先生を3万7千人削減、財務省要求へ

財務省は10月26日、公立小中学校の教職員の定数を今後9年間で約3万7千人減らすよう文部科学省に求めていく方針を打ち出した。10クラス当たりの先生の数をいまと同じ18人に据え置いても、24年度の教職員数は3万7千人減らせると指摘。年1兆5千億円の人件費の国負担分を約800億円削れるとしており、来年度の予算編成でも削減を求めていく方針だ。2024年度の小中学生の数は、いまより94万人少ない875万人に減る見通し。文科省は24年度までに5千人の削減にとどめる計画だ。

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