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東京個別指導学院、「進研ゼミ個別指導教室」事業を承継

ベネッセグループ内での再編により、個別指導領域の強化へ

株式会社東京個別指導学院(東京・新宿区、松尾茂樹社長)は、4月1日を効力発生日として、同じベネッセグループの株式会社ベネッセコーポレーション(岡山県岡山市)から「進研ゼミ個別指導教室」事業(以下、ゼミ個別事業)を吸収分割の形で承継した。

ゼミ個別事業は、ベネッセの通信教育サービス『進研ゼミ』を活用した個別指導事業で、2015年に「クラスベネッセ」としてスタートし、2021年に現在のブランド名へと変更された。事業は全国で直営39教室、フランチャイズ17教室を展開しており、個別指導と家庭学習の橋渡しとなる新しい学びの形として注目を集めてきた。

一方の東京個別指導学院は、「やればできるという自信 チャレンジする喜び 夢を持つ事の大切さ」を教育理念に掲げ、生徒一人ひとりに応じたオーダーメイドの個別指導を提供。全国267教室を展開している。

今回の吸収分割は、ベネッセグループ内における事業再編の一環であり、グループ全体の経営資源の最適化と、個別指導分野の更なる強化を目的としている。東京個別指導学院では、既存の指導ノウハウとインフラを活用し、ゼミ個別事業の効率的な運営と収益性の向上を図る。また、事業規模の拡大と多様な学習ニーズへの対応によって、さらなる競争力の強化を目指す。

この承継にあたり、両社間の取引の公正性・透明性を確保するために、第三者による財務・法務のアドバイスを受けるとともに、東京個別指導学院では独立社外取締役・監査役による検討を経て最終決定された。

ベネッセグループの中で個別指導の核となる事業を担うことになる東京個別指導学院。進研ゼミという強力な教育ブランドとの融合により、今後の展開が注目される。

学研 AIを活用したデジタル添削教材「志望理由書AI添削コース」を2025年4月1日より販売開始

 株式会社 学研ホールディングス(東京・品川、宮原 博昭 代表取締役社長)のグループ会社、株式会社Gakken(東京・品川、南條 達也 代表取締役社長)は、高等学校向けデジタル添削教材「志望理由書AI添削コース」を2025年4月1日(火)より販売開始する。添削指導にAIを活用することで、短時間で添削結果を確認でき、改善点を理解して文章を推敲することができる。
※この教材は高等学校での採用を主としており、個人向けの取り扱いはなし。


■志望理由書AI添削コースについて

「志望理由書AI添削コース」は、添削指導にAIを活用したデジタル教材。事前学習教材で学習した内容を基に作成した志望理由書を、AIが短時間で添削しフィードバックを提供する。これにより、添削時間を最小限にし、生徒がすぐに書き直しに取り組むことができる。大学進学や就職活動に必要とされている提出書類「志望理由書」の書き方を、効率よくトレーニングすることが可能。


【フィードバックの特長】

■Gakken独自の評価を提示
長年、志望理由書の添削に携わってきた経験を活かし、フィードバックでは生徒が書いた志望理由書を「志望理由の一貫性」、「将来展望の明確さ」、「学ぶ内容の具体性」、「表現・表記」の各観点を5段階評価し、それに基づいたスコアを表示する。


■修正の方向性をアドバイス
【総評】で文章全体を評価するとともに、【AIによる表現改善案】で志望理由書に適した表現・表記の書き換え例を具体的に示し、【改善のためのヒント】では書き直すときのポイントを提案するなど、AIが文章をまったく書き換えてしまうのではなく、例を挙げながら修正の方向性を生徒に示す。生徒自身がリライトする内容を考えることで、自分らしい志望理由書へと導くことができる。


■面接時の想定質問も提示
 面接試験時に志望理由書に基づいた内容を質問されるケースが多いことから、文章内容を元にした【面接時の想定質問】も参考例としてフィードバックされる。
 事前学習教材と文章入力はパソコン・タブレット利用を前提としており、授業への採用のほか自宅学習の一環としても活用することが可能。はじめて志望理由書に取りかかる生徒にはファーストステップとして、受験を控えた生徒には効率的に志望理由書の基礎を身につけられる教材として利用できる。

