Category: 塾ニュース|塾・企業

ベネッセ情報、14業者から数百社に転売か

ベネッセホールディングスの顧客情報流出事件で、逮捕された元システムエンジニア、松崎正臣容疑者が持ち出した情報が少なくとも14の名簿業者に流れていたことがわかった。警視庁は転売先は数百社に上るとみて、松崎容疑者を不正競争防止法違反の疑いで再逮捕し、全容解明を進める。取引への関与が判明した14業者は警視庁の事情聴取に対して、いずれも「ベネッセの情報とは知らなかった」と説明しており、業者の同法違反容疑での立件は困難な見通しだ。

ロボット科学教育、小学1年生から参加できる夏期イベントを開催

ロボット教材を使ったオリジナル・カリキュラムで科学を楽しく学ぶ学習塾を全国に展開している株式会社ロボット科学教育(東京都)。同社は、ロボット作りを体験できる夏期イベントを、7~8月に全国で展開している35校にて開催することを発表した。同イベントは、小学1年生から高校3年生までの生徒を対象としている。

同社の夏期イベントは今年で11年目となり、夏休みを利用して集中的に手を動かしながら身の回りの仕組みについて学ぶことを目的に企画している。低学年向けには、動物・魚の生態やエネルギー、電気といった身の回りの仕組みをロボットで再現できる。また、高学年向けには、テキストベースのプログラミングを行い、通信機能を用いたロボットを制作できる。同イベントには夏休みの自由研究対策として参加することも可能で、制作物の一部を自宅に持ち帰ることもできる。

また、高学年向けの生徒を対象にした「コンピュータ言語の基礎を学ぼう!」というイベントでは、同社が独自に開発したロボットキットを用いて、部品からロボットを組立てるだけでなく、C言語入門講座としてテキストプログラミングも行う。

夏休み期間中には各教室にて、一般および在校生向けに「ファーストレゴリーグ(FLL)入門講座」も開講。この講座では、より多様な動きを可能にするロボットの作り方を学びながら、世界が直面する社会問題について調査・研究する。同講座修了後には、9月の特別講座「FLL本講座」、「FLL強化合宿」に参加し、2015年のファーストレゴリーグ全国大会ひいては世界大会の出場を目指すことも可能。

ロボット科学教育によれば、教育課程にはないこれらの体験を子どもたちに提供することで、一人でも多くの子どもが科学について関心を持ち、科学技術立国である日本の将来を担う人材育成の裾野が広がることを望んでいるとのこと。

※ロボット科学教育の教室は現在、全国に35校あります。開催日程やプログラムは各校で異なりますので、詳しくは、以下をご参照ください。

教室のご案内

【本件に関する報道機関からのお問い合わせ先】
株式会社ロボット科学教育
関根・足立
TEL: 03-5784-9791
Email: sekine@crefus.com
ロボット科学教育広報代理
バーソン・マーステラ
蓬田・相庭
TEL: 03-3264-6701(会社代表)
Email: CrefusJP.PR@bm.com

公立高に市進ウイングネット 全国初の導入、茨城県立取手第二高等学校 新たな校塾連携モデルはじまる

茨城県立取手第二高等学校が、株式会社市進ウイングネットが提供するインターネット映像配信による映像学習システム「ウイングネット」を公立高等学校として全国ではじめて導入した。この4月から本格運用している。

ウイングネットによる特別授業の様子

ウイングネットによる特別授業の様子

注目すべき点は、取手第二高等学校がクラスごとにひとつのスクリーンを使って、一斉に勉強するという利用方法を取ったことにある。本来、「ウイングネッ ト」は集団授業向けにつくられたものではない。しかし、市進ウイングネット社の協力のもと、集団授業用にカスタマイズされて運用されている。

2015年度から制服も替わる取手第二高等学校

2015年度から制服も替わる取手第二高等学校

現在、取手第二高等学校では「ウイングネット」を数学の学習にしぼって利用している。数学のみとした理由は、相対的に入学時の生徒の数学の力が弱い というデータにあった。そのうえで、まず1年生全員に導入し、中学分野の復習に「ウイングネット」を利用することにした。その際に試みたことは、通常の授 業で使用するのではなく、ロングホームルームの時間を使ったこと。そして、教科担当の先生が教えるのではなく、映像を見ながら学習する生徒の補佐を、クラ ス担任と副担任の先生の二人で行うことにした。こうすることによって、一学年が一斉に授業をおこなうことが可能になった。

