Category: 塾ニュース|教育ICT

民間プログラミング教室が活況

ロボ団」「プログラミング道場」「Tech Kids School(テックキッズスクール)」「ProgLab(プログラボ)」「STAR Programming SCHOOL(スタープログラミングスクール)」と、コンピューターの動かし方を学ぶ民間のプログラミング教室が相次いでできている。2020年度から、プログラミングが小学校の授業に取り入れられる見通しになり、子どもに習わせたいという親が増えているためだ。習い事の定番に加わる日は遠くないかもしれない。内閣官房の調査によると、プログラミング教室を運営する企業や団体の数は10年の8から15年には29まで増えた。

米グーグル新スマホはAI主役 話すとアプリ起動

米グーグルは10月4日、新型スマートフォン(スマホ)や家庭向けスマートスピーカーなどを発表した。話しかけて操作する会話型人工知能(AI)「アシスタント」を標準搭載した。AIを利用したサービス競争が激しさを増すなか、ソフトとハードの一体開発を強化し、同様の垂直統合モデルを強みとする米アップルに対抗する。新型スマホはグーグルが端末のデザインや仕様、流通などへの関与を大幅に強めた最初のスマホとなる。今回からはグーグルブランドのみとし、名称も「ネクサス」から「ピクセル」に刷新した。

 アップルの「iPhone」に対抗する最上位機種と位置づけるピクセルの画面サイズは5型と5.5型の2種類。15分間の充電で7時間使える急速充電機能や、撮影した写真や動画を容量無制限で保存できるクラウドサービスなどをつけた。米国での価格は649ドル(約6万6000円)。日本での発売は未定。

 話しかけ「アシスタント」を呼び出すと、検索や地図などグーグルの各種サービスだけでなく、スマホ内の他のアプリも音声だけで起動し、店舗の予約などができる。

AI普及へ新団体設立  グーグル、アマゾン、フェイスブック、IBM、マイクロソフト

グーグルを傘下に持つ米アルファベット、米アマゾン・ドット・コム、米フェイスブック、米IBM、米マイクロソフトの5社は9月28日、人工知能(AI)の普及・啓蒙に向けた新団体を設立すると発表した。AI技術の進歩が加速し、様々な製品やサービスに広がるなか、AIに関する人々の理解を深め、安全を確保するための共通の指針づくりに取り組む。

AIで リアルタイムに議事録作成OK NTTが開発

NTTは、大きな雑音の中でも必要な音声を認識して正確に書き起こすことができる人工知能(AI)技術を開発した。音の大きさや方向などから認識すべき音声と雑音を自動的に推定し高精度で識別するアルゴリズム(手順)を開発。必要な音声をひずませることなく、雑音だけを低減させる技術を確立した。複数の人の会話を発言者ごとに聞き分けることも可能で、会議の議事録をほぼリアルタイムで作成することができるようになるという。1~2年後の実用化を目指す。

東京ゲームショウ15日開幕、VR機器100台超集結 ソニー系やグリー、体験促す

9月15日に開幕するゲーム見本市「東京ゲームショウ」は仮想現実(VR)を体験できる専用機器の展示が100台を超える見通しだ。各社の機器を集めるVRコーナーに加え、ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)は自社のブースにもゴーグル型機器「プレイステーション(PS)VR」を約20台用意する。ゴーグル型の機器を頭部に装着して楽しむVRはゲームの世界に入り込んだ感覚が味わえるのが特徴。専用機器の市販が相次いでおり、2016年は「VR元年」と呼ばれている。

AI入社試験の選考に

入社試験での書類選考を人間の代わりに行う人工知能(AI)をNECが開発し、人材紹介会社など3社程度が導入したことが8月24日、分かった。過去に採用した社員の履歴書などをAIが学習し、企業が求める人材の傾向を分析、合致する志望者を選び出す仕組み。人事担当者の好みといったあいまいな採用基準を排除し、公正に評価する狙いがある。人事評価用のAIを開発する企業もあり、採用や人事の現場にAIの活用が広がってきた。

ソニー系SIE、パソコンでもPS3ゲームOK

ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)は8月24日、「プレイステーション(PS)3」のゲームが遊べるネットサービス「PSナウ」をパソコンに対応させると発表した。PSナウは1カ月あたり税別2315円でゲームが遊び放題になるサービスで、4時間からのレンタル形式もある。まず欧州、米国から始め、その後に日本でも開始する。

米小売り接客にAI導入  IBMの「ワトソン」

米百貨店最大手のメーシーズとアウトドア大手のザ・ノース・フェイスは、顧客がスマートフォン(スマホ)に打ち込んだ簡単な言葉を基に商品や売り場を見つけるシステムを導入した。いずれもIBMの人工知能型コンピューター「ワトソン」を使う。自ら学習する能力があり、経験を積むほど作動の精度が高まる。AI導入により、顧客の購買行動を分析し販売効率を高める効果が期待できる。AIは自動運転などでの活用が先行しているが、農業や医療、金融など幅広い分野に広がりそうだ。

官民連合でAI技術研究 開発

トヨタ自動車やNEC、理化学研究所など20以上の企業と研究機関は、医療や製造現場を支える人工知能(AI)を産官学共同で開発する。理研の革新知能統合研究センターがAI研究拠点を9月1日に東京駅近くに開く。ここにトヨタ、NEC、ソニーコンピュータサイエンス研究所(ソニーCSL、東京・品川)、NTT、AI開発ベンチャーのプリファード・ネットワークス(東京・千代田)の研究者らが合流する。AIの応用で、日本も幅広い連携で技術力を高め、直面する高齢化や生産性低迷の課題解決に生かす。

プログラミング教室、女性受講者増

プログラミングを学んで仕事や転職に生かす女性が増えている。IT教育を手がけるdiv(東京・渋谷)が東京・大阪・福岡で運営する教室「テックキャンプ」ではウェブアプリ開発を学ぶ標準コースのうち、女性受講者が2~3割を占める。インフラトップ(東京・渋谷)は子育て中の母親向けに、プログラミングを含めたウェブデザインを学ぶコースを4月に新設した。インフラトップが運営する教室「ウェブキャンプ」は5~8月の女性受講者比率が51%となり、男性を上回る。