追手門学院大学(大阪・茨木市、真銅 正宏 学長)は、2025年4月の理工学部(仮称・認可申請中)新設構想を契機に、学際・文理融合などの共創的研究の更なる創出と研究成果の社会実装の加速を組織的に推進する「共創的研究推進センター」を8月より新たに設立した。
同センターは、①学際・文理融合の研究 ②企業・大学・行政と連携した研究 ③海外と連携した研究 ④ベンチャー事業立ち上げ などのテーマを、共創的研究奨励費制度を活用して推進加速を図ると共に、学外機関などとの連携および研究広報の観点からこれらを組織的に支援し、北摂地域のハブとして共創的研究の研究成果創出と社会実装の加速を目指す。
同学は長期構想のもと、経営基盤の安定化を企図しつつ教育力・研究力の向上を促進し、文理にわたる学問領域を担う総合大学として、多様な価値観や異文化が集うイノベーションの源泉として成果を生み出し続ける教育・研究機関となるべく、これまでさまざまな取り組みを進めてきた。2019年には経営学部に情報システム専攻、2021年には心理学部に人工知能・認知科学専攻、2022年には文学部に美学・建築文化専攻を設け、分野を超えた多様な学びを整備し、2025年には、初の理系学部となる理工学部(仮称・認可申請中)の新設を目指している。