大学側「就活選考、16年度も8月に」

全国の国公私立大でつくる就職問題懇談会(座長・吉岡知哉立教大総長)は11月4日、来年度の就職活動の日程を「現行通りとすべきだ」との要請文を経団連などに提出した。経団連は面接などの選考解禁時期を8月から6月に早める方向で調整しているが、「変更は拙速で、今年度の十分な検証が必要だ」として、慎重な対応を求めた。政府は同日、文部科学省など関係府省と経済界や大学関係者らによる実務者会合を開催。年内に来年度の就職活動のルールを巡る意見をすりあわせるよう促した。

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