Category: 塾ニュース|塾・企業

学研HDと凸版印刷 シニア調査

学研ホールディングス(HD)は、傘下の学研ココファン(東京・品川)が運営する高齢者向け介護施設で、商品開発などに関する調査を実施、シニア向けのマーケティング調査事業に凸版印刷と取り組む。将来的には調査結果をもとにした商品開発なども検討する。メーカーなどの要望に合わせて聞き取りやサンプリング調査などを手掛ける。警戒心が強いなどの理由で調査が特に難しいとされる75歳以上を対象とする。2017年9月期に約10億円の売上高を目指す。

新会社「学研教育アイ・シー・ティー」を立ち上げ 学研HD

学研ホールディングス(HD)はICT(情報通信技術)を活用した教育事業の新会社を設立する。まず、学校や塾などの法人向けに学習ソフトを開発・販売する。新会社「学研教育アイ・シー・ティー」を立ち上げ、主力の教育事業で培ったコンテンツを生かし、タブレット(多機能携帯端末)向けのソフトウエアを開発する。学校やグループ内外の塾向けに広めたうえで、将来的には家庭向けも開発。法人向けの商品と連携できるような仕組みも検討する。

宿題や小テスト、生徒のタブレットに配信  ソフトバンクとベネッセ 

ソフトバンクとベネッセホールディングス(HD)は11日、学校で使うタブレット端末に宿題や小テストなどを配信する事業を2015年度に始めると発表した。両社が4月に折半出資で設立したクラッシー(東京・新宿)を通じて、サービスを提供する。タブレットを持っていない学校には販売し、すでに授業に使っている学校には配信だけを手掛ける。クラッシーは全国の中高100校にタブレットを無料で貸し出して、授業の出欠管理や授業中の発言内容の記録などに使ってもらっている。これらの学校などに導入を呼びかけていく方針だ。

Classi株式会社

 

 

 

 

 

 

 

 
外部リンク:Classi株式会社 ウェブサイト

 

 

漢検「今年の漢字」20年目記念事業 「未来の漢字」一字を小学生対象に募集

公益財団法人・日本漢字能力検定協会(京都市)は11日、小学生を対象に「未来」と聞いて思い浮かべる漢字一字を「未来の漢字」として、同日から募集を始めると発表した。主催する「今年の漢字」が20年目を迎えるのを記念した。結果は12月26日に清水寺本堂の舞台で発表する。「未来の漢字」の一字と、その漢字に込めた思いを「メッセージ」として添え、郵便番号、住所、氏名、学年(年齢)、性別、電話番号を記入のうえ、はがき(〒600−8585 日本漢字能力検定協会「未来の漢字」係)もしくはFAX(075−352−8311)で。12月12日必着。

ベネッセ、上場後初の純損益赤字

ベネッセホールディングス(HD)が10月31日発表した今年9月中間決算は、個人情報流出問題への対策費がかさみ、純損益が20億円の赤字(前年同期は125億円の黒字)、1995年の上場以来初めて中間期で赤字となった。2015年3月期も10億~90億円の純損失になる見通しだ。9月中間期の売上高は前年同期比1.3%増の2331億円。「進研ゼミ」「こどもちゃれんじ」などの通信講座の10月時点の国内の会員数は1年前より7.1%少ない325万人まで減少し、情報流出が発覚した7月から9月までの新規会員は前年同期に比べて6割減った。

若者をどう理解し、どう支援するか『子育てシンポジウム』代々木高等学校で開催

代々木高等学校(東京・渋谷区)で11月5日(火)、『子育てシンポジウム』が開催された。シンポジウムのテーマは、現代の若者をどう理解し、どう支援するか不登校、非行、ひきこもり、いじめ、さまざまな困難を抱える現代の若者が何に悩み、何に苦しんでいるのかを理解し、彼らを支える家族や支援者がどのような対応をおこなうべきか。登壇したのは、児童精神科医の佐々木正美氏と伊藤幸弘教育研究所・所長の伊藤幸弘氏だ。

