Category: 塾ニュース|教育ICT

武雄市で小学生にタブレット端末を無償配布

武雄市は4月9日、市内11小学校の入学式の後、小学生2849人全員にタブレット端末を無償配布した。導入したタブレット端末は、教員用と予備機を含め全部で3153台。ディスプレーの大きさは7インチで、基本ソフト(OS)はアンドロイド。総予算は約1億2298万円。

プログラミング、各地に教室 中学は必修に

文部科学省は2012年から全面実施している中学校の学習指導要領で、プログラミングについての学習を必修とした。コンピューターによる計測や制御の仕組みを身につけるほか、簡単なプログラム作成もできるよう求めた。これを受けて、各地の小中学校が、簡単な言語を使ったプログラミング学習に取り組んでいる。

タブレット 佐賀県立高新入生へ販売開始

ICTの活用が教育現場で広がるなか、佐賀県立高校で4月2日、新入生全員(約6800人)を対象にしたタブレット端末の販売と操作説明が始まった。販売期間は4日までで、9日の入学式後、授業で使い始める。県教委は学力向上を目的に、今年度の新入生から全員に購入させることを決めた。辞書などデジタル教材を含めた価格は約8万4千円で、生徒側の負担5万円を超える分は県が補う。分割払いもでき、今のところ、購入しない意思を示した新入生はいないという。

Web指導ツール「SOBAスクール」が「春の選べるプレゼントキャンペーン」開始、4月末迄

Web会議システムのSOBAプロジェクト(本社;京都市下京区・代表乾和志)は、同社が開発した学習塾や専門学校等の教育機関向け個別指導アプリケーション「SOBAスクール」を契約者に、Web カメラ等をプレゼントする「春の選べるプレゼントキャンペーン」を3月20日に開始、2014年4月末迄実施する。

■塾の講師や生徒、人数分のWebカメラをプレゼント
「SOBAスクール」はインターネットとPCで遠くの講師と生徒が顔を見ながらリアルタイムの対面指導を行う インターネット個別指導アプリケーション。大手有名進学塾や専門学校等、多くの教育機関で採用されている。今回の「春の選べるプレゼントキャンペーン」では2014年4月末迄の契約者に、授業に使うWebカメラに加え、ペンタブレット等の機器を契約数分プレゼントする。

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【キャンペーン内容】
期間中の契約者に、契約ID数分のカメラ等を無料でプレゼントする。
9 ID以下のご契約の場合はご契約数分のWebカメラ+ヘッドセットを、10 ID以上ご契約の場合はご契約数分のWebカメラ及び、ヘッドセット・ペンタブレット・複合プリンタの中から契約者に自由に組み合わせてもらい、無料でプレゼントする。

【期間】 2014年3月20日(木)~2014年4月30日(水)18:00まで

【お問合せ先】(株)SOBAエデュケーション(SOBAスクール販売元) http://www.soba-education.com

■本件に関する問合せ
株式会社SOBAプロジェクト  http://www.soba-project.com
〒600-8815 京都市下京区中堂寺粟田町93番地 京都リサーチパーク 6号館 3階
TEL 075-323-6066 / FAX 075-323-6067 / e-mail:pr@soba-project.com

日本の大学も 講義を無料ネット配信

ネットにつながれば誰もが高等教育を受けられる大規模公開オンライン講座(MOOC)と呼ばれる教育サービスの日本語版。講義ビデオを自分のペースで視聴し、宿題や課題に取り組み、試験にも挑戦できる。水準に達すると教授から修了証をもらえる。大学卒業の資格を得られるわけではないが、米国では修了実績を企業の採用などにつなげる動きもある。

ブレーンバンクとNTT LS 四谷学院生対象のスマホ教材

ブレーンバンクとNTTラーニングシステムズ(NTTLS)は17日、ブレーンバンクが運営する四谷学院 で、在籍生を対象にスマートフォンで学習できる教材「スマホ教材」を19日から提供開始すると発表した。「四谷学院の55段階個別指導の教材を再現し、教科ごとに55のレベル別問題をドリルやテストで提供する。

