論文画像を解析、自動で不正発見 東大ベンチャー

東大発のソフト開発ベンチャーのエルピクセル(東京・文京)は、論文の写真に切り貼りや加工などの不自然な場所がないかを調べるサービスを始める。画像を自動分類する技術を応用し、改ざんや捏造の可能性が高い写真を拾い上げる。手作業なら10日以上かかるリポート作成を2~3営業日でまとめる。リポートはウェブ上からダウンロードできるようにする。価格は1画像につき500円で、定額制の場合は月3万円。論文不正の解析に関するサービス自体が珍しく、同社は「問題画像を自動ではじき出すのは初めて」としている。

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