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IGO 小中高生向けタイピング英語学習サービス「英語王」リリース

 株式会社iGOは、タイピング×英語の独自メソッド「アクティメソッド」をベースとした小中高生向けの単語・構文学習ツール【英語王】をリリースする。
 単調になりがちな単語学習を「タイピング×英語学習」の独自メソッドで解決する。最短6ヵ月で、文部科学省が発表している中学生の必修英単語1800語の習得が可能となる。

 2020年~2021年度にかけて小中学校の英語教育指導要領は大きく変更された。中学校では、覚える英単語が1200語から1600~1800語となり、以前までは高校で履修していた一部内容(文構造、文法など)が中学校の指導内容として組み込まれている。
 さらに文科省は、授業を全て英語で行う「オールイングリッシュでの授業」を目指している。加えて、小学校では英語のみならず、プログラミング授業も必修科目になるなど、子どもたちを取り巻く学習環境は大きな転換期を迎えている。

「英語王」は、タイピングと英語学習を融合させた独自の学習法で、より効率的に単語・構文学習を行うことができる。
 オリジナルテキストである「単語王」のみならず、中学校で使用されている教科書(NEW HORIZON1 (東京書籍、令和3年度))の内容を記載している。そのため、「単語王」による基礎的な単語力強化と、教科書に沿った学習サポートの2つを複合的に行うことができる。
 単語のスペルが分かっても、発音が分からなければ実用的な英語とは言えない。その問題も「英語王」は解決する。収録されている全問題で問題の読み上げがあり、単純な単語のスペルだけでなく、発音やアクセントも学ぶことができ、「実用的な英語力」を身に着けることができる。

https://eigo-oh.com/

※詳細に関してはHPの問い合わせフォームよりお問い合わせへ。

「英語王」は現在は主に中学生を対象としたサービスだが、今後は対応学年の更なる拡充を進め、単語習得や文法理解に悩む子供たちや塾、学校を無くすために開発を進めていく。
 IGOはこれまで、主に小学生向けの英語教室事業を展開してきたが、より幅広いニーズに対応するべく、様々な新規事業を進めている。その1つが今回リリースする、小中高生向けの単語・構文学習ツール「英語王」だ。

みんがく、英俊社の編集協力のもと、AI入試面接練習アプリ+書籍「AI時代の5日間完成 面接必勝メソッド」の予約注文を開始

 株式会社みんがく(本社:東京都目黒区、代表取締役:佐藤 雄太)は、『AI時代の5日間完成 面接必勝メソッド』を株式会社英俊社(本社:大阪府大阪市、代表取締役:久保博彦)の編集・協力で発売する。

■本書の特徴
『AI時代の5日間完成 面接必勝メソッド』は、「AI×教育」のエキスパートが監修し、AI面接先生を使って何度でも面接練習ができる画期的なメソッドを紹介。
 本書では、5日間の集中プログラムを通して、高校受験に必要な面接スキルを効率的に身に付けることができる。AI面接先生との実践練習に加え、自己分析や志望校分析ができるワークシートも充実しており、一人でも効果的に面接準備が可能です。短期間で面接対策を極めたい方におすすめの一冊。

プログラミング学習用EdTech教材「ライフイズテック レッスン」、佐賀市の全公立中学校に導入

 プログラミング教育サービス事業を手がけるライフイズテック株式会社(東京・港区、水野 雄介 代表取締役CEO)は、プログラミング学習用EdTech教材「Life is Tech! Lesson(ライフイズテック レッスン)」が、佐賀市の全市立中学校18校、生徒数約5,550名の指導教材の一環として採用されたことを発表した。

 佐賀市は、「ふるさと「さが」を協働でつくる個性と創造性に富む人づくり」を掲げ、Society5.0時代を生きる児童生徒に、情報活用能力の習得や情報モラルの育成を図るなど、教育環境の整備に努めている。昨今、大学共通テストにおいて教科「情報」が導入されることを受け、中学校でも高校の「情報 I 」への接続を考慮したプログラミング教育が求められている。このような状況下において、佐賀市では地域格差のない学習環境の整備、および生徒の確かな学力の育成を目的に、全市立中学18校に対してライフイズテック レッスンを導入することとなった。
 今後は、技術科だけでなく総合的な学習の時間でのアウトプットツールとしても活用することで、教科や学年を横断した学習にも寄与すると期待している。

日本通運、全従業員への学習機会提供のために「UMU」を全社で導入

 ユームテクノロジージャパン株式会社(東京・新宿区、松田しゅう平 代表取締役)は、日本通運株式会社(東京・千代田区、竹添進二郎 代表取締役社長)がオンライン学習プラットフォーム「UMU(ユーム)」を全社導入したことを発表した。

