力を得てクオードちはら台校で、27日(日)には姉崎消防署の協力によりクオード姉崎校で、クオード・リーダークラブの一企画として、救命講習会が実現する見込みです。そして、今後は近隣の自治体にも働きかけ、この輪を広げていく予定です。
AED(Automated External Defibrillator,=自動体外式除細動器)とは、心臓がけいれんし血液を流すポンプ機能を失った状態(心室細動)になった心臓に対して、電気ショックを与え、正常なリズムに戻すための医療機器です。2004年7月より医療従事者ではない一般市民でも使用できるようになり、病院や診療所、救急車はもちろんのこと、空港、駅、スポーツクラブ、学校、公共施設、企業等人が多く集まるところを中心に設置されています。AEDは、操作方法を音声でガイドしてくれるため、簡単に使用することができます。また、心臓の動き(心電図)を自動解析し、電気ショックが必要な方にのみ電気ショックを流す仕組みになっています。
この件についてのお問い合わせ先
クオードちはら台校 担当:片岡秀樹 E-mail:kataoka@quard.co.jp
TEL:0436-75-1119 FAX:0436-75-3912