東京語学学校とバングラデシュ政府デジタル大学(BDU)がIT人材育成のMOUを締結

 東京語学学校(東京・豊島区、森薫 代表)は、バングラデシュデジタル大学(ムハンマド・マフフズル・イスラム 副学長)との間でAI技術、VR技術に関して所属学生に対してインターンシップを行うためのMoUを締結、2024年5月からインターン候補生に対しての日本語教育とIT教育を開始した。
 提携式には東京語学学校 新規事業企画室 室長 坂本孝之、ITプロジェクトマネージャー/日本語教師 竹内彩乃、バングラデシュデジタル大学 大学登録官ムハンマド・アタウル・ラーマン・カーン、副学長 ムハンマド・マフフズル・イスラム、IoT・ロボティクス工学部 部長 サムチュディン・アハメッド等の両機関の主要関係者、大学教授が参加した。
 東京語学学校の坂本は同学所属学生に対して、今後のIT教育の展開について講演をし、学生や記者への質問に答えた。

 バングラデシュデジタル大学はバングラデシュ政府が創立した国内初のIT専門の大学。政府がIT専門大学を作るほど、バングラデシュではIT人材の育成に力を入れており、輩出されるIT人材は年々増加している。しかし、バングラデシュでは大規模なIT企業がまだ少ないため、経験のないエンジニアの就職は困難な状況。そのためフリーランスで海外の案件を受注するエンジニアも多く、国際レベルで通用する技術を持つエンジニアが潜在している。そこで今後も懸念される日本のIT人材不足を補うため、バングラデシュのIT人材の力を借りて、両国の問題の解決に近づける提案を行なった。

■提携内容
 東京語学学校は、日本語学校を主軸に事業を展開しており、日本で留学生に日本語を教えている。この提携によりバングラデシュデジタル大学の学生への日本語教育、IT教育を行う。さらに大学内からインターン生を募り、日本企業からのVR、AIの案件の開発に参加してもらう。
 この提携により、東京語学学校とバングラデシュデジタル大学はIT分野の技術の強化、日本語教育やインターンシップを経て日本企業への就職など幅広い活躍を展開することができ、両国の発展に貢献できると考えている。
 今後は所属学生に対してインターシップを募り、開発業務を通じて技術の

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