 日本通運では、「人と人との結びつき」を重視した集合研修を長年にわたり実施してきた。しかし、2021年からの新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い、集合研修をオンライン研修へと移行する必要性が生した。この際、単なる集合研修のオンライン化にとどまらず、UMUの導入により、従業員同士が「いいね」やコメントを通じて双方向のコミュニケーションを図れる環境を実現するとともに、研修データの一元管理による業務効率の向上を図ることができる点が評価され、同年に導入が決定した。
 その後、オンラインでの研修資料の配布や受講情報の自動集計により、研修運営側の業務効率が大幅に向上し、必要な人員を従来の7人から2人まで削減することができた。また、多様化する人材への円滑な情報共有を目的として、AIによる自動動画生成機能を活用し、研修動画の多言語化や障がい者向けコンテンツの拡充にも取り組んでいる。
 今回、日本通運では、トラックドライバーなどの技能系職種を含む全従業員を対象にUMUを導入し、「情報の共有化」と「DX(デジタルトランスフォーメーション)による業務効率化」を推進する。全従業員にデジタル端末を配布し、UMUを活用して場所や時間を問わずオンラインで情報を共有し、自己学習が可能な環境の提供を目指している。

キュビナ、教育出版のデジタル教科書とのアプリケーション間連携機能を実装、キュビナ導入自治体の小学校にて実証を開始

 株式会社COMPASS(東京・文京区、佐藤 潤 代表取締役)は、学習eポータル+AI型教材「キュビナ」と、教育出版株式会社(東京・江東区、伊東 千尋 代表取締役社長)が提供するデジタル教科書との連携において、アプリケーション間の連携機能を実装した。またその機能を使用し、キュビナを導入している留萌市(北海道)、那須町(栃木県)、新座市(埼玉県)(順不同)の小学校にて、デジタル教科書とAI型教材の連携による学習効果に関する実証を実施していく。

 教科書に準拠した問題を搭載したキュビナのAI型教材とデジタル教科書を接続することで、より学びやすく、より個別最適に学ぶことができることを目的としている。この機能を使用し、キュビナを導入している留萌市(北海道)、那須町(栃木県)、新座市(埼玉県)の小学校にて連携による学習効果の実証を行っていく。

 キュビナの問題画面に表示された教科書のアイコンをタップすることで、対応するデジタル教科書の該当ページにジャンプし、教科書で学習することができる。一つひとつの問題だけではなく、単元単位、より細かい小単元ごと、さらに細かい問題グループごとに、デジタル教科書へ連携していく。

キュビナからデジタル教科書への遷移
<自治体における実証概要>
留萌市(北海道)
◆対象児童:留萌市の小学校6年生 計101人
◆対象科目:算数・社会
◆実証期間:2024年9月~2024年12月
那須町(栃木県)
◆対象児童:那須町の小学校5・6年生 計153人
◆対象科目:算数
◆実証期間:2024年9月~2024年12月
新座市(埼玉県)
◆対象児童:新座市の小学校5・6年生 計256人
◆対象科目:理科
◆実証期間:2024年9月~2024年12月

ClassPad.netが「日本e-Learning大賞 日本電子出版協会団体会長賞」を受賞

 カシオ計算機は、デジタルノートや辞書機能などICT教育に幅広く活用できる機能を一つに統合した授業特化型アプリ“ClassPad.net(クラスパッド ドット ネット)”が、一般社団法人 日本オンライン教育産業協会が主催する「第21回 日本e-Learning大賞」の「日本電子出版協会団体会長賞」を受賞した。“ClassPad.net”が「日本e-Learning大賞」を受賞するのは今回で3年連続となる。

■第21回 日本e-Learning大賞「日本電子出版協会団体会長賞」
【デジタルノートで深める探究的な学び:ClassPad.netの可能性】
“ClassPad.net”は、辞書やリスニング教材・用語集・参考書など電子辞書“EX-word(エクスワード)”に収録されている教材や、共同編集が可能なデジタルノート、数学ツールなどを搭載した授業特化型アプリ。探究的な学びは、不確かな社会環境の中で自ら課題を見つけ解決策を導き出す力を育む次世代教育として注目されている。

