国税庁は11月5日、今年6月までの1年間(2014事務年度)の全国の法人に対する税務調査の結果を発表した。調査した約9万5千社のうち、隠蔽を伴う悪質な所得隠しが約1万9千社(前年度比10.2%増)で見つかった。総額は計約2547億円(同16.7%増)で、8年ぶりに増加した。申告漏れが見つかったのは約7万社で、総額約8232億円(同9.6%増)。海外取引を巡る法人税の申告漏れは総額2206億円(同23.7%増)。このうち所得隠しは計393億円に上り、統計がある05年度以降で最多となった。
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