株式会社サマデイ(東京・千代田区、相川 秀希 代表取締役)は、特許技術によって非認知スキルの育成と進路発見を行う新たな教育サービス「WEBSTAR」をリリースした。WEBSTARでは、想定外で絶対的な正解のない課題に取り組むプログラムが用意されており、ユーザーは100人100通りの解答を行う。この個性的な解答に対して、自社開発の非認知スキル評価指標、2000名超の人財の活動履歴データベース、学系情報等をもとに、ChatGPT等、AIの活用によって、非認知スキルを高めるためのフィードバックを行うとともに、一人ひとりの興味・関心に適した学系や大学や既存の枠組みにとらわれない未来の職業を提案する。なお、サマデイはこの一連の方法について、特許出願していたが、今回特許査定された。WEBSTARは今後、ユーザーと大学・企業とのマッチングサービスも展開予定している。
社会の変化に伴い、単一の試験成績だけで生徒を評価する従来の入試システムには限界があるとの認識が広まり、生徒の多様性や個別性を尊重し、それぞれの個性や能力を的確に評価する学校推薦型選抜・総合型選抜(AO入試)が増加している。そのため、生徒は自身の興味や将来の目標に合わせて、学びの環境を選択することになる。しかし、個性を磨くことも、やりたいことを見つけることも、そう簡単ではない。そこで、株式会社サマデイは、これらの課題を解決するため、特許技術を活用した新しいオンライン教育プラットフォーム「WEBSTAR」を開発した。
■WEBSTARとは?
非認知スキルトレーニング[特許第7079545号]
・WEBSTARではSDGsカリキュラム「非認知スキルトレーニング」をオンデマンドで受講することができる。
・SDGsカリキュラム「非認知スキルトレーニング」は想定外で絶対的な正解のない問題に取り組むプログラム。
・未知の問いに対する解答には一人ひとりのオリジナリティが発揮される。
・それぞれの解答はユーザー間で共有され、多様な別解に触れることで気づきを得ることができる。
・このサイクルを繰り返すことによって、ユーザーは自らの個性・非認知スキルを伸ばしていく。
AI進路発見[特許取得](特許証交付中)
・SDGsカリキュラム「非認知スキルトレーニング」の解答には解答者ならではの個性が表れる。
・この解答とプロフィール(ポートフォリオ情報)を、非認知スキル指標、2000名超の人財の活動履歴データベース、学系情報等を学習したAIが分析し、個別のフィードバックを行う。
・フィードバックには、「洞察力」「好奇心」「想像力」といった非認知スキルのスコアとそれらを高めるためのアドバイスや個性にマッチした学系や既存の枠組みにとらわれない未来の職業等についての提案が含まれる。
WEBSTAR Webサイト
https://www.webstar.academy
■SDGsカリキュラムとは?
■今後の構想
WEBSTARでは、人財の個性・興味関心が可視化される。さらに、大学のアドミッションポリシーやカリキュラムポリシーといった情報をAIに学習させることで、一人ひとりにより適切な進路・学びの可能性を提案することもできる。これにより、やりたいことを軸にした人財と大学とのマッチングを促進していく。
大学とのマッチングは、世界標準モデルの入試プラットフォーム「The Admissions Office(TAO)」との連携によって実現する予定だ。
▼ The Admissions Office(TAO)
https://admissions-office.info/