文化服装学院と電通グループ、Robloxと提携し、日本初となる「デジタルファッションプログラム」を開講

 株式会社電通グループ(東京・港区、五十嵐博 代表執行役社長グローバルCEO)、Roblox Corporation(拠点:米国カルフォルニア州、共同創業者兼CEO:David Baszucki)、文化服装学院(東京・渋谷区、相原幸子 学院長)は、ゲームと制作のための没入型プラットフォーム「Roblox」を活用した「デジタルファッションプログラム」を開講する。デジタルファッション市場での将来のキャリアに必要となるスキル学習を目的とする本プログラムでは、2024年4月に文化服装学院が新設した「バーチャルファッションコース」の後期授業(2024年10月~2025年2月)を提供する。
 授業では、学生は、Roblox上でのデジタルファッション制作のプロセスを総合的に学び、デジタルファッションデザインの職業に就くためのスキルを習得する。また、GeekOut株式会社の協力のもと、実践的なカリキュラムが提供される。デジタルファッション制作に加え、物理的なファッション制作も並行して行い、2025年2月の卒業制作発表会で成果を発表する予定。
 2023年11月にRoblox社が発表したデジタルファッションに関するレポート「The 2023 Roblox Digital Expression, Fashion & Beauty Trends」では、デジタルでの自己表現とファッションがZ世代にとって重要であることが明らかになった。Z世代の多くは、Robloxのような仮想プラットフォームで交流しながら成長してきた。
 Z世代の1,500人以上を対象とした調査では、回答者の半数以上(56%)が、アバター(自分をデジタルに表現したものであり、多くのバーチャル空間で同じものを使用できる)のスタイリングを行うことが、実世界の自身のスタイリングよりも重要だと回答している。調査対象となったZ世代の84%は、実世界の自身のスタイリングは少なくともある程度は自分のデジタルアバターのスタイリングに影響を受けていると答えており、88%は、メタバース内で自己表現をすることは、実世界で自己表現する自信を持つことに役立っている可能性が高いと答えている。
 また、このレポートでは、2023年の1月~9月にRoblox上で、ユーザーが自身のアバター用のデジタルファッションアイテムやアクセサリーを16億アイテム近く購入し、前年同期比で15%増加したことも明らかになった。
 併せて、ファッションブランドやラグジュアリーブランドの参入が相次いでおり、メタバース上でファッションコレクションを発表したり空間を発表したりしている。このことは、ファッション業界においてバーチャルファッションの影響力が増していることを示す更なる兆候といえる。
 これらの背景を受け、デジタルファッションを提供するデザイナーの需要は高まっている、デジタル知識とリアルなファッションの知識、その双方を兼ね備えたデザイナーは少なく、早期の育成が課題となっていた。特に昨今では、CGの知識のみでなく、デザイン、パターニングなどオーセンティックなリアルファッションの知識を持つデザイナーが求められている。
 そこで文化服装学院、電通、Roblox社は、新たなデジタルファッションデザイナーの育成とキャリア機会の支援を目指し、国内初のRoblox上でのデジタルファッションのプログラムを開講する。これは、2023年にRoblox社がパーソンズ美術大学(在米国NY市)と世界初のデジタルファッションコースを開始した取り組みに続く第2弾の試みであり、日本で初めてRoblox社が公式支援を提供するプログラムとなる。
 2023年6月、電通とRoblox社はグローバルパートナーシップ(Roblox Partner Program)を締結し、電通は国内外市場においてRobloxの総合的なコンテンツ開発と運用支援を推進している。このプログラムは、電通が最近発表した「House of Creators」プロジェクトの一環であり、プロジェクトパートナーであるRoblox社の公式サポートのもと、次世代のデジタルファッションデザイナーを育成することを目的としている。

学校教育向けソリューション「tomoLinks®」 対話し放題の対話型生成AIで子どもたちの学びを支援する「チャッともシンク™」を発売

 コニカミノルタジャパン株式会社(東京・港区、一條 啓介 代表取締役社長)は、教育現場における社会課題の解決を目指す学校教育向けソリューション「tomoLinks(トモリンクス)」において、協働学習や探究学習で安心・安全に対話型生成AIを利用できる「生成AI学習支援機能」のサービス名を「チャッともシンク」とし、2024年10月22日から正式に発売を開始する。このサービスは、2024年2月1日から2024年9月30日の期間に応募された88校の小・中・高等学校による先行トライアルを踏まえて、処理速度の高速化や多言語機能の追加、生成AI機能の強化を実行してきた。

