2025年の大阪・関西万博では、会場内でのレジ袋配布が原則的に禁止されることが決定された。この取り組みは、廃棄物の抑制を目的としており、来場者にはマイバッグの持参を促す。万博協会は、エコバッグや紙袋の提供は認めるものの、プラスチック製品の使用削減を目指している。
また、会場内には最大80カ所の給水スポットを設置し、来場者がマイボトルを利用できるようにするなど、環境負荷の軽減に向けた取り組みが進められている。飲食店に対しては、使い捨てプラスチック容器の使用削減や、食べきれる量のメニュー提供を求めるなど、持続可能な取り組みが強調されている。
万博協会は、これらの方針を公式サイトを通じて広く周知する予定だが、海外からの来場者にどのように情報を伝えるかが課題となるだろう。