5974四谷学院生対象のスマホ教材正誤情報や自身の理解度をクラウドで管理するため、間違った問題、不安な問題だけを簡単に抽出して実施でき、短い時間でも効率的に苦手問題を克服できるという。また、学習ステップの進捗や問題の理解度を一目で確認でき、自分の学習計画を設定する機能などにより、計画的で継続的な学習をサポートする。さらに学習管理画面で、学習の進捗やテストの成績などを生徒ごとに把握可能なため、個々の学習結果にあわせたきめ細かな学習指導などに活用できるという。

スマホ教材」概要
「スマホ教材」は、スマートフォン・タブレット・PCに対応するNTTLSの学習プラットフォーム「マナビノプラットフォームサービス(MPS)」を活用し提供するもの。

提供するスマホ教材(10教材)

・英単熟語 暗記マスター
・暗唱英文500
・リスニングマスター
・古文単語 暗記マスター
・日本史 暗記マスター
・世界史 暗記マスター
・数学公式IAIIB 公式200/101
・物理の重点ポイント200
・化学の重点ポイント200
・生物の重点ポイント200

サービス概要

対象者:四谷学院 在籍生
対応端末:スマートフォン・タブレット(Android/ iOS)・PC(Windows/ MacOS)

大学講義ネット配信、1カ月で申込者1万人

NTTドコモとNTTナレッジ・スクウェアが大学講義を無料でネット配信する「gacco(ガッコ)」の申込者が1万人を超えたことが明らかになった。2月3日の受付から1カ月で約1万1千人が受講を登録した。

ガッコは4月から講義の配信を始める。現在は東京大学、慶応義塾大学、早稲田大学の3講座の申し込みを受け付けている。1回の講義は長さ10分程度の動画10本前後で構成する。条件を満たすと大学から修了証を受け取れる。NTTナレッジ・スクウェアはeラーニング講座の販売・運営を手掛ける。

フェイスブック、 対話アプリのワッツアップ買収 1.9兆円

米フェイスブックは2月19日、スマートフォンを通じた短文などのやり取りに使うアプリを提供する米ワッツアップ(カリフォルニア州)を約190億ドル(約1兆9400億円)で買収すると発表した。フェイスブックは2012年に写真共有アプリの米インスタグラム(カリフォルニア州)を約7億ドルで買収したが、今回はこれを上回る過去最大のM&A。コミュニケーション用のアプリでは楽天がバイバー・メディア(キプロス)を9億ドルで買うことを決めたばかりで、スマホ時代の成長分野を巡る買収合戦が激しくなってきた。

通信教育、タブレットの時代 「ジャストシステム」「ベネッセ」「Z会」

通信教育「スマイルゼミ」の小学生コース。ジャストシステムが一昨年末から始めた。自社開発の端末を配り、教材を配信。一方、大手のベネッセコーポレーションは進研ゼミ「中1講座」に昨年4月、やはり独自の端末を入れた。今春には小1~5、中1~3、高1に広げる。「Z会」も高1の講座で昨年7月から、500人にタブレットを無料で提供している。学校や塾で授業の映像や教材を端末に入れ、持ち帰って勉強する。通信教育で自宅で端末を使って学ぶ。

タブレット授業公開 兵庫・三田市立高平小

庫県三田市立高平小学校で2月12日、液タブレット端末を採り入れた公開授業があった。同校は昨年4月から市のIT教育推進事業のモデル校になっており、全児童137人に対して36台のタブレット端末が配られている。
公開授業があったのは2年生と6年生。2年生は生活科の授業で消火器など身の回りにある、命を守る器具を撮影。6年生は、体育の授業でタブレット端末を使った。6年生はチームごとにソフトバレーボールの試合の様子を撮影。その場で映像を再生し、自分たちのミスを直したり、戦術を立てたりするのに役立てた。
タブレット授業公開は佐賀武雄市でも行われ、熊本県で電子黒板を使った公開授業などもあり、ICTを使った授業が増えている。