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沖縄で塾と学校経営について学ぶ3日間 創業者に聞く、教育の最先端に触れる

3日目は「これからの塾業界の展望」をテーマに特別セミナー

学習塾の経営コンサルティングなどをおこなうエース教育総合研究所(青木清理事長)が主宰する「第42回 青木経営フォーラム」が、11月16日(日)から11月18日(火)の3日間にわたって、沖縄の塾や学校を会場に開催される。

沖縄尚学学園の名城政次郎理事長

沖縄尚学学園の名城政次郎理事長

初日の16日は、若干20歳で英語塾を立ち上げ、生徒80名からスタートした予備校が一次は生徒数が5000人規模を誇る予備校へと成長し、その実績を見込まれて廃校寸前の私立学校(550名の定員に対して50名の応募者しか見込めなかった)沖縄尚学高等学校・附属中学校を県内有数の進学校に築き上げた体験について、名城政次郎理事長に講演していただく。同校は、沖縄県で戦後初となる現役東大合格をはじめ、旧帝大、県外国公立大、難関私大、県内の琉球大や私大にも多数の合格者を輩出するとともに、スポーツの分野でも柔道や高校野球で全国制覇を果たしたことで文武両道の指導に定評がある。

さらに、進展するグローバル化に対応できる教育「国際バカロレア(IB)認定校」について、副理事長の名城政一郎氏が講演する。そして初日を締めくくる特別講演では、沖縄尚学野球部を春夏13回の甲子園出場に導き、春の選抜大会で2回の全国優勝を果たした野球部監督の比嘉公也氏が自身の経験をおおいに語る予定だ。

沖縄科学技術大学院大学(OIST)

沖縄科学技術大学院大学(OIST)

津田塾の後田多純寿塾長

津田塾の後田多純寿塾長

翌17日には、2015年に創立40周年を迎える津田塾を訪問し、後田多純寿塾長から「津田塾の教育理念と教育方針」について講演をしていただく。その後、2012年に開学し安倍内閣の地域活性化の起爆剤として、科学技術分野での取り組みが注目される沖縄科学技術大学院大学(OIST、恩納村)を視察する。

3日目の18日は、会場をワールド進学予備校(那覇市安里15−2)に移し、「これからの塾業界の展望」をテーマにした塾経営特別セミナーがおこなわれる。この特別セミナーでは、「勝ち残る塾の5つのキーワード」をテーマに『月刊私塾界』編集長の山田未知之が話しをするほか、「迫り来る教育のICT化時代の『切り札』」についてFLENS株式会社の大生隆洋代表が講演する。また、クロージングセミナーとして、エース教育総研の青木清理事長が「『退塾防止作戦』で利益を3倍に増やす方法」について語る。

 

青木フォーラム in 沖縄 開催概要

  • 日時:2014年11月16日(日)〜18日(火)
  • 初日集合場所:那覇セントラルホテル 14:30 ロビー

 

【1日目】11月16日(日)15:00〜18:00

沖縄尚学高等学校・附属中学校を訪問

  1. 学校再建を果たした沖縄尚学の取り組み 理事長 名城 政次郎氏
  2. 国際バカロレア(IB)認定校について 副理事長 名城 政一郎氏
  3. 甲子園への道・選手育成法 沖縄尚学・野球部監督 比嘉 公也氏

 

【2日目】11月17日(月)9:30〜15:00

津田塾本部 訪問

津田塾の教育理念と経営方針を語る 塾長 後田多 純寿氏

  • 5つの原点・基本理念・ブランドミッション。
  • 逆算のプログラムとは何か。それを支える取り組みとは。
  • 一斉指導+個別指導の良さと学習環境とは。

沖縄科学技術大学院大学(OIST) 視察

科学技術に関する卓越した教育研究を行うことによる、沖縄の自立的発展と日本および世界の科学技術の向上に寄与するOIST。安倍内閣の地域活性化の起爆剤として、科学技術分野での取り組みが注目されている。

 

【3日目】11月18日(火)11:00〜14:30

塾経営特別セミナー in 沖縄

  • 会場:ワールド進学予備校(那覇市安里15−2)
  • 主催:エース教育総合研究所
  • 後援:ワールド進学予備校、私塾界、FLENS

 

