SchoolTech事業を展開するClassi株式会社(東京・新宿区、加藤 理啓 代表取締役社長)は2024年2月17日に秋田県立秋田中央高等学校(秋田市、水谷 佳延 校長)と共催で「秋田県 高校生探究発表会」(後援:秋田県教育委員会・株式会社秋田銀行)を実施する。
秋田中央高校は「躍進」という独自の学校設定科目で2022年に「総合的な探究の時間」が新設される以前から校内にて探究活動を実施し、県内唯一のSSH(正式名称:スーパーサイエンスハイスクール)指定校として科学に関する探究の取り組みを数多く実践している。また、Classiは「子どもの無限の可能性を解き放ち、学びの形を進化させる」という企業ミッションのもと、2022年から学校同士が集まる探究発表・交流の場作りに携わってきた。
探究学習の実践に知見を重ねてきた秋田県立秋田中央高校と、子どもの可能性開拓に寄与する機会の提供に想いを持つClassi株式会社が、秋田県高校生の探究の成果発表の機会、生徒が所属高校を越えて学べる機会を創出すべく協議を重ね、秋田県教育委員会と秋田銀行の後援もいただきながら、今回「秋田県 高校生探究発表会」を開催する。
▼プログラム内容
- 実施概要
県内の高校7校(高校生104名・先生23名)が参加し、プレゼンテーションとポスターセッションの形式で、県内の地域課題やグローバル人材の育成、サイエンスなどをテーマにしたそれぞれの取り組み内容を発表する。 - 目的
探究活動を通じて、学校を越えてお互いに学び合い、フィードバックを受けることで、さらなる学びに繋げる場を設ける。
将来、自立した社会人として、県の内外において、ふるさとと関わりをもちながら、自らの志や目標に向かって明るくたくましく生きていくための探究心と協働力を共創する。 - 日時
2024年2月17日 13時〜16時13:00 開会式 13:30 発表(コンテスト部門・ポスター部門)15:15 セミナー(生徒向けミニ講演・先生向けセミナー)16:00 表彰・閉会式16:30 終了
主催 秋田県立秋田中央高等学校 Classi株式会社後援 秋田県教育委員会 株式会社秋田銀行
・参加校(50音順)
県立秋田中央高等学校(秋田市)
県立秋田南高等学校(秋田市)
県立新屋高等学校(秋田市)
県立角館高等学校(仙北市)
県立金足農業高等学校(秋田市)
県立由利高等学校(由利本荘市)
聖霊女子短期大学付属高等学校(秋田市)
参加人数:高校生104名・先生23名 合計:127名 (2/5時点)
・内容
┗コンテスト部門:各学校1テーマずつ探究のプレゼンテーションを行います
【サイエンス部門】
県立秋田中央高校「水や石鹸を使わない手の殺菌方法」
県立秋田南高校「バイオ医薬品の可能性と薬価削減への改善策」
県立角館高校「温泉の成分を利用して化粧水や塗り薬を作ろう」
県立由利高校「精油および植物成分入りアルコールの抗菌効果の比較」
【グローバル&ローカル部門】
県立新屋高校「少子高齢化地域においての保育の質」
県立金足農業高校「しょっつる革命!」
聖霊女子短期大学付属高校「生きた英語を話せるようになるための大学入試制度・形式とは ~グローバル人材育成のための授業の考案~」
*優秀チームには、明日へ躍進賞、秋田の未来賞、オリジナリティ賞が授与されます。
┗ポスター部門:オープン参加で探究のプレゼンテーションを行います
【発表グループ(A)】
県立秋田中央高校「日本がドイツにGDPを抜かれないようにするには」
県立秋田中央高校「圧電素子の性質」
県立新屋高校「『米粉』~小麦粉から米粉へ~」
県立新屋高校「企業が保つ力〜起業体験プロジェクトから学んだこと〜」
県立角館高校「地域の伝統野菜を若い世代に継承させるには?」
聖霊女子短期大学付属高校「食品ロスを減らすには?~野菜くずを活用してバランスの良いレシピを考案する~」
【発表グループ(B)】
県立秋田中央高校「秋田県はジェンダーレスか?〜若い女性が秋田に定着するためには〜」
県立秋田中央高校「いぶりがっこを守れ!」
県立秋田南高校「集団がもたらす心理現象とその対処法」
県立新屋高校「笑顔100%おいしさ100%の株式会社SOURIRE
〜in 起業体験プログラム〜」
県立新屋高校「お団子から生まれる絆~起業体験プログラムを通して~」
聖霊女子短期大学付属高校「今、見ている海の姿ではなく、本来の海の姿を将来の子供たちに見せるために」
【発表グループ(C)】
県立秋田中央高校「世界一英語が上手な国がオランダといわれているのはなぜか」
県立秋田南高校「真のグローバル人材とは何か」
県立新屋高校「TAMAKON&TAMAGONで深まる1−Bの団結力 〜これからの進路選択へ〜」
県立角館高校「武家屋敷にホタルを飛ばそうⅢ」
聖霊女子短期大学付属高校「どうしたらカンボジアの子供たちが質の高い教育を受けることができるか」
【発表グループ(D)】
県立秋田中央高校「海洋プラスチックごみ問題への挑戦~環境教育教材開発のための基礎調査~」
県立秋田中央高校「世界の取り組みから学ぶ秋田の再生可能エネルギー開発」
県立新屋高校「成功を創り上げる難しさ~起業体験プログラムを通して~」
県立角館高校「田沢湖にクニマスは復活できるかⅢ」
聖霊女子短期大学付属高校「日本とカンボジアの教育課題に苦しむ人々のために私たちが出来ることは?」
・セミナー
【生徒向け講演】
「課題解決のために自身が切り拓いた道」
一般社団法人Sail On Japan 代表理事 奥 真由美氏
【先生向けセミナー】
「ICTを活用した探究学習の指導と事例紹介」
Classi株式会社 石川翔一
その他:参加者全員にClassi賞を参加賞として提供いたします
・審査員(50音順)
相庭 利成氏 株式会社秋田銀行・地域価値共創部 部長
小笠原 博信氏 株式会社秋田今野商店・技術部技術次長
柴田 登志継氏 石油資源開発株式会社・秋田事業所 操業部 部長
嶋崎 真仁氏 秋田県立大学・経営システム工学科 教授
高橋 大氏 秋田県教育委員会・指導主事
寺田 耕也氏 株式会社 Local Power・代表取締役社長
藤田 豪氏 国立大学法人秋田大学・客員教授/株式会社MTG Ventures・代表取締役