岡山県教育委員会は7月4日、来年度の県立高校入試日程を発表した。一般入学者選抜の全日制、定時制昼間は、2月25日〜27日に出願。3月12日に学力検査、翌13日に面接・実技検査があり、3月20日に合格発表がある。定時制夜間は3月23日〜25日に出願、学力検査と面接・実技が同26日、合格発表が同31日。特別入学者選抜は1月30日〜2月3日出願。学力検査は2月12日、同日と翌13日に面接や選択検査(小論文など)がある。結果通知は同20日。
宮城県教育委員会は7月1日、2015年度の公立高校入試で「前期選抜」(全日制)の定員を4828人にすると発表した。前年より1230人多く、募集全体に占める割合は8・5ポイント増の32・4%になる。前期選抜は13年度入試から導入された。各高校が示す基準を満たせば出願できる。県教委は「受験機会を増やす」として15年度から募集割合の上限を引き上げる。普通科は20%から30%に、農業や工業など専門学科は30%から40%にする。
生徒数が減ったため学校・学科再編を進めており、募集定員は75校157学科で計1万5920人(前年度比160人減)となった。前期選抜の試験は来年2月3日、後期選抜は3月5日にある。
詳しくは県教委ホームページ(http://www.pref.miyagi.jp/soshiki/koukyou/)。
兵庫県の進学塾大手の株式会社アップ(兵庫県西宮市、尾上嘉基代表、以下「アップ」)、株式会社日能研関西(兵庫県神戸市、小松原健裕代表、以下「日能研関西」)、株式会社浜学園(兵庫県西宮市、竹森勝昭代表、以下「浜学園」)の3社は、4月1日、関西圏の私立学校における教育の発展を通じて、関西の教育水準向上を目指すために、一般社団法人「関西教育機構」(小松原健裕理事長)を設立した。
幼児から大学受験指導までを行うアップと浜学園、そして関西の私立中学受験指導に定評のある日能研関西の3社が持つ教育サービスや教育資源、さらにはこれまで蓄積されたノウハウを集約させることで、私学教育の発展および関西の教育水準向上に貢献できる活動を目指すという。
4月17日には、私立中高一貫校を目指す児童の保護者を対象にした教育セミナーを大阪市北区の読売大阪ビル地下1階のギャラリーよみうりで開いた。保護者ら約120人が参加。浜学園の藪孝昭・経営企画室課長補佐は「中高一貫の私学は、学力が同レベルの生徒を対象としているため効率の良い授業が出来、高校受験に縛られない、余裕を持った6年間の勉強スケジュールが組める」と魅力を強調。このほか、様々な特長を持った各一貫校の紹介や、国語、算数、 理科の教科担当者による学習の進め方の説明もあった。
今後は、朝日学生新聞社とタイアップしてタブロイド判の教育冊子を年2回発行するほか、6月29日には、大阪私学連合会との合同イベント『私立中学展』を開催する。また、私立学校をはじめ、公教育におけるICT教育の導入支援や指導面、有効利用に関する協力を積極的におこなっていく。
この社団法人には、複数の新聞社や大学、通信会社をはじめとする企業などが特別会員として参加を表明しているほか、設立趣旨に賛同し会員となる法人や団体は今後も募集していく。申し込み・問い合せは、株式会社浜学園・経営企画室(TEL.0798-64-1912)まで。