台湾で行われた世論調査で、「最も好きな国・地域」として日本を挙げた人が76%に達し、過去最高を更新した。調査は日本の台湾窓口機関「日本台湾交流協会」が昨年12月から今年1月にかけて、20歳から80歳の台湾人1500人あまりを対象にインターネットで実施したもの。
これによると、「最も好きな国・地域」として「日本」と答えた人は76%で、前回調査(3年前)から16ポイント上昇し、2位の韓国(4%)、3位のアメリカと中国(いずれも3%)を大きく引き離した。
さらに「今後、台湾が最も親しくすべき国・地域」でも、日本が70%と過去最高を更新し、前回から24ポイント増。これにアメリカ(13%)、中国(11%)が続いた。
一方、「台湾に最も影響を与えている国・地域」では、アメリカが48%でトップ、日本は30%で2位、中国が19%で3位となっている。
日本台湾交流協会は、日本への観光客の増加や、地震など災害時の相互支援が日本への好感度向上につながっていると分析している。