対談を前に、現代の若者の少年犯罪、引きこもり、不登校などの問題について一般社団法人若者教育支援センター代表理事の廣岡政幸氏による説明が行われた。件数でみると現在、「少年犯罪」は減少の傾向にある。しかし強姦などの性犯罪が増えており、犯罪を犯す年齢が下がっている。そして再犯率が増えている状態である。若者教育支援センターへ相談が多いのが全国に70万人いるといわれる「ひきこもり」「不登校」の問題。学生に関わらず成人のひきこもりも増えている状態であるという。

これらを踏まえて対談が行われた。メインテーマである「現代の若者」を伊藤幸弘氏が経験した事例や自身が体験した事など実例を織り交ぜながら問題を探っていった。佐々木正美氏は「少年犯罪」について、非行に走る少年も、ひきこもりも幼少期の頃に愛情をあまり受けていないからで、幼児が親や先生の注意を引こうと悪戯するように現代の若者も注目が欲しくて犯罪を犯している。小さなサインを見逃さずに愛情を伝える事が重要であり、愛情の伝え方は子供の要望を出来るだけ叶えてあげることだという。

そして親の名誉のために育てるのではなく、子供の希望を通し育てる事で信頼関係ができる。その信頼関係を両親から社会に広げる事が重要だと語った。(中略)性犯罪については現代の文明社会では性的な事を社会、文化のなかで一度隔離させます。その隔離中にスキンシップが少なかった子は愛情を求めてかどうすれば良いのか解らなくなってしまう。それは大人になっても同じ事で痴漢などに走ってしまう原因でもあり、乳幼児期のスキンシップがとても大事だと語りかけた。

佐々木正美■佐々木 正美氏
1935年、群馬県生まれ。新潟大学医学部を卒業後、東京大学、ブリティッシュ・コロンビア大学で精神医学を学び、国内で自閉症の理解を広めた第一人者。現在、 川崎医療福祉大学教授、米国ノースカロライナ大学医学部教授を務め、発達障がいの専門家として世界的に知られている。ロングベストセラー の著書「子どもへのまなざし」で知られる通り、子どもの育つ道筋について30年以上にわたり全国各地で講演をする一方、常に子育て中の母 や子どもに関わる人々に対し、寄り添った活動を続けている。
佐々木正美コラム 響き合う心(ブログ) 
ぶどうの木HP

 

伊藤-幸弘■伊藤 幸弘氏
1952年 、神奈川県生まれ。さまざまな問題を抱える少年少女とその親たちのカウンセリングなどのボランティア活動を続ける中、5,000人超の相談者と向き合って きた。自身も母を亡くした悲しさから非行に走った過去がある。約30年前に巨大暴走族・総長という経験を経て、その後は、世の中のために 生きることを誓った。現在は、ワンステップスクール×伊藤学校 名誉顧問、愛知県高浜市青少年育成指導員、青少年非行防止ネットワーク理事長を務める。
伊藤幸弘教育研究所 HP
ワンステップスクール ×伊藤学校(ブログ)
代々木高校HP内紹介 ページ

英語教育の課題とその克服について考える NPO塾全協が40回記念の全国研修大会

全国の学習塾が加盟し、研修や学校相談会などを開催しているNPO法人 学習塾全国連合協議会(塾全協、後田多純寿会長)は、11月3日(月・祝)、創立40年を記念した全国研修大会を東京・千代田区のアルカディア市ヶ谷で開催した。

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今年の研修は東日本ブロック(沼田広慶理事長)が企画し、グローバル人材育成の必要性が日本の教育界に求められるなか、近年諸外国からの遅れが憂慮される日本国内における英語教育の実状に対して、これから先、どのように変えていくべきか、また文部科学省が掲げる「グローバル化に対応した英語教育改革」を見据えてどのように取り組んでいくべきかを考える機会となった。