 先行トライアルでは、88校全3,384アカウントのユーザーが利用し、実施授業回数は567回に上った。
 トライアルに参加した教員からは、「チャッともシンク」の使用について、「AIの回答パターンに教員側の意図を入れることができるので、授業での活用がしやすい」や、「生成AIを初めて利用する児童が多かったため、導入期における利便性や危険性などの理解につなげられた」といった声が上がった。また、「非常に集中して生成AIを用いた授業に取り組んでいた」「学習支援を要する児童が、これまでよりも自力で参加できる様子が見られた」といった意見もあり、子どもたちの授業への参加意識や興味関心の向上が伺えた。学校教育における生成AIの活用では、児童生徒が安心・安全に利用できることが大前提となるが、有害ワードのフィルタリングや児童生徒の利用状況・履歴確認といった安全性を確保する機能についても高く評価された。
 こうしたトライアルの結果を受け、「tomoLinks」の一部として、生成AI学習支援機能「チャッともシンク」の正式発売を2024年10月22日より開始する。

学びのアシスタントAI 「Teacher’s Copilot CMSサービス」 動画からの素材生成機能を新たに追加

 株式会社デジタル・ナレッジ(東京・台東区、はが弘明 代表取締役社長)は、LMS不要ですぐに使える学びのアシスタントAI「Teacher’s Copilot CMSサービス」に新たに動画からの素材生成機能を追加した。これにより動画をアップロードすることで、動画からの音声データ、音声認識のテキスト出力、動画からの本文や、要約と用語をまとめた内容の出力が可能となった。

詳細・お問い合わせはこちら:https://www.digital-knowledge.co.jp/product/tc-cms/

 Teacher’s Copilotは、生成AI技術の活用により、1つの素材から様々なバリエーションの教育コンテンツを自動生成できるサービス。「Teacher’s Copilot CMSサービス」では、LMSへのログインや細かい設定は一切不要で、サイト上に教材の元データを登録するだけで、生成AIが自動的に様々なバリエーションの教材データに変換を行う。

 動画教材からの字幕・問題素材の自動生成、穴埋め問題の自動生成、要点やポイントの抜き出しなどを実現、講師の教材作成の負担を軽減する。

ドコモgacco 「gaccoロープレ」を提供開始 エクサウィザーズの「exaBase ロープレ」をOEM採用

 株式会社エクサウィザーズ(東京・港区、春田 真 代表取締役社長)が提供するAIアバターでのロールプレイングサービス「exaBase ロープレ」を、株式会社ドコモgacco(東京・港区、佐々木基弘 代表取締役CEO)がOEMサービスとして提供を開始したことを発表した。ドコモgaccoからは、「gaccoロープレ」として法人向けにサービスを提供する。

 日本の労働市場は人手不足と高齢化が同時に進行し、採用難と育成の抜本的見直しが必要となっている。時間をかけたOJTによる育成も難しくなっている。こうした中、エクサウィザーズは生成AIを活用したAIアバターによるロールプレイングサービスexaBase ロープレを開発し、2024年4月に提供を開始した。金融・保険、不動産、教育、IT企業、コールセンター運営など、様々な企業・団体において採用・検討がされている。
 ドコモgacco は「誰もが自信をもって自分の人生を選べる世界」の実現に向けて、進化を続ける生成AIなどのテクノロジーを最大限活用した学び体験を提供し、ビジネスパーソンに「問いを立て、関連づける力」を育むサービスを提供している。生成AIを使って「答えのない問い」に向き合う思考法を身につけるための研修プログラムである「AIプロンプト思考ビジネスプログラム」や、リスキリングに欠かせないDXスキル向上のためのカリキュラムをレベルに応じて提供している。

 今回、ドコモgaccoはexaBase ロープレをOEM採用し、「gaccoロープレ」として提供することで、さまざまな業種の企業において課題となっている、営業人材のスピード育成に取り組んでいく。

gaccoロープレの機能

gaccoロープレは、自由なアバター設定、営業シーンにあわせたシナリオの設定・採点、企業全体や部署単位での受講者の管理などが可能。
1 アバターを自由に設定
 年齢、性別、職業、性格など管理者画面からテキストで自由に設定できる。
2 営業シーンに合わせてシナリオを無数に設定
 ロールプレイングのシナリオを管理者画面からテキストで自由自在に作成可能。
3 個人ごとに練習量や成績など育成状況を確認
4 ロールプレイング結果を点数と具体的な評価でフィードバック
 ロールプレイングの結果を100点満点で評価。どの発言が良かったのか、悪かったのかを具体的にフィードバックする。フィードバック基準は、組織規範や企業文化にフィットするようにカスタマイズが可能。

gaccoロープレについて詳しくは以下のURLへ。

https://gacco.co.jp/service/ai_roleplay/contact.html