株式会社増進会ホールディングス(Z会グループ)のグループ会社の株式会社栄光(東京都千代田区、下田勝昭 代表取締役社長)が運営する進学塾・栄光ゼミナールが、2024 年9月7日〜9月17日に、「小中高生の家庭の職業観に関する意識調査」を実施し、その結果を公表した。
例えば、保護者に「保護者自身の仕事・会社を選ぶ際に重視したポイント」、「子供の将来の職業で気にかけたいポイント」を聞いている。重視したい点として最も高かったのは、保護者自身の職業と子供の将来の職業のどちらも「好きなこと・得意なこと・資格が生かせる」 。保護者自身の職業では70.8%、子供の将来の職業では86.6%だった。
次いで、割合が高い順に「収入」「個人の働きやすさへの施策・取り組みが充実している」「安定していて長く続けられる」と続く。この傾向は、保護者自身の職業と子供の将来の職業、いずれも同じだった。
2021年の調査では、「個人の働きやすさへの施策・取り組みが充実している」よりも「安定していて長く続けられる」の割合が高く、栄光は「『働きやすさ』を自身の職業にも子供の職業にも求める保護者が増えているのではないかと考えられる」と分析している。
また、保護者自身の職業と比較すると、保護者自身の職業は「収入」「有名な企業かどうか」だが、子供の将来の職業では「好きなこと・得意なこと・資格が生かせる」「グローバルに活躍できる」「生成AIやテクノロジーなどの進歩に取って代わられない」をより重視している。