【桐原書店がテキストと解説動画で協力】
 志望理由書の基礎を学ぶテキストや解説動画は、株式会社桐原書店より協力を得て作成している。「サクセス小論文テスト 志望理由・自己アピール」の志望理由書部分を抜粋し、事前学習教材として活用。書き方の要点をPDFテキストと解説動画で学べる。株式会社桐原書店は2024年9月に株式会社Gakkenのグループ会社となった。


<利用の流れ>
▼お申し込み
 ↓ 
▼シリアルコード/実施要領送付
 ↓ お申し込みから10日後を目安に教材を申し込み校へ送付
▼学習開始
 ↓ 生徒へ教材を配布後、学習をスタート
  (※生徒用シリアルコードは初回ログインから1年間有効)
▼事前学習動画視聴
 ↓ 動画3本とPDFテキストを使用して志望理由書の書き方を学びます
▼作成 50~60分
 ↓ パソコンを使用して、600字の文章を書きます
▼フィードバック確認 約5分
 ↓ 書き終えた後、その場で生成AIの添削評価を受けます
   評価シートはPDFでダウンロード可能
  (※添削評価は1回のみ。評価後の書き直しはできません)


■教材概要
▶実施日:通年実施可能 ※AI添削は初回ログインから1年間有効
▶字数:600字
▶対象:進学者用/就職者用
▶時間:50分(目安)
▶受験料:1,760円(税込)/一人あたり
◇◇教材の詳細は下記サイトへ◇◇
★学研模試WEBサイト↓
▶https://www.gakuryoku.gakken.co.jp/
★志望理由書AI添削コース↓
▶https://www.gakuryoku.gakken.co.jp/item0178/

志門塾などを展開する東海プロセスサービス、新会社「SHIMONホールディングス」を設立

川瀬憲司氏が代表取締役社長に就任、グループ経営体制を強化

岐阜県を中心に学習塾「志門塾」を展開する株式会社東海プロセスサービスは、2025年3月、新たに持株会社「株式会社SHIMONホールディングス」を設立した。代表取締役社長には、これまで東海プロセスサービスおよびHOMESエデュケーションの経営に携わってきた川瀬憲司氏が就任した。

このホールディングス体制への移行により、SHIMONホールディングスは株式会社東海プロセスサービスと、「HOMES個別指導学院」を運営する株式会社HOMESエデュケーションの親会社となる。グループ全体としての戦略的な意思決定と、経営資源の最適配分が可能となることで、地域に根ざした教育サービスのさらなる発展が期待される。

川瀬氏は「これからも教育を通じて地域社会に貢献し続けるという志を胸に、時代の変化に柔軟に対応しながら、新しい価値の創造に挑戦していく」と決意を述べている。

同グループは創業以来、地域密着型の学習支援に注力してきたが、ホールディングス体制の構築により、グループの理念である『子どもたちのために 子どもたちの未来のために』を、より強固なものとして展開していく構えだ。

サイバーエージェント、AmebaLIFE事業の子会社移管を中止 CyberOwlにおける不適切会計処理受け、社内調査委員会を設置

 サイバーエージェントは3月26日、連結子会社CyberOwl(東京・渋谷区)へのAmebaLIFE事業および一部アフィリエイト事業の承継を中止すると発表した。2025年4月1日を効力発生日とする吸収分割による移管を予定していたが、CyberOwlにおいて不適切な会計処理が判明したことから中止を決定した。

 同社は、同日付で外部専門家を含む社内調査委員会を設置。不適切な会計処理の詳細は明らかにしていないが、事実関係の解明を急ぐ。調査委員会は、弁護士、公認会計士、同社常務執行役員で構成され、調査結果がまとまり次第速やかに公表する方針を示した。併せて、CyberOwlについては、4月1日に予定していた商号変更(株式会社AmebaLIFE)も見送る。サイバーエージェントは「株主、投資家をはじめ、取引先および関係者に多大なご迷惑とご心配をおかけすることを深くお詫び申し上げる」とコメントしている。
 なお、今回の承継中止による業績への影響は軽微であるとしている。

 CyberOwlは2012年設立。「Ameba塾探し」などを中心に、教育・ライフスタイル・金融分野におけるメディア事業を展開している。

高知の老舗塾「土佐塾」が3月からFSMを利用開始

 FLENS(フレンズ)株式会社(東京・港区、代表取締役:大生隆洋)は、同社が提供する塾生保護者のファン化を謳うコミュニケーションアプリ「FLENS School Manager」を、株式会社土佐塾グループの「土佐塾」(高知市、代表:福島やすの)が2025年3月から利用開始したと発表した。