神田外語大学・言語科学研究科の長谷川信子教授この日の基調講演は、神田外語大学・言語科学研究科の長谷川信子教授が「コミュニケーション英語から、言語としての英語へ」というテーマで、CEFRが設定する「全体的な尺度」について説明し、中学校学習指導要領の「外国語の目標」が、1980年当時は「外国語を理解し、外国語で表現する基礎的な能力を養う」ことが目標であったのに対して、2002年には「積極的にコミュニケーションを図るため、聞く・話す」ための基礎能力を養うことに変わり、12年には「聞く、話す、読む、書く」の4技能を養うことが目標となったが、「諸外国と比較しても常に後追いで、10年は遅れている学習指導要領に縛られている」と語った。それに対して、コミュニケーションとしての英語が言語としての英語になっているのが実状だと述べ、「言語を使う」こととは現代社会においては「書き言葉」を駆使できることであると結論づけた。

講演に聴き入る会場また、話し言葉と書き言葉の大きな違いについては、以下のように紹介し、話せても書くことができて読めるようになるとは限らない。ここには意識的な教育が必要であり、今後は「書き言葉」の重要性がより増してくるという。だからこそ、学習塾にできることについて、長谷川教授は「塾は個別対応、少数教育、国語との連携や教科横断型の指導が可能で、学習指導要領に縛られずに、10年遅れている学習指導要領に先駆けた教育が可能になる」と語った。

話し言葉と書き言葉
(資料提供:神田外語大学・言語科学研究科 教授 長谷川信子氏)

 

参議院議員の大島九州男氏続いて、参議院議員の大島九州男氏が、児童生徒の英語学習に関する状況や諸外国における外国語教育の状況について、資料を元に説明したほか、文科省が有識者を集めて開いた「英語教育の在り方に関する会議」でまとめられ、去る9月26日に報告された5つの提言について説明した。

また、来年度から施行される地方教育行政の法律改正にともない、首長が「総合教育会議」を設置できるようになり、各地域で教育委員会と大綱の策定が行われていくため、今後「学校地域支援本部」や「コミュニティスクール」が増えていくといい、大島議員は「民間教育機関の経営者の方々には、有識者としてそういった活動に協力していただきたい」と述べた。
中学生・高校生・教員の英語力の現状 指導性との英語学習に関する現況
中学生の英語の得意・苦手意識 諸外国における外国語教育の状況

(資料提供:参議院議員 大島九州男氏)

 

後半は、レインズ・イングリッシュ学院長のランズリー・ドゥハイロンソッド(Ransley Duhaylonsod)氏などによる、効果的な英語学習のポイントについてプレゼンテーションがされ、ジェスチャーなどを交えた「マルチモード(Multimodal)」の指導法などについて、実践的なロールプレイングやディスカッションも含めたプレゼンテーションがおこなわれた。

通訳をした四季青舎の山本太志塾長 レインズ・イングリッシュのランズリー・ドゥハイロンソッド学院長

東日本ブロックの内藤潤司副理事長研修大会の閉会に合わせて、東日本ブロック副理事長の内藤潤司氏は「今後我々は、関わる子供たちが知識を得、知恵に至り、自立した人格を確立し、英語を駆使して国際社会に貢献できる人材となるよう、指導に情熱を傾けることはもちろん、自ら研鑽を積み、努力することを決意する」と大会宣言を述べた。

「教育の力」磨く、名古屋で全国模擬授業大会を開催

10月25日、26日の両日、愛知県の野田塾が主催する「全国模擬授業大会」が名古屋市内で開催され、全国からのべ800人の塾関係者が集まった。25日には千種区の吹上ホールで、大会の歴代チャンピオさンによる模擬授業のエキシビションやパネルディスカッションなどのプレイベントがおこなわれた。

プレイベントには、野田塾の濱口将成 先生(英語)、トーゼミの寺本冬樹先生(数学)、野田塾の柴田よし美先生(国語)、練成会の三角健太先生(理科)、創学舎の村田寛之先生(社会)が登壇し、しっかり授業に惹き込む圧巻の模擬授業を披露し、パネルでは日々の授業に向かう際に心掛けていることや、過去の失敗談などを話して会場を沸かせた。