(1)これからの塾業界の展望 〜勝ち残る塾の5つのキーワード『月刊私塾界』編集長 山田未知之

講師:『月刊私塾界』
編集長 山田 未知之

(2)迫り来る教育のICT化時代の「切り札」とは

講師:FLENS株式会社
代表 大生 隆洋氏

(3)「退塾防止作戦」で利益を3倍に増やす方法

講師:エース教育総合研究所
理事長 青木 清氏

 

  • 定員:先着(申込順)30名 11月12日まで受付
  • 会費:3日間共通 エース教育総研の会員塾 33,000円(夕食付) ※一般は38,000円
  • 18日の特別セミナーのみ参加 10,000円(昼食付)

 

こちらから第42回 青木フォーラム in 沖縄のお申込書をダウンロードできます>>

お申し込み・お問い合わせ:エース教育総合研究所 TEL.045-501-4525/FAX.045-508-4855

ナガセ 大学受験予備校の「早稲田塾」を子会社化

現役大学受験予備校の東進ハイスクールや東進衛星予備校をはじめ、中学受験の四谷大塚やイトマンスイミングスクール等を運営する株式会社ナガセ(東京都武蔵野市、永瀬昭幸代表)は10月27日、株式会社サマデイ(東京都千代田区、相川秀希代表)等が管理・運営する大学受験予備校の「早稲田塾」事業を、会社分割等により設立される新設会社の発行済普通株式を100%取得し、子会社化することを決め、サマデイを含む関連会社5社との間で株式譲渡契約を締結したことを発表した。

新会社の名称は株式会社早稲田塾。同社はサマデイと同じ東京都千代田区六番町6番地4に設立され、代表取締役には永瀬昭幸・株式会社ナガセ代表取締役社長が就任する予定だ。株式1万株を約20億円で取得額し、12月1日に正式発足する。

今回事業譲渡されることになった早稲田塾は、現役高校生を主な対象とした大学受験予備校で、東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県の1都3県に24校を展開しており、受験のみならず、国際舞台にはばたく次世代のリーダーの育成を目標に、きめ細かなプログラムの提供を通じて、特にAO・推薦入試の分野では塾業界においてトップクラスのブランド力を保有している。

塾業界を取り巻く環境は、少子化の進展や競争環境の激化により年々厳しさを増している一方、人物本位の選抜への転換等大学入試制度改革の議論も徐々に具体化しつつある。ナガセは、このような環境変化のなかで、次世代のリーダー育成を目指すため、ノウハウを共有しさらなる発展に繋げたいとしている。

また、サマデイ等が管理・運営する早稲田塾事業に関連する資産・負債に限定して、新設分割等の方式により設立された対象会社に承継させ、当該新設会社の全株式をナガセが取得し、同社の完全子会社として早稲田塾事業を引き続き継続していく。

塾から日本の教育を変える! 高濱学級に若き塾関係者が集結

佐賀県武雄市との提携により公教育に進出する塾として注目を集めている花まる学習会。同会の代表を務める高濱正伸氏が9月14日、塾関係者約50名を集めたイベントを行った。テーマは「塾から日本の教育を変える」一塾が他の塾の先生を呼ぶ、という大胆な企画。

イベント開催の背景には、花まる学習会代表の高濱氏がずっと抱いていた問題意識がある。それは日本の公教育を変えたいという思いだ。「日本の公教育をより善くしたいと思って、まずは色々試したり試行錯誤できる塾から始めようと思った。子どもたちがイキイキと学び成長するための教育哲学と教育法が明確になった今こそ、ここから日本の教育を変えていきたいという思いはより強くなっている」そう高濱氏は語る。

当日集まったのは教育業界において第一線で活躍している若者たち。それぞれが問題意識をぶつけ合い、今後の作戦会議をおこなった。

この7529イベントの注目すべき点は、“行動”に焦点を当てていること。「口だけでなく行動しているか、がすべてだ」という高濱氏の言葉とともに、いま何をしているのか? これからどんなことをするのか? をそれぞれぶつけ合った。

同じ志をもつ仲間を増やしていくこと、ともに何かを成し遂げていくことで互いに熱の高まりを感じることができ、とても面白い。この高濱学級は、今後も継続的に行っていく予定だという。きっとこの高濱学級から日本の教育を変える一手が生まれていくだろう。今後の動向に注目したい。「高濱学級」の開催情報は、Facebookページで随時更新されている。

 