導入にあたり、学校側には当初不安もあったという。昨年、取手第二高等学校は、別の企業が提供するインターネット学習システムを希望者を募って利用 していた。しかし、導入当初こそ利用者がいたものの、やがて先細りしてしまい、続けられなかった。その反省も踏まえ、今回は集団授業の形をとり、学年全体 が一斉に勉強できる環境を整えた。

「生徒が中学範囲のどこでつまずいているのかが、はっきりとわかった」という1学年担当職員のコメントがしめすように成果は確実に出ている。実際に ウイングネットで学習していた1年生の男子生徒も、「わかりやすく、中学生の時になんとなく分かったつもりになっていたことを学び直すことができて、とて も充実している」と語るように、生徒からの反応も総じていいようだ。

2015年度に竣工予定の新校舎イメージ

2015年度に竣工予定の新校舎イメージ

練成会グループ 「東京インターナショナルスクール 札幌円山アフタースクール」を札幌市内に開校

練成会グループ(札幌市、奥山英明会長)は12日、この夏開校する「東京インターナショナルスクール 札幌円山アフタースクール」の内覧会を関係者に向けておこなった。同スクールは「英語で学ぶ学童保育」で、教師は全て英語ネイティブ。札幌円山アフタースクールのエントランスカリキュラムは、国際バカロレア認定校である東京インターナショナルスクール(東京都港区)と住友商事の提携により開発されたもので、「探究型カリキュラム」にヨガやダンスといった全身を使う運動プログラムやiPadを使ったICTを組み合わせ、21世紀型の健やかな人格形成を目指す学習スタイルとなっている。

札幌円山アフタースクールのホールスクールの開校にあたって、練成会グループ グローバル事業部・統括本部長の今野裕二氏は「北海道の子どもたちにこれからの時代に有益なグローバル・スキルを身につけてもらうことで、これからの日本、そして世界をリードする人材を輩出していきたい」と意気込みを語る。また、今後ますます女性の社会進出が進み、学童保育の需要が高まる中で、預かりだけでなく高付加価値の教育サービスを提供することで、新たな需要に応えていく構えだ。

札幌円山アフタースクールの教室同社では来春より英語で学ぶ幼児園「札幌円山キンダガーテン」を開園する予定で、連日開催している体験会を兼ねた保護者向け説明会でも、毎回定員を超える申し込みがあり、熱心な保護者からの問い合わせが相次いでいるという。

湘ゼミ 授業の質向上を目指す模擬授業大会「Q−1グランプリ」開催

湘南ゼミナール(神奈川県 代表取締役社長 志賀明彦)は、同塾内でのナンバーワンの授業を決める「Q-1グランプリ」を開催した。6月の地区予選から始まった同イベント。7月4日には決勝戦が開かれ、選ばれし7名の湘南ゼミナール講師が一同に会し、今年度のナンバーワンの講師の座を競い合った。

激戦を制して優勝した鈴木徹先生(西船橋教室)

激戦を制して優勝した鈴木徹先生(西船橋教室)

「Q−1グランプリ」とは、湘南ゼミナールの独自の指導法である「QE授業」の技術向上を図るための模擬授業大会。ただ知識を教えるだけに留まらず、子どもたちに考えさせることを主眼とし、子ども達の理解度や様子でシナリオが変わる。そのため会場内は、湘南ゼミナール特有の「ライブ感」で満ち溢れ、最後まで熱気に包まれていた。厳正なる審査の下、栄えある優勝者は鈴木徹先生が選ばれた。この「Q−1グランプリ」を通じ、優勝者だけではなく、講師同士が互いに高め合うことができ、夏本番に向けて授業の質向上を実現することができたようだ。湘南ゼミナールでは、「Q−1グランプリ」決勝大会の模様を映像で披露するミニセミナーの開催を検討しており、参加者希望者の問合せを受け付けている(担当:社長室045-664-4626)。

明光ネット、3Q 純利益3%減の13億円

「明光義塾」を展開する明光ネットワークジャパンが7月9日発表した2013年9月~14年5月期の連結決算は、純利益が前年同期比3%減の13億円だった。直営とフランチャイズを合わせた在籍生徒数はほぼ横ばいだった。売上高は3%増の110億円。大学入試向けの映像授業の導入などで直営事業の売り上げが伸びた。営業利益は5%減の20億円。学童保育の施設を2つ増やしたため、人材の新規採用などに伴う費用が増えた。14年8月期通期の連結業績予想は据え置いた。売上高は前期比8%増の164億円、純利益は7%増の23億円を見込む。

