『スタディサプリ』、到達度テストのCBT版を2024年春に提供開始

テスト実施後の学び直し、学力定着までの学習サイクル効率化

 株式会社リクルート(東京・千代田区、北村 吉弘 代表取締役社長)が提供するオンライン学習サービス『スタディサプリ』は、2024年春、到達度テストをCBT(Computer Based Testing:コンピュータ使用型試験)化した「スタディサプリ 到達度テスト web」サービスを提供開始することを発表した。

『スタディサプリ到達度テスト」は、『スタディサプリ』が高校向けに提供するサービスの一つで、日々の授業で学んだ知識・技能に関する問題が網羅的に出題される絶対評価型のテスト。このテストを通して生徒一人ひとりのつまずきを単元レベルで把握し、その結果を受けた個別最適な学習提案により、個々の苦手を克服することが可能になる。2016年の提供開始以来、個別最適学習を促す基盤の一つとして浸透し、2022年度は全国の高校生の約1/4にあたる約80万人が受検した。

 CBT版としてWeb受検を可能とする『スタディサプリ 到達度テストWeb」の提供開始により、テスト受検後の結果返却に係る期間はこれまでの約3週間から最短で翌日に短縮可能となる。生徒は記憶が新しいうちに自身のつまずきを把握し、結果を受けて配信される個別最適な課題で学び直しを実施することができる。結果、学習のサイクルは高速化され、基礎学力の早期定着につなげることができる。一方で先生にとっては、紙での運用で発生していたテスト用紙の仕分け、配布、回収、返却の業務が削減されるため、日々の業務効率化につながる。提供開始時期は2024年4月予定となっている。

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