東京福祉大元課長が1億円超着服

東京福祉大を運営する学校法人「茶屋四郎次郎記念学園」(東京都豊島区)の元総務課財務担当課長(61)が在職中に大学の運営費など計約1億1200万円を着服し、私的に流用していたことが分かった。学園の調査に元課長は着服を認めたため、昨年5月に懲戒解雇した。被害金が返還されていないにもかかわらず、学園は告訴を見送った。同大は00年に開校。都内や群馬県伊勢崎市、名古屋市にキャンパスがあり、社会福祉士や精神保健福祉士の国家試験で多数の合格者を出している。

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