代ゼミサテラインの使用料 半額に

高宮学園は400の提携校へ提供している「代ゼミサテライン」の使用料を半額に引き下げる。提携校がナガセなどの他社にくら替えする動きを食い止める狙いだ。同学園は代ゼミの本部校で授業を収録して提携校にインターネット配信し、受講料の14~30%を使用料として徴収している。料金の引き下げ申請を受け付け始めており、契約条件を順次切り替えていく。また、2015年度に代ゼミの校舎がなくなる地域を対象に、映像使用料を一律10%と安くして利用を募るなどして提携校の新規開拓も進める。

リソー教育 中間決算 増収0.5% 純利益は18億94百万円 資産売却益のため 

株式会社リソー教育の第2四半期連結累計期間(2014年3月1日〜8月31日)の売上高は92億50百万円(前年同期比0.5%増)、営業利益は3億29百万円(前年同期は営業損失8億27百万円)、経常利益は3億18百万円(前年同期は経常損失8億43百万円)、四半期純利益は18億94百万円(前年同期は四半期純損失785百万円)となった。

仙台で「塾の日シンポジウム」開催 公益社団法人全国学習塾協会

公益社団法人全国学習塾協会の安藤大作会長

公益社団法人全国学習塾協会の安藤大作会長

公益社団法人全国学習塾協会(安藤大作会長)は、台風19号が近づく10月13日(月・祝)、仙台市のメトロポリタンホテルで「塾の日シンポジウム2014 in 仙台」を開催した。九州や沖縄からの航空便が欠航となり出席できなくなった参加者も数名いたようだが、全国から約170名の学習塾関係者が集まり盛会となった。第1部の塾の日記念式典では、自主基準遵守塾の表彰、読書作文コンクール優秀作品の表彰に続いて、仙台白百合女子大学・人間学部の山口榮一教授が「学習塾講師検定は何をめざすのか」について講演をおこなった。

講師検定のめざすものについて話しをする山口榮一教授

講師検定のめざすものについて話しをする山口榮一教授

山口教授は「塾の講師も学校の先生も、子ども達に学ぶ楽しさ、わかる面白さを伝えることが大切」だと訴えた。また「自己肯定感(Self Esteem)を高めるためには、まず「自己効力感(Self Efficacy)」と「自尊感情(Self Respect)」を醸成することが重要」とも話し「塾はいまや学校を補完する存在としてのみならず、学校の先生方を支えるパートナーとして、日本の子ども達を育ててまいりましょう」と語った。

 

「仙台宣言」をする北海道東北支部の大沼信雄支部長

「仙台宣言」をする北海道東北支部の大沼信雄支部長

第1部の締めくくりに、多賀城市にある大沼学院の大沼信雄塾長が「仙台宣言」として、東日本大震災の発生から3年7ヶ月が経ち、今なお津波と原発事故の爪痕が残る被災地において、そこに生きる人たちは悲しみを乗り越え、前に進むべく復興への努力を続けており「私たち学習塾は21世紀を生きる日本の子ども達を育てる教育の一端を担っているものと自負している…(中略)…だからこそ、子ども達のより高い学習能力を育てるとともに、極限状況の中でも失われることがなかった『日本の心』を、未来に向けて持ち続ける子ども達を育んで行くことを決意する」と述べた。

第2部で基調講演をする呉善花教授

第2部で基調講演をする呉善花教授

第2部では、拓殖大学国際学部の呉 善花(オ・ソンファ)教授を招いて「いま未来に、日本人の心」をテーマに基調講演がおこなわれた。これからの日本はどこに進むのか、子ども達をどう育てていくのか、土台から見つめ直し、未来への原動力にするため、韓国から誤解されている日本、日本が誤解している韓国について90分にわたって熱意を込めてシンポジウムに参加した全国の学習塾関係者に語りかけた。

東京私塾協同組合 「親と子の私立・都立 中学高校受験相談会」を都内3箇所で開催

親子で賑わう私立・都立 中学高校受験相談会の会場

親子で賑わう私立・都立 中学高校受験相談会の会場

東京私塾協同組合が主催する「第10回 親と子の私立・都立 中学高校受験相談会」が10月12日(日)、東京・渋谷のエクセルホテル東急で開催された。この相談会は10月5日に小平市のルネ小平レセプションホール、同12日に渋谷エクセルホテル東急、19日に八王子の京王プラザホテルの3つの会場で開催された。この相談会には、東京都内の都立高校ならびに私立中高のほかに、千葉県や島根県、北海道や高知県の学校も合わせ91校の中学校および高等学校がブースを構え、来場者は受験に関することのみならず、普段の学校生活や独自の取り組みなどについて直接相談した。

