Category: 塾ニュース|受験

学習塾向けデジタル英語教材「すらたん」英検模擬問題が全6回に 新たに2回分の模擬試験を追加提供

 eラーニング専門ソリューション企業、株式会社デジタル・ナレッジ(東京・台東区、はが弘明 代表取締役社長)は、学習塾向けデジタル英語教材「すらたん英検®コース」を従来の4回分から全6回分に増やし、新たに2回分の模擬試験を追加した。学習者が実際の試験に向けてしっかりと準備できるようサポートする。最新の出題傾向に対応した模擬試験を使って、実践的な練習が可能となる。

 最新の試験傾向を反映した全6回分の模擬試験で、試験本番に備えた実践的な練習が可能。豊富な問題により、さまざまなシチュエーションに対応した対策ができる。すらたんは、月額2,750円(税込)で最大100名まで利用可能。多くの生徒が効果的に学習できる。また、スマートフォン、タブレット、PCなど、どこでも学習ができる。インストール不要で学習を進められる。

国家資格「宅地建物取引士」取得に向けた学習コンテンツを、記憶のプラットフォーム「Monoxer」にて提供開始

 モノグサ株式会社(東京・千代田区、代表取締役:竹内 孝太朗、畔柳 圭佑)は、記憶定着のための学習プラットフォーム「Monoxer(モノグサ)」が、TAC株式会社(東京・千代田区、代表取締役社長:多田 敏男)よりライセンスを受け、Monoxer上で国家資格「宅地建物取引士」資格取得のための学習コンテンツを導入組織に向けてリリースすることを発表した。

 Monoxerは、生徒数が数万人に及ぶ大手塾・予備校から、生徒数が数十人規模の地域密着型の塾、さらには学校現場に至るまで、幅広く導入実績があります。記憶定着を支援するため、さまざまな教科や用途で活用されている。近年は、社会人による利用も増加しており、営業活動に必要な商材知識の習得や、ファイナンシャル・プランナーやITパスポート資格取得といった専門的な業務を遂行する上で必要となる知識の記憶定着をサポートしている。
 TACと連携して年間20万人以上が受験する、国内最大規模の国家資格である宅地建物取引士の学習コンテンツの提供を開始する。提供する学習コンテンツは、TACが出版している『2024年度版 わかって合格(うか)る宅建士 一問一答セレクト1000』を基に、Monoxer上の学習コンテンツを作成している。
 掲載している問題は、過去問から厳選したもので、学習効果を最大化することを考慮している。頻出問題や重要論点を中心に、本試験の出題範囲を徹底的に網羅している。
 法律初学者の場合、宅地建物取引士の平均合格率は約16%で、必要な勉強時間は独学の場合で600時間以上、資格予備校に通う場合は400時間が目安と言われている。

「学習仲間をつくる」ことで、学習量が約2.2倍に向上「資格スクエア」の「学習習慣化プログラム」第4回実施決定

 EdTechカンパニーの株式会社レアジョブは、オンライン予備校「資格スクエア」の「司法試験予備試験講座」にて、2024年9月14日から100日間にわたり、第4回「学習習慣化プログラム」を実施する。また、前回実施したプログラムの学習データを分析した結果、「学習仲間」をつくることで学習量が約2.2倍に増加することが明らかになった。

■学習仲間とのつながりが学習量に与える影響
 仲間同士で学習する「ピア・ラーニング」は、学習におけるモチベーション維持や学習効果の向上に寄与することが示唆されている。今回、資格スクエアの「司法試験予備試験講座」受講者を対象に、過去の「学習習慣化プログラム」に参加したグループと、非参加グループとの学習量を比較した。その結果、プログラム開始から3か月後の時点で、参加者の学習量が非参加者に比べて約2.2倍に達したことが確認された。
 この結果から、同じ目標を持つ学習仲間との連帯は、学習量の向上に大きく貢献することが明確となった。


<調査概要>
対象プログラム実施期間:2024年3月2日(土)~6月9日(日)
参加者:100名(資格スクエア「司法試験予備試験講座」8期・9期・10期基幹講座受講生)
チーム数:6チーム
データ分析:学習データの比較(参加者と同数の非参加者リストを同開講日または近い日程で抽出)

「学習習慣化プログラム」では、学習者同士の横のつながりを深め、学習の習慣化を支援するためのプログラム。プログラム開始時にはマインドセットシートを使用して、各自が目標を明確にし、さらに毎日の学習開始・終了時に「学習宣言」を行うことで、学習習慣の確立を強化する。過去3回のプログラム実績をもとに、効果的な学習支援を行う。


<プログラム概要>
対象者:資格スクエア「司法試験予備試験講座」 9期・10期受講生
期間:2024年9月14日(土)~12月22日(日)までの100日間
提供内容:
 ①学習習慣化プログラム導入セミナー
 ②学習習慣化支援
  -学習進捗メール
  -Slackによるメッセージング機能
  -プログラム専用スケジュールシート
  -プログラム専用マインドセットシート
  -修了証書
 ③イベント参加
  ZOOMにてオンラインイベントを開催予定です。
  (1)白ねこ先生に質問が出来るオンライン学習室
  (2)小野先生のフォローアップ&交流会イベント

