首都圏に明光義塾を展開するFC(フランチャイズチェーン)加盟オーナーで構成される「ゴールデンクラブ(GC)」の新年研修会が、1月10日(日)、TKPガーデンシティ千葉でおこなわれた。
今年で15回目を数える同研修会には、ゴールデンクラブに加盟する、株式会社リード、株式会社プラスラフ、株式会社サフネ、ネクストワングループの社員のほか、株式会社明光ネットワークジャパンの田上節朗社長、山下一仁副社長や、東北、北陸、近畿、中国、九州などの各地方のオーナーら約170名が出席した。
GCの研修会は、2001年に明光義塾のFCに加盟するオーナー同士の懇親会として、リードの内田尚士代表、サフネの髙見澤實代表、ネクストワングループの荒木隆巖会長の3人により、計14教室の研修としてスタートした。
今回の研修会では、リード、プラスラフ、サフネ、ネクストワンの各社から年頭の方針発表がおこなわれ、事業承継、営業活動、地域におけるブランド力の向上、マネジメントに関する具体的な目標設定と施策に関する方針が示された。
各社の方針発表に次いで、『月刊私塾界』でも好評コラム連載中の中谷彰宏氏が、「なぜあのリーダーに人はついていくのか」をテーマに、優秀な社員がついていきたいと思う経営者の要素について基調講演した。優秀な社員がなぜ辞めていくのか、リーダーをいかに育てればいいか、二流と一流のリーダーの違い、といった経営者にとっても身近な課題を、様々なエピソードを紹介しながら2時間にわたって気持ちを伝えた。中谷氏は「教育の目的は、自分も仕事をしたい、世の中の役に立ちたいと思わせること」と語り、参加した明光義塾の教室長や講師に希望を持たせた。参加者からは「先が見えない時代だからこそ、それをスタッフ同士でどれだけワクワクしながら共有していきたい」と意気込んだ。
その後、「2015年 社員の決意」として、GC会員5社の代表者が決意発表。次いで、明光ネットワークジャパンの田上社長があいさつし、昨年12月25日に厚生労働省から出された「学生アルバイトの労働条件の確保についての要請」に触れ、「かなり学習塾を意識した内容であり、当然それをやらないといけない」と考えを述べ、すでに対応をしている現場に対しては「努力を無駄にしてはならない」と話した。