野田塾の柴田よし美先生 野田塾の濱口将成 先生 練成会の三角健太先生
創学舎の村田寛之先生
トーゼミの寺本冬樹先生パネルディスカッションの様子

【写真】上段左から、野田塾・柴田先生、同・濱口先生、練成会・三角先生、創学舎・村田先生、トーゼミ寺本先生とパネルディスカッションの様子

 

テレビ局の取材も入った予選

テレビ局の取材も入った予選

翌26日は、全国17都道府県から21の塾の、腕に自信のあるおよそ100名の講師らが集結し、東区の名古屋中学校・高等学校を舞台に「全国模擬授業大会 in 名古屋」が開催された。国語、数学、英語、理科、社会、ルーキー(新人)の6部門に分かれて予選がおこなわれた。模擬授業では、授業で最も重要とされる「新単元の導入」の部分の授業を15分間おこない、生徒にとって「わかりやすい」「ためになる」「おもしろい」といった点を中心に、生徒のやる気を引き出す工夫がなされている授業かどうかが各教室2名の審査委員によって審査された。

部門別チャンピオン決定戦

部門別チャンピオン決定戦

午前中の予選を経て、午後はグランドチャンピオン決定戦に出場する講師を各部門から1名ずつ選抜するために、部門別チャンピオン決定戦がおこなわれた。また、今年度は敗者復活(ワイルドカード)制が導入され、各部門の2位となった講師のうち、1位と2位の差が最も少なかった出場者1名のみが部門別チャンピオン決定戦に進めることになったため、これまで以上に白熱した部門別チャンピオン決定戦となった。部門毎に会場が分かれて行われた決定戦は、いずれの会場も立ち見が出るほどの見学者が詰めかけ、実力のある講師の授業にメモを取ったりビデオカメラを回しながら、熱心に聞き入っていた。

会場の様子今大会は、例年以上の熱戦が繰り広げられ、国語部門は野田塾の余田真里先生と開倫塾の菅野隆哉先生が同点で部門チャンピオンとなったため、急遽、グランドチャンピオン決定戦に進む1名を決めるためのくじ引きがおこなわれた。そして部門チャンピオンに選ばれた、英語の練成会グループ・瓜田若菜先生、数学の練成会グループ・長内篤史先生、国語の野田塾・余田真里先生、理科のトーゼミ・並木貴弘先生、社会の野田塾・村上友哉先生によってチャンピオン決定戦がおこなわれた。

国語部門のチャンピオンを決めたくじ引き野田塾の余田真里先生 練成会グループの瓜田若菜先生
野田塾の村上友哉先生 トーゼミの並木貴弘先生 練成会の長内篤史先生

【写真】上段左から、国語部門のチャンピオンを決めたくじ引き、野田塾の余田先生、練成会グループの瓜田先生、野田塾の村上先生、トーゼミの並木先生、練成会グループの長内先生

 

野田塾の佐藤紀貴先生いずれの先生も、生徒が目の前に居るかのような迫力のある授業を披露し、最終審査がおこなわれた。その間に、ルーキー部門のチャンピオンに選ばれた野田塾の佐藤紀貴先生が、ルーキーとは思えない堂々とした模擬授業を披露してくれた。

総勢26人の審査員による最終審査は難航を極め、グランドチャンピオンの発表は予定していた時間をオーバーしておこなわれた。そして、見事グランドチャンピオンに輝いたのは、練成会グループの長内先生。惜しくも2位となった余田先生との点差はたった1ポイント。長内先生と3位の並木先生もわずか6ポイント差となり、このチャンピオン決定戦がいかに接戦とだったかを物語った。

審査員の皆さん メダルを手にするチャンピオンたちグランドチャンピオン発表の瞬間

 

愛知県私塾協同組合の山田真司理事長総評を述べた愛知県私塾協同組合の山田真司理事長は「4回目を迎えた模擬授業大会はイベントではなく、今後は年中行事となっていく。ルーキー達の授業を見せてもらったが非常にレベルが高く、得るものが多かったと感じている。そして世界には教育を受けたくても受けられない人がいます。生徒たちが日々塾に通えていることは当たり前のことではなく、お母さんお父さんのおかげがあってのことだということを、伝えていただきたい。また、先生方がこうして大会に参加出来ているのも、塾を支えてくれている他の先生や経営者のおかげだということを頭の片隅に置いていただきたい」と話した。

