農林水産省が取り組む、お茶の食育「茶育」プロジェクトに参加している株式会社伊藤園は、茶育を実施した小・中学校を対象に急須を提供した。
農林水産省は、茶の消費量が長期的に減少する中、子どもの頃から茶に親しむ習慣を育むため、学校教育の場での茶を活用した食育(茶育)を推進する「茶業関係者×農林水産省『茶育』プロジェクト」を令和5年1月から実施している。
具体的には、小・中学校向けの茶育に取り組んでいる茶業関係者から応募を募り、茶の淹れ方体験や茶の植樹・摘採、茶製造工場見学等、各地域で提供可能な茶育の取組をリスト化して農林水産省のHP等で情報発信し、学校関係者に共有することで、茶育の実施を希望する小・中学校関係者とマッチングを図り、茶育の取組を推進している。
「茶育」プロジェクトに参加する茶業関係者の一つである株式会社伊藤園から、このプロジェクトを活用して茶育を実施した小・中学校における茶育の定着・拡大に資するため、急須の提供を行う。
提供される急須の数は、10月1日の「日本茶の日」に株式会社伊藤園が開催する日本茶の消費拡大イベント『10 万杯チャレンジ』の中で、消費者が試飲する日本茶の杯数に応じて決定される。