「生徒に最高の授業を」 千葉学習塾協同組合(JAC)が授業力アップの研修会

千葉学習塾協同組合(JAC、西出一信理事長)は6月29日、模擬授業を通して「本当に生徒のためになる授業」を追求することを目標に「授業力アップ研修会」を千葉市文化センターで開いた。千葉県内の塾講師を中心に110名の参加者が集まった。

ルーキー部門の研修の様子

ルーキー部門の研修の様子

今年度より新たに経験年数2年以内の講師を対象とした「ルーキー部門」が新設され、そのほかの講師は文系・理系に分かれて「コンペ部門」で研修をおこなった。

「ルーキー部門」には9名が参加し、塾講師として必要な基本動作を中心に審査がおこなわれ、基準点に達すれば組合から認定証が授与された。ルーキーたちのフレッシュさと懸命な姿勢に、組合に所属するベテランの講師たちからは「初心を思い出した」「新人とは思えない授業に胸が熱くなった」といった感想が寄せられた。そして、審査の結果9名全員が基準点に達し、最高得点の新人賞は山﨑稔将先生(日米文化学院)が獲得した。

総合教育商社 翔英館の志間岳先生

総合教育商社 翔英館の志間岳先生

日米文化学院の大久保貴博先生

日米文化学院の大久保貴博先生

「コンペ部門」は13名の講師により、文系・理系それぞれに白熱した授業が繰り広げられた。審査は甲乙付け難い僅差の中、理系の志間岳先生(総合教育商社 翔英館)が優秀賞に、文系の大久保貴博先生(日米文化学院)が最優秀賞に輝いた。

また、5月25日に行われた開倫研究所主催の「全国模擬授業大会」で、数学部門第1位に輝いた岡部正行先生(開倫塾)と国語部門第1位を獲得した舩木政子先生(創学舎)、そして、昨年度優秀賞の田村聡也先生(ラピス流山)による模範授業と株式会社エデュケーショナルネットワークの金子章司氏による、コミニュケーションスキルを磨くワークショップも実施された。

今年は、ルーキー部門に模擬授業の採点項目を事前に開示したことで、参加者は研修前に基本スキルをしっかり練習し身に付けて本番に臨んでいた。授業後のフィードバックも合わせて、ルーキー講師達にとっては大変有意義な研修となったようだ。また、コンペ部門では普段の授業では行えない派手なパフォーマンスなどは減点項目とし、授業の内容について重点項目を設けて加点要素とするなど、評価基準にも改定を加えた。「模擬授業のための模擬授業」ではなく、日々の授業で実践できる「本当に良い授業とは何か?」を参加者が考えるきっかけとなる研修会となった。

いつでもどこでも学びを支援する「iPad mini学習」がスタート

栄光ゼミナールでは、これまで20年にわたってPCを使った学習支援システム「CATS(キャッツ)」を運用してきたが、今春からタブレットPCを使用した「iPad mini学習」をスタートさせた。この学習システムにはどんな機能があり、開発時にはどんな苦労があったのか。また、これから目指すことなどについて話を聞いた。

多彩な機能を引き継ぎつつ、アプリも利用可能に

教室でも自宅でも生徒の学習進捗状況を確認できる

教室でも自宅でも生徒の学習進捗状況を確認できる

栄光ゼミナールは4月より、iPadを使用した「iPad mini学習」をスタートさせた。首都圏の教室に通う「私国立中入試対策コース」の小4生、「特訓・本科コース」の中1生、「高等部ナビオ」の高1グループ授業受講生がおもな対象となる。同社では家庭のパソコンで使用できる学習支援システム「CATS@Home」を2004年より運用してきたが、今回はその「CATS」をiPad用に最適化させたカタチだ。

