4月1日、砂子小学校と脇田小学校が統合し、門真市立水桜小学校として新たなスタートを切った。今後、8年4月には第四中学校とも統合し、門真市初となる義務教育学校(小中一貫校)である「(仮称)水桜学園」が開校予定。
4月4日、水桜小学校で第1回入学式が行われ、新1年生71人が初めて登校した。満開の桜の下、新入生たちは真新しいランドセルを背負い、満面の笑みを浮かべていた。
■今後のスケジュール
○6月頃…(仮称)水桜学園校舎建設開始(旧脇田小学校跡地)
○7年12月頃…(仮称)水桜学園校舎竣工
○8年4月…(仮称)水桜学園開校(水桜小学校・第四中学校を統合)
■(仮称)水桜学園が大切にすること
○つながり
○多様性
○チャレンジ
■(仮称)水桜学園教育の特色
日本語指導
○リーディング校として初期指導を含めたさまざまな取り組みを市内各校に発信
水桜カリキュラム
○9年間を系統立てた「探究的な学び」を充実
○将来の自立に向け、学ぶ楽しさを感じ、チャレンジする子どもを育てる
地域連携(コミュニティ・スクール)
○中学校区単位での学校運営協議会を設置
○地域や学識経験者、保護者などと熟議を重ねる
○地域住民や企業などを巻き込んだ地域学校協働活動を行う
部活動の地域移行
○部活動の地域移行を進める
○モデル校として取り組みを市内中学校に発信
※門真市立第四中学校が対象
■制服が新しく
今年入学した第四中学校1年生は、一足先に(仮称)水桜学園で採用された制服を着用しています。
※すべて男女共通
■門真市のめざす教育のリーディング校として
社会が大きく変化する中、子どもたちが予測困難な社会を生きていくためには、変化を受け止め、自ら学び、考え、自分なりに解決しながら成長を続ける力が必要となる。そのため「子ども主体」の授業への転換を図り、子どもたちが学ぶ喜びや楽しさを味わいながら「自ら学ぶ力」を身につけられるようにし、子どもたち一人一人の可能性を最大限に伸ばしていく。
この新しい学びのスタイルに市内全校で取り組んでいる中で、(仮称)水桜学園は市のリーディング校として、先進校である学校法人軽井沢風越学園と連携しながら「子ども主体の学び」「探究的な学び」を推進していく。