大阪芸術大学アートサイエンス学科、テクノロジーとアートを掛け合わせた祭典「アルスエレクトロニカ・フェスティバル2023」へ出展

 大阪芸術大学(学校法人塚本学院/大阪・南河内郡、塚本 邦彦 学長)のアートサイエンス学科は、9月4日(月)から9月11日(月)にかけてオーストリアのリンツで開催された1987年から続くメディア・アートの国際コンペティション「アルスエレクトロニカ・フェスティバル2023」に出展・参加した。

 大阪芸術大学アートサイエンス学科では、発想力を養い、想像力、論理的思考力、表現力を身につけることを目的とし、実践的な学びの場を提供している。今回大阪芸術大学が参加したアルスエレクトロニカ・フェスティバルは、テクノロジーやサイエンスによって社会をどのように変革していくかをアートによって示した作品が集結し、様々なディスカッションが行われるフェスティバル。

 アルスエレクトロニカ・フェスティバル参加を経て大阪芸術大学アートサイエンス学科 安藤英由樹教授は、「アルスエレクトロニカ・フェスティバルへの参加は、アートサイエンス学科にとってとても重要な機会となりました。初めは英語にコンプレックスを感じていた学生も、他の学生ブースでしきりに説明する他校の学生をみて、なんとか作品の魅力を紹介しようと努力する姿が見られ、コミュニケーションの必要性についても再認識いたしました。
 今回、我々が出展した作品については、海外と比べても遜色なく、現代美術的な要素を含んでいたことの評価を得ることができた一方、社会問題を美術として表現できていないということが日本でアートが遅れていると言われる理由の一つであると考えさせられました。今後は、世界の中でのアートやサイエンス、テクノロジーのトレンドに注目し、学生に適切に情報提供を行い、そして、アルスエレクトロニカ・フェスティバルだけでなく、その他の国際コンペティションへの応募も積極的に行い、未来ある学生をサポートしていきます。」とコメントした。

アルスエレクトロニカ・フェスティバル2023とは
 アルスエレクトロニカとは、最先端のテクノロジー・サイエンスとアートを掛け合わせ、より良い社会のための教育、議論、実験、実装を行う文化機関。そんなアルスエレクトロニカが開催するアルスエレクトロニカ・フェスティバルは、テクノロジーやサイエンスによって社会をどのように変革していくかをアートによって示した作品が集結し、様々なディスカッションが行われるフェスティバル。

アートサイエンス学科について
 アートサイエンス学科では、「アートエンターテインメント」と「先端デザイン」のふたつの領域をボーダーレスに横断しながら知識や技術を身につけることができる。アートやクリエイティブの世界で第一線で活躍する教員たちを揃え、理系、文系、美術系など幅広い視点から学びをサポートし、新しい “何か”を生み出す力を身につけることができる。

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