模試や「基礎確認テスト」、単元ごとに設けられた「単元確認テスト」といった、塾内で実施されたテストの採点結果がいち早く見られるほか、単元テストで間違えた問題の類題だけを集め、その生徒独自の復習問題を作成する「個別確認テスト」、単元テストの解説動画の視聴といった「CATS@Home」の機能は、ほとんど受け継いでいる。

iPad mini版「CATS」のメインメニュー

iPad mini版「CATS」のメインメニュー

「iPad mini学習」独自の特徴として挙げられるのは、アプリが使える点だ。ダウンロードできるアプリに制限はかかっているものの、栄光が開発した英単語学習の「エイタンザムライ」のほか「星座観察アプリ」など、勉強を楽しくするアプリが多彩に利用できる。また、Wi-Fi環境が整っている栄光内の自立学習室「i-cot」であればインターネットに接続できるほか、家庭でもWi-Fiが整備されていればアクセス可能。]

安全性の高さなどを考慮してiPadに決定

「iPad mini学習」を導入した大きな目的は、多彩な機能を擁した学習支援によって、限られた時間のなかでも苦手分野を効率よく学習させる「CATS」を、もっと便利に使ってもらいたかったからだ。家庭によってはパソコンがなかったり、持っていたとしてもリビングにあったりして勉強には使いにくい場合もある。だがiPadであれば、自分の部屋や塾など、好きなところでネットにアクセスしながら勉強することが可能だ。

用意したiPadは1万台。月々1080円でレンタルし、2年経てば新しいものと交換してくれる。随時バージョンアップしていくiPadの買い替えを想定すれば割安だ。ただ、栄光が用意する本体を購入できるほか、個人で使用しているiPadを持ち込むこともできる。

開発にかけた熱い想いを語る制作部の長島雅洋部長

開発にかけた熱い想いを語る制作部の長島雅洋部長

また、いくつもあるタブレット端末のなかで、iPadを採用した理由の1つは安全性の高さだった。「検討段階ではAndroid端末でもトライアルを重ねたが、ウィルスソフトを入れ続けなければならないという弱点があった」と制作部 部長の長島雅洋氏は言う。さらにAndroidはテンポよく学習を進めるには処理速度が機種により大きく異なったほか、アプリ開発における動作確認にも膨大な労力が必要だったという。iPadのほうが画面の解像度やカメラ性能が上回っているのに加え、iPadの持つブランドイメージも後押しした。

アクセスする回数も増え、子どものモチベーションがアップ

2013年5月から着手した「iPad mini学習」の開発にあたって一番苦労したのは、数ある機能のなかで「何を有効にするか」という点だった。各家庭によってインターネットに対する考え方はさまざまで、「遊んでしまわないか心配」という声も想定された。そこでiPadのよさを活かしつつも、ダウンロードできるアプリや閲覧できるホームページを制限したほか、メールは使えないようにするなど、さまざまな対策を講じた。カメラ機能に関しても議論を重ねたが、結局は「利用できるようにする」という結論に至っている。

定期的に配信する動画でモチベーションを喚起する

定期的に配信する動画でモチベーションを喚起する

三軒茶屋校・教務主任の牧野輝豊(てるひろ)氏によれば「子どもたちは綺麗にノートを取ることに苦労しているので、板書したキレイなホワイトボードをカメラで撮って保存もしている」とのことだった。実際にiPadを使っている同教室の小4生たちからも「勉強が面白くなった」「わかりやすい」などの声が聞かれ、反応はまずまずのようだ。

自分の端末があること自体でモチベーションアップにつながっており、各テストに対しても前向きになっているという。「CATS」の時はパソコンを見ながら生徒と会話することはほとんどなかったが、今回のiPad導入により画面を見ながら生徒と話す機会が増えた」と牧野氏。また、「CATS」のみを使用している小6生がサイトにアクセスする頻度は週1回程度に対し、「iPad mini学習」を取り入れた小4生は1日に1回アクセスするようになったという。

人とのコミュニケーションを大切に学習の効率化を図る

栄光ゼミナール東京第3運営部の樫村征典部長

栄光ゼミナール東京第3運営部の樫村征典部長

各教室で使った結果、改善の要望があれば制作部に直接申し出ることが可能。東京第3運営部 部長の樫村征典(ゆきのり)氏は「渡して終わりではなく、生徒一人ひとりに活用させてはじめて意味があるので、今後は人が介在しながらどうやってより有効に活用していくかを考える必要がある」と語る。興味喚起から入りつつも、今後はいかに習慣化を図れるかが課題だ。