 これまで土佐塾では、生徒・保護者に対して、紙やメールでの連絡の他、自社開発の入退室通知・校舎単位でのチャットアプリ活用など、コミュニケーションルートやシステムが複数存在していた。また、本部のマネジメントも行き届きにくかったため、現場業務の効率化、指導・対応により集中できる仕組み作りが喫緊の課題だった。

 今回、スマートフォン向けに最適化されたアプリ・サービス「FLENS School Manager」の利用開始により、課題解決の他、DX(デジタルトランスフォーメーション)および社内業務効率化を促進する。さらに、お知らせ配信・予約・申込/回答などの機能を活用し円滑なコミュニケーションルートを構築することで、さらなる顧客満足度向上・塾生保護者のファン化を目指すとしている。

■株式会社土佐塾グループについて

 株式会社土佐塾グループ((株)土佐塾、(株)土佐塾出版、(学)土佐塾学園、(学)土佐塾予備校)は、高知の子どもの夢の実現と、高知の教育に貢献する教育企業体。創立60余年、100年ブランドへと、さらに進化を続けていく。

「子どもに寄り添い、高知の教育と子どもの未来の礎となる企業であれ」を企業理念とし、子どもたちと共に学び、喜びや感動を分かち合い、高知の教育と共に成長しつづけることを基本理念とし、「活気と笑顔に満ちたチーム土佐塾」を目標に若い人が働きやすい環境づくりを目指す。

(株)土佐塾、(株)土佐塾出版

小中学生の中学・高校進学指導・教科補習

出版・進学学習情報の提供・模擬実力テスト

県下15教室

(学)土佐塾予備校

大学進学指導 高校補習

(学)土佐塾学園(土佐塾中学・高等学校)

学校教育 全日制普通科 中高一貫男女共学

■FLENS School Managerの概要

「FLENS School Manager(FSM)」は、2020年からFLENSがサービスを開始し、利用ユーザ数が16万人(2024年4月時点)を超える「教育機関向けコミュニケーションアプリ」。お知らせ、入退室通知、ライブラリ、相互メッセージ、デジタル帳票、予約、アンケートや成績の回収、ポイント付与、映像配信、契約請求管理、口座登録・振替、学習管理など、教育機関の業務効率化に必要な機能を揃えている。複数利用中のツールやサービスをFSMに一本化することで、業務効率化とコスト削減が期待できる。また、FSM専用アプリに「内部広報」も一本化することで『保護者のファン化』が促進できる。さらにFSMには「社員向け機能」も備わっており、社内全体の業務管理も一本化できるコミュニケーションプラットフォームだ。

URL:https://flens.jp/

河合塾グループとNTT東日本、新たな教育モデルの確立に向けた連携協定を締結

河合塾グループ株式会社KJホールディングス(東京・新宿区、河合 英樹 代表取締役社長)と東日本電信電話株式会社(東京・新宿区、澁谷 直樹 代表取締役社長)は、次世代のグローバルリーダーを輩出する新たな教育モデルを確立することを目的とした連携協定を2025年3月19日(水)に締結し、リアルな体験とデジタル技術を融合させたハイブリット型探究学習プログラムを共同開発する。この取組の一環として、地域をフィールドに探究的な学びを提供する探究ツアーシリーズを立ち上げ、第一弾となる地域医療の現場から社会課題について考える「医療編」を提供する。
「医療編」では、北海道・札幌を中心にNTT東日本が持つ総合病院や地域の診療所・医学研究施設の視察、及び医療機器に触れる体験などを通じて、医療従事者を志す中高生に地域医療の現状と課題、そして最先端の医療技術を学ぶことができる。

 教育に関する多様な知見を持ち探究的な学習モデルの創出に取り組む河合塾グループと、地域における課題解決やICTに関する知見を持つNTT東日本は、教育分野における連携協定を締結することによって、学校の枠組みを超えた次世代のグローバルリーダーを輩出する新たな教育モデルの確立をめざす。その取組の一環としてリアルな体験とデジタル技術を融合させたハイブリット型探究学習プログラムを共同開発し、地域をフィールドに探究的な学びを提供する探究ツアーシリーズを関係機関と連携し全国の中高生に展開していく。

2.探究ツアーシリーズ概要
 今回提供する探究ツアーは地域社会が抱える課題と中等教育の現場で取り組まれている探究学習を融合し、中高生に実践的な学びの場を提供する学習シリーズ。新学習指導要領の理念に基づき、課題解決に向けたプロセスを体験する場を、事前学習・現地学習・事後学習の3段階で構成している。

