宮城県と仙台市の教育委員会は1月14日、いまは合同で実施している教員採用試験を、2017年度から別々にすると発表した。試験問題の作成や実技を含めた採点、合否判定などを県と市でしているが、17年度以降は、試験会場を分けて合否も独自に判定する。筆記試験の問題作りと採点だけ合同で行い、募集要項や採用人数もそれぞれが決める。筆記試験は同じ日のため、併願はできない。県が払っている市の教員の給与を17年度から市が負担することになるのに伴い、市側が要望していた。
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