今年は、3箇所でおよそ2000人あまりの受験生とその保護者らが参加したといい、12日の渋谷会場では、朝日学生新聞社との共催で「東京の部」として今年初めて実施された「ニュース作文コンクール」の表彰式もおこなわれた。

東京の部・作文コンクールの選考委員長を務めた、日本教育ペンクラブの中山登会長(武蔵野塾塾長)は「応募のあった196作品はいずれも政治、自然災害、環境問題、スポーツ、芸能などさまざまなニュースを題材に、子ども達の多岐にわたる関心を見事に文章に表現して、ニュース作文としての構成に工夫を凝らした作品も多く、各塾での熱心な作文指導が感じられた」と語った。

東京の部・ニュース作文コンクールで受賞した小中学生

東京の部・ニュース作文コンクールで受賞した小中学生

小学生の部で最優秀賞となった「セルモ目黒本部教室」に通う6年生の大滝野々花さんは、8月に発生した広島の土砂災害をテーマに、環境破壊の進む地球のメッセージを伝えた。大滝さんは今回の受賞を機に「地球からのメッセージを多くの人たちに伝えることができて良かった」話した。中学生の部で最優秀賞に輝いた練馬区の「のびのび学習教室」に通う乾市乃さんは、詩人の谷川俊太郎さんが朝日小学生新聞などで「いじめ」を題材にした詩を書き、読者の小・中学生の詩と合わせて紙面に掲載され、それが本となって出版されるという企画に賛同して、今回のコンクールに応募した。乾さんは「年齢や性別に関係なく、言葉を綴るだけで自分の気持ちを伝えることの出来る〝詩〟に感動してこの作文を書こうと思った」と詩の持っている力について伝えたかったと話した。

「ニュース作文コンクール」は、2013年から東京、神奈川、埼玉、茨城の私塾協同組合連合会と「朝日小学生新聞」や「朝日中高生新聞」などを発行する朝日学生新聞社と共同開催されているもので、朝日小学生新聞・朝日中高生新聞の中からテーマを見つけ、400~800字の作文にする。今年から「親と子の私立・都立 中学高校受験相談会」の開催に合わせて「東京の部」が新設されたという。

この「親と子の私立・都立 中学高校受験相談会」は、次回2015年からは新たに千葉県に近い東京東部にも会場を設け、4会場で開催されることになるという。

東京個別 中間決算 増収10% 経常利益は84百万円

株式会社東京個別指導学院の2015年2月期第2四半期(2014年3月1日〜8月31日)の売上高は73億54百万円(前年同期比10.0%増)。損益面には、7教室の新規開校、テレビコマーシャルの実施など、規模の拡大並びに新規生徒獲得活動を積極的に行う一方で、コストの効率化・適正化をさらに追求致した結果、営業利益は81百万円(前年同四半期は営業損失79百万円)、経常利益は84百万円(前年同四半期は経常損失77百万円)、四半期純利益は37百万円(前年同四半期は四半期純損失64百万円)となった。

昴 中間決算 売上0.5%減も、経常利益1百万円で回復基調

株式会社昴の第2四半期累計期間(2014年3月1日〜8月31日)の売上高は16億73百万円(前年同期比0.5%減)となり、利益面では教室人員配置の適正化並びに全社的な運営の効率化を推し進めたことにより、営業損失10百万円(前年同四半期の営業損失38百万円)、経常利益1百万円(前年同四半期の経常損失34百万円)、四半期純損失は4百万円(前年同四半期の四半期純損失は33百万円)となった。

私塾ネット関東主催の研修会にて、異色のコミュニケーション研修

NS人材教育の松田浩一代表

NS人材教育の松田浩一代表

9月25日(木)、私塾ネット関東の第56回定例研修会において、生徒やその父母とのとコミュニケーション能力向上の一環として、「面談力(傾聴)の強化」をテーマとした研修が開かれた。今回、講師として招いたのはNS人材教育の松田浩一氏。傾聴とコーチングの違いを説きながら、ワークショップを中心とした講義は参加者を最後まで飽きさせず、予定の講義時間の2時間があっという間に過ぎていった。

講師の松田氏は、劇団運営、俳優活動を経て、現在では100社以上の営業支援コンサルティングや、新人研修、コミュニケーション研修等も担当。最近では、塾関係者向けの研修の経験もあるとのこと。