育鵬社の中学教科書、横浜市も大阪市も

横浜、大阪両市の教育委員会は5月8日、2016年度から市立中学校で使う社会科(歴史、公民)の教科書に育鵬社版を選んだ。大阪は初めてで、横浜は4年前に続く決定となった。中学校向けの教科書は、原則4年に1回ある国の教科書検定に合わせて選ばれる。公立学校については、各地の教委が8月末までに採択する。両市とも教育委員による多数決で決めた。全国の市で人口1、2位の横浜、大阪両市の市立中学生徒数は、計約13万5千人(国内全体の約4%)。昨年度の育鵬社の全国シェアは、歴史、公民とも約4%だった。

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