大阪ガス株式会社(藤原 正隆 社長)の100%子会社のDaigasエナジー株式会社(福谷 博善 社長)は、学校法人京都産業大学(山田 啓二 理事長)と、包括連携協定を締結した。
この協定は、京都産業大学とDaigasエナジーが緊密に連携し、エネルギーの利用など広範な分野において協働することで、京都産業大学全体のカーボンニュートラルの推進と地域との繋がり強化を目的としている。
具体的な取り組みとして、京都産業大学が掲げる「学校法人京都産業大学 カーボンニュートラル宣言」の実現に貢献する。京都産業大学は、2030年度までに法人全体のCO2排出量を75%削減する目標を掲げ、大学、附属中学校・高等学校、幼稚園など全ての施設における消費電力を100%再生可能エネルギーで賄うことを目指しており、DaigasエナジーはオフサイトPPAサービス「D-Green Premium EX」や、再生可能エネルギー100%の電気メニューである「D-Green」により、全ての施設に再生可能エネルギー電力を供給する。
また、キャリア教育、グリーン人材育成に向けた取り組みとして、一昨年度より参画中の京都産業大学が行う課題解決型授業(PBL)における連携を軸に、グリーン人材育成手法を確立する。附属中学校・高等学校や幼稚園においても、それぞれの階層に応じたグリーン教育プログラムを策定すべく協働していく。最終的には、成長したグリーン人材、京都産業大学と共に、カーボンニュートラルに向けた地域共創および地域貢献活動に取り組んでいく。
◇学校法人京都産業大学との連携事項
(1) 電力需要地におけるCO2排出量を2030年度までに75%削減することを目標とした、カーボンニュートラルに向けたエネルギー利用に関する事項
(2) 大学生や付属中学校・高等学校の生徒、幼稚園児に向けたキャリア教育、グリーン人材育成に関する事項
(3) 地域共創・地域貢献に資する事項
(4) その他、相互に連携協力を行なうことが有益と認められる事項