 

大会を支えた野田塾のスタッフの皆さん 野田塾の小川英範塾長また、野田塾の小川英範塾長は、今大会を振り返って「今年もこのように素晴らしく実りのある大会を開催させていただき、ありがとうございました。感動させる授業を披露してくれた先生方、そして授業を見学しながら応援してくださった先生方の姿勢が日々の教育の現場でも活かされていると信じています。教育には公も私もありません。子ども達の幸せと平和のために、参加された皆さんの若い血によってより理想的な教育をめざしていただきたいと思っています」と感謝の気持ちを伝えるとともに、大会を支えた野田塾のスタッフの労をねぎらった。

次回は、開倫塾が主催する模擬授業大会が2015年5月24日に、栃木県の白鷗大学足利高等学校・富田キャンパスで開催される。回を重ねる度にレベルが上がり、熱戦が繰り広げられる模擬授業大会。出場する塾も増え、今後はほかの地域での開催も期待されている。

参加団体

沖縄で塾と学校経営について学ぶ3日間 創業者に聞く、教育の最先端に触れる

3日目は「これからの塾業界の展望」をテーマに特別セミナー

学習塾の経営コンサルティングなどをおこなうエース教育総合研究所(青木清理事長)が主宰する「第42回 青木経営フォーラム」が、11月16日(日)から11月18日(火)の3日間にわたって、沖縄の塾や学校を会場に開催される。

沖縄尚学学園の名城政次郎理事長

沖縄尚学学園の名城政次郎理事長

初日の16日は、若干20歳で英語塾を立ち上げ、生徒80名からスタートした予備校が一次は生徒数が5000人規模を誇る予備校へと成長し、その実績を見込まれて廃校寸前の私立学校(550名の定員に対して50名の応募者しか見込めなかった)沖縄尚学高等学校・附属中学校を県内有数の進学校に築き上げた体験について、名城政次郎理事長に講演していただく。同校は、沖縄県で戦後初となる現役東大合格をはじめ、旧帝大、県外国公立大、難関私大、県内の琉球大や私大にも多数の合格者を輩出するとともに、スポーツの分野でも柔道や高校野球で全国制覇を果たしたことで文武両道の指導に定評がある。

さらに、進展するグローバル化に対応できる教育「国際バカロレア(IB)認定校」について、副理事長の名城政一郎氏が講演する。そして初日を締めくくる特別講演では、沖縄尚学野球部を春夏13回の甲子園出場に導き、春の選抜大会で2回の全国優勝を果たした野球部監督の比嘉公也氏が自身の経験をおおいに語る予定だ。

沖縄科学技術大学院大学(OIST)

沖縄科学技術大学院大学(OIST)

津田塾の後田多純寿塾長

津田塾の後田多純寿塾長

翌17日には、2015年に創立40周年を迎える津田塾を訪問し、後田多純寿塾長から「津田塾の教育理念と教育方針」について講演をしていただく。その後、2012年に開学し安倍内閣の地域活性化の起爆剤として、科学技術分野での取り組みが注目される沖縄科学技術大学院大学(OIST、恩納村)を視察する。

3日目の18日は、会場をワールド進学予備校(那覇市安里15−2)に移し、「これからの塾業界の展望」をテーマにした塾経営特別セミナーがおこなわれる。この特別セミナーでは、「勝ち残る塾の5つのキーワード」をテーマに『月刊私塾界』編集長の山田未知之が話しをするほか、「迫り来る教育のICT化時代の『切り札』」についてFLENS株式会社の大生隆洋代表が講演する。また、クロージングセミナーとして、エース教育総研の青木清理事長が「『退塾防止作戦』で利益を3倍に増やす方法」について語る。

 

青木フォーラム in 沖縄 開催概要

  • 日時:2014年11月16日(日)〜18日(火)
  • 初日集合場所:那覇セントラルホテル 14:30 ロビー

 