「iPad mini学習」の導入は、子どものモチベーションアップにつながっているだけではなく、他塾との競争においてもアドバンテージになり、大きな成功だと思っている。栄光の指導のこだわりである人と人とのコミュニケーションを大切にする点は変わらないが、同じ勉強時間で今よりもさらに学習効率を上げることが目標」という長島氏。今後は継続率や成績の向上度を測りながら、この夏以降にも見直しをしたいとしている。

「塾から日本の教育を変える!」 あの花まる学習会が若者を集結してムーブメントを起こす

佐賀県武雄市との提携により公教育に進出する塾として注目を集めている花まる学習会。その代表高濱正伸氏が自ら教育に高い志をもつ若者や教育関係者と直に語り合おうと主催する会がこの秋、開催される。「高濱学級」と呼ばれるこの会は、これまで約10年にわたって開催されてきた。全国各地からさまざまな教育観を持つ人々が集まり、「教育」について問題意識をぶつけ合ってきた場である。

5月25日に開催された高濱学級の様子

5月25日に開催された高濱学級の様子

この秋の演題は「塾から日本の教育を変える」。高濱氏も「これからは塾が公教育を支える時代」と、今後さらに私塾の影響が大きくなると語る。

花まる学習会の高濱正伸代表

花まる学習会の高濱正伸代表

高濱学級において、私塾に焦点を当てるのは初となる。さらに今回、新たな試みとして、語り合う場のみにとどまらず、実際に行動に移し、その過程を共有すべく今秋・来春の全二回で行われる。第一回では、来春までの実践に向けた作戦会議の場になる。「これから求められる教育とは?」「日本の教育はどう変わっていけばいいか?」「塾だからこそできることは?」などについて語り合い、各自来春までの半年間で行うことを計画していく。様々な現場を持つ人、そして問題意識が高い人が集まる場だからこそ、中にはその場でチームを組む人もいるだろう。その後、それぞれが半年間かけて実践し、その内容を第二回で発表する予定だ。

この会を通して、教育を変えていく仲間が増え、全国各地から新たな動きが生まれていくだろう。高濱氏も、「各地で問題意識の高い若者を集めたら、教育に大きなムーブメントを起こすことができるだろう」と話す。この記念すべき第一回が、その第一波になることを期待したい。

〈「高濱学級」開催概要〉
◇日時 9月14日(日) 講演会 14:00-15:00/懇親会 15:30-17:00
◇参加費 学生 500円/社会人 1,000円
◇会場 花まる学習会 御茶ノ水教室
〒101-0062
東京都千代田区神田駿河台4-4-5 駿河台スピックビル
◇定員 50名
※なお、定員を超えた場合、ご参加いただけない場合がございます。予めご了承ください。
◇参加資格
・現役の30歳前後の塾講師、塾業界の方々
・この企画にピンときた教育に高い志を持つ学生

◇申し込み方法
花まる学習会ウェブサイトもしくは右記のQRコードから申し込みください。
もしくは、「花まる学習会 高濱学級」で検索。
※同ウェブサイトにて過去の高濱学級の様子を動画で紹介しております。

◇申し込み締め切り
8月20日(水)までとなります。ふるってご参加ください。

 

成基コミュニティグループ 遠藤関に化粧まわし贈呈

進学塾「成基学園」や個別教育「ゴールフリー」などを展開する成基コミュニティグループ(京都市中京区、佐々木喜一代表)は7日、名古屋市内で開かれた大相撲のホープ、西前頭5枚目の遠藤関の激励会で、特製の化粧まわしを贈呈した。

成基コミュニティグループの佐々木喜一代表と遠藤関に贈呈された化粧まわし

成基コミュニティグループの佐々木喜一代表と遠藤関に贈呈された化粧まわし

成基のキャラクター「ウカルくん」をあしらった化粧まわしを贈られた遠藤関は、愛嬌あるゆるキャラがあしらわれた化粧まわしに少し照れつつも「可愛いですね」と喜んだ。関取昇進から丸1年で贈られた化粧まわしの数は、異例の10本目に到達するといい、13日から始まる名古屋場所(愛知県体育館)での活躍も期待される。

今後、遠藤関とちびっ子相撲の子供達が共演する成基のTVCMも放映予定といい、成基コミュニティグループでは「子供たちが遠藤関の活躍を見て、夢を持って頑張る大切さを感じてもらえれば」と期待をかけた。