「トビタテ!留学JAPAN」新・日本代表プログラム 第16期派遣留学生(大学生等)壮行会で盛山大臣が学生たちを激励

 7月21日、文部科学省は「トビタテ!留学JAPAN」新・日本代表プログラム 第16期派遣留学生(大学生等)壮行会が開催された。このプログラムは、多くの民間企業からの支援を受け、官民協働で日本の若者の海外留学への挑戦を応援するもの。これまでに270社を超える企業・団体等からの支援を受け、一万人を超える若者を海外に送り出した。円安や物価高の影響により留学費用が増す中、賛同する企業・団体や篤志家からの支援により、今年度は留学準備金を増額することができた。

 この日は、1,369名の応募者の中から情熱、好奇心、独自性という基準で選考された267名の第16期生の内、約200名が参加し、盛山大臣と支援企業を代表し日本電信電話株式会社の澤田純取締役会長が出席した。

 先輩派遣留学生として挨拶をしたひとりは、政治経済哲学を学びにフランスに留学。現在はエディンバラ大学大学院修士課程で学び、株式会社を経営する傍ら、自分が恩送りをする番だとトビタテ生の同窓会組織「とまりぎ」の2024年度代表を引き受けた想いを語り、これから飛び立つ派遣留学生にエールを送った。

 また、「STEAMコース」派遣留学生代表として挨拶をした学生は、「もう一度歩けるように、脊髄損傷患者の歩行再建に向けた新たなリハビリテーション手法を開発する」と熱い想いを語った。

盛山大臣は、「トビタテ生の仲間や先輩、支援企業の皆様とのつながりは、これからの皆さんの人生にとって大きな財産になると思います。是非、このネットワークを大切にして自己研鑽に励まれることを心から期待します。」と激励した。

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