中国で11月11日は「独身の日」、数字の「1」が並ぶことに由来する。中国でこの日を祝って未婚の男女が自分のための買い物を楽しむ習慣は数年前から始まった。同国のネット通販最大手アリババ集団は同日早朝、この日最初の90分だけで商品販売総額が米ドル換算で50億ドル(約6000億円)を超えたと発表した。このうち70%以上が同社傘下のモバイルサイトでの買い物だった。米国内でこの商戦への便乗を狙う動きも出ていが、「ブラックフライデー」商戦が近いことなどもあり、米国で独身の日が定着する見通しは今のところ薄いかもしれない。