熊本県高校入試 2027年度から新しい制度を導入 前期と後期選抜を「A日程」に統合 二次募集は「B日程」に

 熊本県教育委員会は7月31日、2027年度(令和9年度)から実施される新たな熊本県立高等学校入学者選抜制度の概要を公表した。現行の前期(特色)選抜と後期(一般)選抜を統合した「A日程」と、現在の二次募集を「B日程」とする新しい制度が導入されることになる。

 新制度の主な特徴は、これまで分かれていた前期選抜と後期選抜を「A日程」として一度に実施し、すべての県立高校の学科・コースで「特色選抜」と「一般選抜」を行う点だ。「A日程」では、全受検生が5教科(国語、社会、数学、理科、英語)の学力検査を受け、志望する学科・コースに応じて面接や実技検査などの独自検査も実施される。1日目に学力検査が行われ、2日目には各高校独自の検査が実施される予定。
 特に注目すべき点として、現行では多くの普通科で前期選抜が行われていないが、新制度では全学科・コースで特色選抜が行われることが挙げられる。特色選抜の独自検査には、面接や小論文、実技検査、実験、自己表現、総合的な学習の時間の成果の発表などが含まれ、各高校が独自に選定する。ただし、特色選抜と一般選抜で異なる高校に出願することは認められていない。
 また、A日程の選抜で定員に満たなかった学科・コースについては、現在の二次募集に相当する「B日程」で追加募集が行われる。
 熊本県教育委員会は、中学生に対して「新しい入試制度でも、学力検査の点数だけでなく、中学校での活動の成果も評価しますので、学校生活にしっかり取り組んでください」と呼びかけた。また、受検先の選択に役立つ「熊本県立高校検索ガイド」の活用を促し、今後もWebサイトを通じて、各学科・コースの情報を積極的に提供していくとした。

群馬県教育委員会 25年度公立高校入試の選抜方法を発表 各校の募集人員や選抜基準を公開

 群馬県教育委員会は8月6日、2025年度(令和7年度)公立高等学校入学者選抜に関する各高等学校の「選抜方法等」を公表した。県内の公立高校が求める人物像や募集人員、選抜基準、検査項目、当日の日程を明らかにした。

 今回の発表は、全日制課程、フレックススクール、定時制課程、連携型選抜の4つの入試区分に分かれており、それぞれの高校ごとに、どのような生徒を求めているかや、学力検査や面接などの選抜方法について詳細にまとめられている。
 例えば、群馬県立前橋高等学校の普通科では、男子280名を募集する。同校が求める生徒像として、「理想を追求し、未来を切り拓くために着実に努力できる人」などが挙げられている。選抜は、学力検査、面接、調査書の内容に基づいて行われ、一次選抜では学力検査の結果を重視する「総合型選抜」により、合格者の80%を決定する。さらに、二次選抜では、特別活動や部活動の記録を考慮した「特色型選抜」により合格者の15%が決定され、最後に三次選抜で残りの5%が決められる。
 各高校の詳細な選抜方法については、群馬県教育委員会の公式Webサイトで確認することができる。
 2025年度の群馬県公立高等学校入学者選抜は、2025年2月3日と4日に願書受付を行い、志願先の変更は2月7日と13日に実施。学力検査は2月20日と21日に実施され、定時制課程は20日のみ。感染症や事故などで当日受験ができなかった場合の追検査は、2月27日に行われる予定。合格発表は3月5日。

「第3回兵庫統一模試」 自宅受験と会場受験の二通りで実施 創造学園と神戸新聞社

 創造学園と神戸新聞社は、2024年度の「第3回兵庫統一模試」を8月下旬に開催する。模試は、公立高校入試を想定した内容で、中学3年生を対象に国語、数学、社会、理科、英語(リスニングを含む)の5科目で構成される。
 受験方式は、自宅受験と会場受験の2つのパターンから選べる。自宅受験は8月22日から25日の間に行い、会場受験は8月24日に淡路、加古川、姫路市で、8月25日に神戸、尼崎市で実施される。ただし、神戸会場は既に定員に達しているため、他の会場を検討する必要がある。会場受験は、午前9時10分に受付を開始し、午後3時半に終了する予定。

 受験料は税込み4400円で、第2回までの模試を受験した生徒は4180円となっている。申し込みは8月18日までに兵庫統一模試の公式サイトで行える。問い合わせは、模試実行委員会(TEL:078-321-4140、平日午前10時~午後4時)まで。

熊本県、2025年度県立高校の生徒募集定員を発表

 熊本県教育委員会は7月11日、25年度(令和7年度)県立高等学校の生徒募集定員を公表した。全日制の生徒募集定員は1万960人で、前年度から40人減少した。定時制の生徒募集定員は前年度と同じく440人となっている。

