名古屋商科大学は、私立大学等改革総合支援事業のタイプ1「『Society5.0』の実現等に向けた特色ある教育の展開」において2年連続で選定を受けた。本学が選定されたタイプ1には、全国の大学等(短大・高専含む)496校から申請があり、102校が選定された。愛知県内からは3校のみが選定され、経済・経営系の学部を有する大学では本学が唯一の選定校となる。
この事業は文部科学省と日本私立学校振興・共済事業団が共同で進める補助事業として、積極的に改革を行う取り組みを支援し、成果を創出している大学等を評価、選定する事業だ。同大学が選定されたタイプ1では、次のような教育内容等の改革に取り組む大学等を支援すべく募集が行われた。
タイプ1『Society5.0』の実現等に向けた特色ある教育の展開
「Society5.0」時代に求められる力を養う、総合知を育む文理横断的な教育プログラムの実施、リベラルアーツ教育の推進等、未来を支える人材育成のための教育機能の強化を促進。
入学者選抜体制の充実強化、高等学校教育と大学教育の連携強化等、高大接続改革への取組を支援。
同大学の優れた取り組みとして、昨年に引き続いて評価された入試制度改革への取り組みのみならず、高等学校との連携強化、留学生などの多様な学生への修学支援などが特に評価された。引き続き学内改革を推進し、国際化が進む産業界や地域社会の要請に対応するリーダーを養成すべく今後もさらなる改善を重ねていく。