【1日目】11月16日(日)15:00〜18:00

沖縄尚学高等学校・附属中学校を訪問

  1. 学校再建を果たした沖縄尚学の取り組み 理事長 名城 政次郎氏
  2. 国際バカロレア(IB)認定校について 副理事長 名城 政一郎氏
  3. 甲子園への道・選手育成法 沖縄尚学・野球部監督 比嘉 公也氏

 

【2日目】11月17日(月)9:30〜15:00

津田塾本部 訪問

津田塾の教育理念と経営方針を語る 塾長 後田多 純寿氏

  • 5つの原点・基本理念・ブランドミッション。
  • 逆算のプログラムとは何か。それを支える取り組みとは。
  • 一斉指導+個別指導の良さと学習環境とは。

沖縄科学技術大学院大学(OIST) 視察

科学技術に関する卓越した教育研究を行うことによる、沖縄の自立的発展と日本および世界の科学技術の向上に寄与するOIST。安倍内閣の地域活性化の起爆剤として、科学技術分野での取り組みが注目されている。

 

【3日目】11月18日(火)11:00〜14:30

塾経営特別セミナー in 沖縄

  • 会場:ワールド進学予備校(那覇市安里15−2)
  • 主催:エース教育総合研究所
  • 後援:ワールド進学予備校、私塾界、FLENS

 

(1)これからの塾業界の展望 〜勝ち残る塾の5つのキーワード『月刊私塾界』編集長 山田未知之

講師:『月刊私塾界』
編集長 山田 未知之

(2)迫り来る教育のICT化時代の「切り札」とは

講師:FLENS株式会社
代表 大生 隆洋氏

(3)「退塾防止作戦」で利益を3倍に増やす方法

講師:エース教育総合研究所
理事長 青木 清氏

 

  • 定員:先着(申込順)30名 11月12日まで受付
  • 会費:3日間共通 エース教育総研の会員塾 33,000円(夕食付) ※一般は38,000円
  • 18日の特別セミナーのみ参加 10,000円(昼食付)

 

こちらから第42回 青木フォーラム in 沖縄のお申込書をダウンロードできます>>

お申し込み・お問い合わせ:エース教育総合研究所 TEL.045-501-4525/FAX.045-508-4855

ナガセ 大学受験予備校の「早稲田塾」を子会社化

現役大学受験予備校の東進ハイスクールや東進衛星予備校をはじめ、中学受験の四谷大塚やイトマンスイミングスクール等を運営する株式会社ナガセ(東京都武蔵野市、永瀬昭幸代表)は10月27日、株式会社サマデイ(東京都千代田区、相川秀希代表)等が管理・運営する大学受験予備校の「早稲田塾」事業を、会社分割等により設立される新設会社の発行済普通株式を100%取得し、子会社化することを決め、サマデイを含む関連会社5社との間で株式譲渡契約を締結したことを発表した。

新会社の名称は株式会社早稲田塾。同社はサマデイと同じ東京都千代田区六番町6番地4に設立され、代表取締役には永瀬昭幸・株式会社ナガセ代表取締役社長が就任する予定だ。株式1万株を約20億円で取得額し、12月1日に正式発足する。

今回事業譲渡されることになった早稲田塾は、現役高校生を主な対象とした大学受験予備校で、東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県の1都3県に24校を展開しており、受験のみならず、国際舞台にはばたく次世代のリーダーの育成を目標に、きめ細かなプログラムの提供を通じて、特にAO・推薦入試の分野では塾業界においてトップクラスのブランド力を保有している。

塾業界を取り巻く環境は、少子化の進展や競争環境の激化により年々厳しさを増している一方、人物本位の選抜への転換等大学入試制度改革の議論も徐々に具体化しつつある。ナガセは、このような環境変化のなかで、次世代のリーダー育成を目指すため、ノウハウを共有しさらなる発展に繋げたいとしている。

また、サマデイ等が管理・運営する早稲田塾事業に関連する資産・負債に限定して、新設分割等の方式により設立された対象会社に承継させ、当該新設会社の全株式をナガセが取得し、同社の完全子会社として早稲田塾事業を引き続き継続していく。