 事前・事後学習でのデジタル技術を活用した学習機会の創出に加え、プログラムの中核である現地学習では、地域の人々との交流を通じて地域の魅力や課題を体感し、深く考察することで中高生が主体的に考え行動する力を養います。また、プログラムの中で社会に実装されている最先端のデジタル技術に触れる機会を提供することで、中高生のデジタルリテラシーの向上にも寄与する。

 ① <探究ツアー「医療編」について>
  1.社会課題の中でも医療業界における課題は多岐にわたり、特に地域医療の持続性は重要なテーマだ。地域医療は住民の健康を支える基盤である一方、医療資源の地域的偏在が急速に進行しており、十分な医療提供体制の確保が困難な地域も増加している。地域医療を理解することは、地域社会の構造や医療インフラの重要性について深く考えるきっかけになると考えている。
  2.今回の「医療編」では地域医療をテーマに据え、都市部及び医療資源が枯渇している周辺地域に位置する医療機関の視察や医療従事者との対話・医療現場におけるテクノロジーの見学などを通じて、中高生が社会課題に向き合い解決策について考える機会を提供する。
 また、持続的なプログラムの実施には、日頃より地域医療の維持に尽力している北海道庁や道内の医療人材教育機関である札幌医科大学との協力が必要不可欠と考え、今回は行政や医療教育機関等と連携したプログラムとして提供する。このプログラムを通じて、未来の地域医療を担う子どもたちを育み、テクノロジーを活用した持続可能な地域医療の発展に寄与することをめざす。

 ②  本プログラムの詳細
  I. 催行時期
   2025年3月24日(月)~2025年3月27日(木)(3泊4日)
   オンライン事前学習:2025年3月15日(土)業界の現状を学び論点を設定
   オンライン事後学習:2025年4月5日(土)学びの共有・発表
  II. 医療編プログラムの内容
   ・総合病院の見学
   ・医療従事者への密着・座談会
   ・医療機器に触れる体験
   ・医療系大学による模擬講義・研究施設案内
   ・医学部生との座談会
   ・訪問診療同行体験
   ・行政職員による地域医療における課題レクチャー会
   ・個人及びグループワークによる学びの整理
   ・関係者への学びの共有
  III. 方面
   北海道札幌市周辺、主に、NTT東日本が運営するNTT札幌病院や札幌医科大学、札幌プリンスホテルを拠点に活動。
  IV. 参加人員
   11名*3
  V.協力団体(順不同)
   ・北海道庁
   ・北海道公立大学法人札幌医科大学
   ・国民健康保険町立南幌病院
   ・国民健康保険由仁町立診療所
   ・医療法人北海道家庭医療学センター 栄町ファミリークリニック
   ・医療法人北海道家庭医療学センター 向陽台ファミリークリニック
   ・社会医療法人関愛会 江別訪問診療所
    *3さくらツーリスト株式会社の募集型企画旅行として実施

3.各社の役割
 河合塾グループ
 ・学習塾や学校運営で蓄積した教育分野におけるノウハウの提供
 ・国内外の教育機関や全国の中高生及び保護者との連携
 NTT東日本
 ・ICTを活用した地域の課題解決に関するノウハウの提供
 ・地域の事業者等との連携に関する助言
 ・新たな教育モデルの検証に必要なデジタル技術の提供

4.今後の展開
 河合塾グループとNTT東日本は、今後も双方が持つ知見を活用し、リアルとデジタルを融合させたハイブリッド型探究学習プログラムの共同開発に継続的に取り組み、次世代のグローバルリーダーを輩出する新たな教育モデルの確立をめざす。
 具体的には、河合塾グループが持つ教育分野におけるノウハウとNTT東日本が持つデジタルに関する知見を融合し、教育現場における教科学習と探究学習の両立を支援していく。
 また、探究ツアーをはじめたとした教育プログラムに参加する子どもたちの非認知能力を測定・分析する取組を行う予定であり、学びの効果を可視化するとともに、デジタルを活用し一人ひとりの成長を個別に支援できる仕組みを整備していく。

