学校法人郁文館夢学園が運営する郁文館グローバル高等学校(東京・文京区、渡邉 美樹 理事長・校長)は、2024年4月より新たに「Honors」クラスを新設する。
「Honors」クラスは『世界最難関基準の学び』をコンセプトに、1年時から日米ハイブリッドのカリキュラムを履修し(STEAM教育を含むリベラルアーツ主体のカリキュラム)、2年時には全員が米国に1年間留学することで、日米2つの高校卒業資格を同時に取得する。
導入する米国のカリキュラムは、全米TOPボーディングスクールの一つであるWayland Academy(ウィスコンシン州)のプログラム。同校はリベラルアーツ教育に定評があるとともに、受講生はカレッジカウンセリングも受けることができ、パートナー大学への最低1校の合格保証と独自の奨学金が加算される。Wayland AcademyとのDual Diploma Programの学校導入は、郁文館グローバル高等学校が日本で初めての導入となる。
留学先は米国ペンシルバニア州他の現地ハイスクール。1人1校1年間の留学制度の下、日本語が一切使えない環境で学ぶ。これにより、CEFR B2〜C1レベル(IELTS6.5〜7.5、TOEFL iBT90~110レベル)の英語力を身に付けると同時に、高得点取得者にはSATの指導も早期から行うことで、海外トップ大学(THE世界大学ランキング100位以内)に挑戦できる素地を養う。
2023年度からはSDGs達成への貢献を目標に据えた探究活動や個人研究において、東京大学で博士号を取得した実業家をはじめ、京都大学や北海道大学等の博士課程に在籍する世界トップ大学の若手研究者らによる直接指導がスタートする。また、海外大学進学指導においては、世界トップレベルの実績を誇る海外大学専門進学塾との教育連携も行っていく。
また、2023年4月より同校の新教頭として、自身も海外で学び、国際教育や海外大学進学に精通する鎌倉好男教諭が着任する。同氏は「Honors」クラスの立ち上げを主導し、本校の学校運営や教育活動における中心的な役割を担う。