 学区別の内訳は以下の通り。
県央:4920人(前年度と同じ)
県北:2720人(前年度から40人減、阿蘇中央の1学級減による)
県南:3320人(前年度と同じ)
 定時制の生徒募集定員は440人、高等学校専攻科の定員は10人で、いずれも前年度と変更なし。
 6月に公表された「2025年度熊本県立高等学校入学者選抜の基本方針」によると、入試制度は以下の通り。
・前期(特色)選抜
・後期(一般)選抜
・二次募集
・中高一貫教育(連携型)に係る入学者選抜
 前期(特色)選抜の日程は、出願期間が2025年1月21日~1月24日で、検査は2月3日に実施し、結果通知は2月10日に行われます。後期(一般)選抜の出願期間は2月12日~2月17日で、検査は3月4日・5日に実施し、合格者発表は3月12日です。
 病気やその他やむを得ない事情で後期(一般)選抜の学力検査を受検できない場合、出身中学校長が証明すれば、追検査を受けることができます。追検査の日程は以下の通り。
出願期間:3月4日~3月7日
追検査:3月13日
合格者発表:3月17日
 なお、「入学者選抜要項」は例年8月に公表されている。

千葉県公立高校、2025年度入試の詳細発表

 千葉県教育委員会は7月10日、25年度(令和7年度)千葉県公立高等学校入学者選抜「一般入学者選抜」における学校設定検査の内容を公表しました。全日制118校のうち、一般入学者選抜では72校114学科が面接を実施し、3校3学科が思考力を問う問題を課す予定だ。

 25年度の一般入学者選抜は、全日制118校192学科および定時制16校16学科で実施される。学力検査は2月18日に国語・数学・英語の3教科、2月19日に理科・社会の2教科を行い、同日に学校設定検査も実施する。
 学校設定検査では、面接、集団討論、自己表現、作文、小論文、適性検査、学校独自問題などを実施する。
 各検査の実施校・学科の数は以下の通り。
面接:72校114学科
集団討論:1校1学科
自己表現:44校63学科
作文:9校14学科
小論文:1校2学科
適性検査:8校12学科
思考力を問う問題:千葉、千葉東、東葛飾の3校3学科
 学校設定検査を1つ実施する学校は110校175学科、2つ実施する学校は12校17学科となっている。志願理由書の提出を求めるのは3校3学科のみ。
 また、海外帰国生徒の特別入学者選抜は全日制19校24学科で実施され、学力検査や学校設定検査の結果を総合的に判定する。面接は18校23学科、自己表現は1校1学科、作文は3校4学科で行われる。
 2025年度千葉県公立高等学校入学者選抜の日程は以下の通り。
学力検査:2月18日・19日
追検査:2月27日(感染症罹患などによる受検不可者対象)
合格発表:3月4日
 詳細は千葉県のWebサイトで確認できる。

大学入学共通テスト ウエアラブル端末使用禁止を明確化 来年1月実施

 大学入試センターは7月10日、来年1月に実施される大学入学共通テストの受験案内における改正点を公表した。試験中に使用できないウエアラブル端末について具体的に記述され、眼鏡型端末「スマートグラス」や腕時計型端末「スマートウオッチ」が明示された。

 今年2月、早稲田大学創造理工学部の一般入試でスマートグラスを使用して試験問題が外部に流出する事件が発生したことを受け、大学入試センターは受験者に対してウエアラブル端末の使用禁止をより明確に伝える必要性を感じたという。同センターは、端末の具体的な種類を明記した理由を「受験者により分かりやすくするため」としている。
 受験案内では、ウエアラブル端末を試験中に身に着けたり手に持っていたりするだけで不正行為とみなされる可能性があることが強調されている。受験者はこの点に十分注意し、規定を遵守することが求められる。

私立大学の収容定員増加申請 2025年度から適用へ 文科省が認可一覧を公表

 文部科学省は7月5日、2025年度(令和7年度)からの私立大学等の収容定員変更に関する学則変更認可申請一覧を公開した。新たに申請があったのは四天王寺大学や大和大学など計5校で、各大学が入学定員の増加を求めている。

 6月末までに学則変更認可を申請した私立大学5校の内容は以下の通りとなる。
東京医療保健大学:和歌山看護学部看護学科の入学定員を10人増の100人に。
京都橘大学   :文学部日本語日本文学科の入学定員を10人増の95人に。
四天王寺大学  :看護学部看護学科の入学定員を20人増の100人に。
大和大学    :理工学部理工学科の入学定員を65人増の295人に。情報学部情報学科の入学定員を50人増の250人に。保健医療学部看護学科の4年次編入学定員を10人に。
広島工業大学  :情報学部の情報システム学科と情報マネジメント学科の設置届出に伴い、各学科の入学定員を80人とし、その他の学科等で140人減、全体では20人増の1100人に。

 文部科学省はこれらの情報をWebサイトに掲載し、参考として2025年度からの国立大学の収容定員増加に関する設置計画一覧も公開している。