類設計室  バーチャル校 3月24日グランドオープン

 株式会社類設計室(大阪市・淀川区、阿部紘 社長)教育事業部「類塾」は3月24日(月)、「類塾プラス」にブランド名称を変更し、同日に「類塾プラス バーチャル校」を開校する。送迎負担や安全面での不安がなく、お子さまにとっても全国あらゆる場所、あらゆる学年と交わる機会があり、多様な学び方が提案できる学習塾だ。また、都市部とそれ以外で広がる教育格差の解消にもつながる取り組みだ。


■類塾プラス バーチャル校について
対 象:年中~高3
授業料:1科目6,000円~ ※諸経費、システム施設利用料、教材費などは別途
H  P:https://juku.rui.ne.jp/virtual-lp/

明光ネットワークジャパン 3年連続で「健康経営優良法人2025(大規模法人部門)」に認定

 個別指導の明光義塾を全国展開する株式会社明光ネットワークジャパン(東京・新宿区、岡本 光太郎 代表取締役社長)は、2025年3⽉10⽇に、経済産業省と日本健康会議が主催する「健康経営優良法人2025(大規模法人部門)」に認定された。今回の認定は3年連続の認定となる。

<明光ネットワークジャパンの健康経営宣言> 
https://www.meikonet.co.jp/ja/sustainability/society/work.html


■健康経営優良法人認定制度とは
・健康経営優良法人認定制度とは、特に優良な健康経営を実践している大企業や中小企業等の法人を「見える化」することで、従業員や求職者、関係企業や金融機関などから評価を受けることができる環境を整備することを目的に、2016年度に経済産業省が創設した制度。


■健康経営に関する取り組み
定期健康診断における「がん検診」の促進
・近年「がん」は治る病気と言われており、早期発見が重要であることから、明光ネットワークジャパンでは一昨年より簡易がん検査(郵送型血液検査)の会社補助を導入している。マンモグラフィーや胃カメラなどのオプション検査は痛みを伴うことから、これまでは受診を見送っていた社員も、会社の補助が活用しやすくなり受診が増加した。また、社員の家族も法人価格で受診可能とし、がん検査の受診率向上と早期発見・未病予防の促進を図っています。

特定保健指導受診率の向上
・健康診断の結果、特定保健指導の対象となった社員について、個々の生活スタイルに合わせた無理のない行動計画を保健士と共に立てることで、対象者53名全員が受診(受診率100%)を達成し、社員の生活習慣病の改善へ向けた行動変容への第一歩となった。

産業医との連携
・内科医、精神科医の2名の産業医と毎月打合せの機会を設けて常に連携し、社員の心身の健康保持増進に努めています。内科医は毎月30時間以上の時間外勤務者に実施するアンケート結果を、一人ひとり確認の上、必要に応じて個別面談を行い、精神科医は入社後最初に行う新卒新入社員研修で、睡眠やメンタルヘルス不全の防止に向けた内容を毎年必須として実施している。加えて、各部門との連携強化や個別面談を実施することでメンタル不全を起因とした休職者の抑制につながっており、結果として、毎年実施しているストレスチェックによる高ストレス者や産業医との面談者も毎年減少傾向にある。

明光ネットワークジャパンの商標権訴訟、請求の大半が認容される判決

 株式会社明光ネットワークジャパン(東京都・新宿区、岡本光太郎社長)は3月17日、東京地方裁判所が同社のエリアフランチャイズ契約解除の有効性を認め、請求の大半を認容する判決を3月14日に言い渡したことを発表した。
 同訴訟は、明光ネットワークジャパンが2021年7月、株式会社明光ネットワーク九州、株式会社明光義塾九州、および株式会社アネムホールディングスの3社に対し、商標権侵害の差し止めおよび損害賠償などを求めて提起していたものである。
 判決によると、東京地裁はロイヤルティの過少申告や未払い、生徒数の虚偽報告、競業避止違反といった重大な義務違反を認定し、明光ネットワークジャパンの契約解除を有効と判断。商標使用の差し止めや未払ロイヤリティ、損害賠償など合計で約3億5千万円の支払いを命じたほか、両社の商号の使用禁止や関連ドメインの登録抹消を指示した。
 明光ネットワークジャパンは、今回の判決が業績に与える影響は軽微であるとしているが、今後重要な変化があった場合には速やかに開示するとしている。

【小学生白書・中学生白書・高校生白書2024】 学研教育総合研究所発表 小学生・中学生・高校生の学習・学校生活に関する調査

 学研グループ(東京都品川区、宮原博昭 代表取締役社長)は、2025年3月6日(木)に学研本社にて『小学生白書』『中学生白書』『高校生白書』の「白書シリーズ」および「保護者の教育観に関する調査2024」の最新結果を発表した。

