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国公立大2次試験の願書受け付け始まる 26日から

国公立大2次試験の願書受け付けが1月26日、各大学で始まった。受験生は17、18両日に実施された大学入試センター試験の結果を基に志望大学を選んで出願する。出願を受け付けるのは国立82校、公立82校で、募集人員は約10万人。国立43校の121学部、公立18校の37学部は「二段階選抜」を実施する。2月4日に締め切られる。

 2次試験は前期日程が2月25日から、後期日程が3月12日以降。一部公立大の中期日程は3月8日以降に実施される。

群馬県公立中高一貫校 中央中等は4.2倍

群馬県教育委員会は1月16日、県内の公立中高一貫校3校の選抜検査の最終志願状況を発表した。県立中央中等教育学校は募集定員120人(男女各60人)に505人が志願。倍率は4・2倍(前年4・8倍)で、男女別では男子3・9倍、女子4・5倍。伊勢崎市立四ツ葉学園中等教育学校は定員120人(男女各60人)に257人が志願。倍率は2・1倍(同2・6倍)で、男子1・6倍、女子2・7倍。太田市立太田中学校は男女計105人の定員に305人が志願し、倍率は2・9倍(同3・0倍)。選抜検査は24日、2月2日に合格発表される。

センター試験の平均点の中間集計を発表

大学入試センターは1月21日、17、18日に実施したセンター試験の平均点の中間集計を発表した。理科では新課程の「生物」と旧課程の「物理1」の平均点が20.34点開くなど、得点調整の基準を超える20点以上の差が複数生じた。得点調整の有無は23日に決定する。得点調整が行われれば、1998年に「地理B」との得点差があった「日本史B」に最高7点が加点されて以来、センター試験としては2回目となる。同センターは、受験者数が1万人以上の科目間で平均点に20点以上の差が生じた場合、点差が15点程度になるよう調整するとしている。

センター試験終了 各科目の平均点の中間集計は21日に発表

大学入試センター試験は1月18日、理科と数学の試験があり、2日間の日程を終えた。大学入試センターは21日に、各科目の平均点の中間集計を発表。科目ごとの平均点の差が大きく、得点調整をする場合は23日に発表する。国公立大への出願は26日から2月4日まで。

大阪で初の中学統一テスト 475校実施、内申に反映へ

大阪府内の公立中学1、2年生全員を対象にした府教育委員会の独自の統一テスト「チャレンジテスト」が1月14日、府内475校で初めて行われた。今年は約15万人が対象で、中1が国数英の3教科、中2が国社数理英の5教科。2学期までに学習した内容が出題される。今回は試行だが、2015年度以降、結果を高校入試の内申点の修正に用いる。文部科学省によると、統一テストを高校入試に結びつける手法は珍しい試みという。府教委の担当者は「学力向上につなげたい」としている。

保育士不足に対応 試験を年2回に倍増

厚生労働省は1月14日、保育士を増やすための計画を公表した。保育の受け皿の拡大で2017年度末には約6万9千人の保育士が不足すると推計。いま年1回の保育士試験を年2回実施するなどの対策を盛り込んだ。保育士試験の回数を年2回に増やして実施する都道府県に、問題作成費など実施費用の一部を補助する。また保育士を養成する大学などへの就職支援補助や、「潜在保育士」に仕事をあっせんする自治体への補助も盛り込んだ。ともに15年度から実施する予定で、事業費65億円が新年度予算案に盛り込まれた。

愛媛県立中等教育学校3校に676人 15年度入試

愛媛県立中等教育学校3校で1月9日、2015年度入試があり計676人が作文、適性検査、面接に挑んだ。合格発表は16日。今治東、松山西、宇和島南の3校で募集人員はいずれも160人。12月18日の締め切り時点の志願者と志願倍率は、今治東が165人(1・03倍)、松山西が294人(1・84倍)、宇和島南が222人(1・39倍)だった。

大学入試センター試験「時間割」

大学入試センター試験は、2015年1月17、18日に実施される。

■1月17日(土)
◯地理歴史、公民
・2科目選択:9:30~11:40
・1科目選択:10:40~11:40
世界史A・世界史B・日本史A・日本史B・地理A・地理B・現代社会・倫理・政治経済

◯国語
13:00~14:20

◯外国語
・筆記:15:10~16:30
・リスニング:英語のみ17:10~18:10
英語・ドイツ語・フランス語・中国語・韓国語

■1月18日(日)
◯理科1
9:30~10:30
物理基礎・化学基礎・生物基礎・地学基礎

◯数学1
11:20~12:20
数学Ⅰ・数学ⅠA・旧数学Ⅰ・旧数学ⅠA

◯数学2
13:40~14:40
数学Ⅱ・数学ⅡB・工業数理基礎・簿記・会計・情報関係基礎・旧数学ⅡB

◯理科2
2科目選択:15:30~17:40
1科目選択:16:40~17:40
物理・化学・生物・地学・理科総合A・理科総合B・物理Ⅰ・化学Ⅰ・生物Ⅰ・地学Ⅰ

(注)追試験は、1月24日(土)及び25日(日)

京大「特色入試」の概要発表

京都大は12月26日、2016年度入試から導入する「特色入試」の募集要項の概要を発表した。理学部の数学の筆記試験では4時間にも及ぶ試験を実施する。特色入試は全10学部で実施し、計約110人を募集する。高校時代の幅広い活動を評価。入学後の研究計画について記す「学びの設計書」を受験生に提出させるほか、筆記試験や論文、面接などを経て合格者を決める仕組みだ。教育学部では、子どもの遊びに関する日本語や英語の資料を読んで3時間かけて論述式問題に解答するなど、学部ごとに特色ある試験内容となっている。
特色入試について、京都大学は専用サイトを開設した。詳細は以下のサイトを御覧ください。
京都大学特色入試専用サイト

私立中学入試に英語、首都圏で32校に

2015年入試で英語を導入するのは、15年の一般入試の科目に英語がある首都圏の私立中は32校。このうち15年から取り入れる学校が13校と4割強あるという。小学校で英語学習が本格化し、今後さらに進むことを見越して導入が加速している。背景にあるのは小学校での英語学習の本格化だ。11年度に5、6年生は英語が必修になった。文部科学省は13年12月、授業を3年生からに早め、5年生からは教科とする改革計画を公表した。英会話能力の向上をねらい、18年度からの段階的実施を目指す。