全国体力テスト 体力合計点は回復基調もコロナ以前水準に至らず

 2024年12月20日、スポーツ庁は「令和5年度 全国体力・運動能力、運動習慣等調査の結果(概要)」(全国体力テスト)を発表した。調査は国公私立の小学5年生約99万人、中学2年生92万人が対象で、令和5年4月から7月に各学校で実施された。体力合計点は令和4年度調査との比較では回復基調であるが、令和元年度(コロナ以前)の水準には至っておらず、小中学校ともに回復の度合いに男女間で差があるとまとめている。
 また、運動習慣・生活習慣・運動意識の状況では、体育の授業以外の運動時間は減少傾向が続いており、運動意識はついては、小中男子はコロナ以前より高まっているが、小中女子は戻っていないとしている。肥満の割合、睡眠時間は、令和4年度に比べ顕著な回復傾向がみられたとし、学習以外のスクリーンタイムは、コロナ以前から引き続き増加が続いており、4時間以上の割合が増加したとしている。

詳細は、令和5年度全国体力・運動能力、運動習慣等調査結果(スポーツ庁)を参照のこと。
https://www.mext.go.jp/sports/b_menu/toukei/kodomo/zencyo/1411922_00007.html

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