 学研の白書シリーズは、1946年に「1〜6年の学習」の読者はがきによるアンケート調査として始まった「小学生白書」の後継として、学研教育総合研究所が2010年から実施しているインターネット調査の結果をまとめたものである。小・中・高3つの調査が同時に発表されるのは40年ぶりとなる。

 宮原博昭 代表取締役社長は冒頭の挨拶で、「日本の教育は有史以来の大きな局面を迎えている。民間企業として立て直したい。子どもの教育環境には、学校・家庭・地域の3つがあるが、現在、学校教育が欠け始めていると感じる。家庭教育は核家族化の進行もあるが、ICT機器などによって補完できると考えられる。地域教育は閉ざされつつあるが、塾や教室で補っていきたい。しかし、すべての子どもが塾に通えるわけではない。学研は、これら3つの教育を三位一体で良くしていきたい」と語った。また、日本の教育費用を海外と比較し、「日本は無償化によって補っているが、塾に行けない子どもが取り残されている」と警鐘を鳴らした。

 続いて、学研ホールディングス 学研教育総合研究所の川田夏子 所長が、「子どもと学びの現在地」の確認を行った。 ・コロナ禍を経てGIGAスクール構想の実現が加速度的に進み、一人一台の端末による学びが新たなフェーズに入った。 ・学習指導要領の改訂のもと、「主体的・対話的で深い学び」の実現を目指し、子どもの探究心を育む(受動的・保守的でない)学びが求められている。 ・学校教育、地域、保護者と連携し、「子どもを主語」にした民間教育のあり方を考える時期にある。

 好きな教科・嫌いな教科を尋ねたところ、前回調査に続き、一番好きな教科の1位は、小学生では「体育」、中・高校生では「数学」となった。一方、一番嫌いな教科の1位は、小・中・高校生ともに「算数」「数学」であった。

 また、「子どもたちの将来に対する意識と教科」に関する調査では、

【小学生】 1位「パティシエ(ケーキ屋)」(5.6%) 2位「ネット配信者(ユーチューバー・インスタグラマーなど)」(3.0%) 3位「保育士・幼稚園教諭」「警察官」「会社員」(各2.8%)

【中学生】 1位「会社員」(4.2%) 2位「エンジニア・プログラマー(機械・技術・IT系)」(4.0%) 3位「医師(歯科医師含む)」(3.5%)

【高校生(参考)】 1位「公務員」(5.0%) 2位「エンジニア・プログラマー(機械・技術・IT系)」(4.5%) 3位「看護師」(4.0%)

 小学生の将来就きたい職業の詳細を見ると、2位以下はほぼ横並びであり、一つの職業に集中しなくなってきていることが分かる。しかし、「わからない」が28.9%と最も高く、2014年度の調査でも「わからない」は27.5%と高かった。

 考え方を変え、「どんな大人になりたいか」「どんな大人でありたいか」という質問をしたところ、

【小学生】 1位「人にやさしく接している」 2位「友だちがたくさんいる」 3位「家族を大切にしている」

【中学生】 1位「自分らしく自由に生きている」 2位「人にやさしく接している」 3位「家族を大切にしている」

【高校生】 1位「自分らしく自由に生きている」 2位「趣味を楽しんでいる」 3位「お金をたくさん持っている」

 この結果から、人に優しく、自分らしく生きることや、趣味を楽しむことなど、自分の生活に関する意見が多いことが分かる。

 「将来と学びは結びついているか」という質問では、高校生の14.2%が「将来役に立つと思う教科はない」と回答。また、小学生の保護者の9.7%も「将来役に立つと思う教科はない」と考えていることが明らかになった。

 「将来就きたい職業」(中・高)の2位は「エンジニア・プログラマー(機械・技術・IT系)」であったが、「情報」(3.7%)「理科」(5.3%)が好きな教科としては低い数値となっている。この結果から、「将来就きたい職業」と「好きな教科」の結びつきが希薄であることが分かる。これは、大人が学びと将来の関連性(レレバンス、relevance)を十分に説明できていないことが要因の一つと考えられる。

 大人の役割として、子ども自身が深掘りしていく「探究」型の学びを支援し、主体的に考えられる材料を増やすことが重要である。

白書シリーズweb版は下記のURLより閲覧できる。

https://www.gakken.jp/kyouikusouken/whitepaper/index.html