松竹とStudy Valleyが「日本舞踊」をテーマにした探究学習プログラムを開発 無償トライアル校の募集を開始

 松竹株式会社(東京・中央区、迫本 淳一 代表取締役)及び株式会社Study Valley(東京・江戸川区、田中 悠樹 代表取締役)は、2社共同で、「日本舞踊の新しい魅せ方」をテーマにした探究学習プログラムを高校生向けに開発した。

 今回のプログラムは、 ”伝統文化を学ぶ意義” や ”伝統文化と現代社会の共通点” を探究していき、最終的に「先端技術を用いた日本舞踊の新しい魅せ方」の企画へ到達を目指すもの。伝統文化に触れたことがない生徒も探究を進めやすいように、若手舞踊家による解説や、松竹が提供している最新のコンテンツ映像を教材として盛り込んでる。

 本件は、松竹グループのCVCである松竹ベンチャーズ株式会社(東京・中央区、井上 貴弘 代表取締役)が主催する、アクセラレータープログラム「Shochiku Accelerator2022『Entertainment Festival』」において、両社が取り組みを開始した事業となる。

申込方法
下記フォームへ。
https://forms.office.com/r/Gsr7awpXLT
※締切: 2023年4月30日(日)

■授業テーマ:伝統 × 映像技術で挑戦する、「日本舞踊」の新しい魅せ方
■授業構成:日本舞踊を例に、「伝統文化を学ぶ意義」や「伝統文化と現代社会の共通点」を考える。また伝統文化を若い世代に継承していく為に、先端技術を用いた施策を考える。

(トピック例)
 -なぜ今、伝統文化を学ぶのか
 -1時間でわかる日本舞踊
 -現代社会と日本舞踊のつながり
 -伝統文化を継承・発展させるために松竹が取り組んでいること
 -最先端の映像技術現場に潜入
 -先端技術を活用して日本舞踊の魅力を伝える動画を提案しよう

■配信期間: 2023年4月1日(土)〜12月3日(日)
■配信プラットフォーム: 学習支援プラットフォーム『TimeTact(タイムタクト)』

■実施先: 東京都立上野高等学校 1年生 320名
■実施時期:2022年11~12月
■授業内容:上記プログラムを、全2回の授業として実施(うち1回は若手舞踊家による講演形式)

■上野高等学校 「探究学習」ご担当の先生のコメント:
今年度の本校の探究学習の課題は、座学にとどまらず、現実社会との具体的な接点を持ちながら生徒が課題を発見し、協働して学び調べ、その課題解決に向けた成果を発表するというプロセスを具現化することにありました。今回松竹株式会社様にご来校頂いた企業探究では、対面での講義や日本舞踊の実演を交えて頂いたことで、知らない世界を知り世界を広げ、敷居が高いと思っていたものを身近に感じさせることができました。また、本校はいわゆる下町から通っている生徒が多く、江戸の文化をはじめとする伝統文化に関心がある生徒が多いこともあり、日本舞踊の魅力を若い世代に発信するという課題を自分事として捉えることができていました。芸能というテーマは高校一年生の生徒にとって身近で興味を持ちやすいテーマであったように思います。(主任教諭 石浦 昌之先生)

【TimeTact(タイムタクト)について】
Study Valleyが提供する探究学習支援プラットフォーム。
令和4年度より全国の高等学校で必修化された「総合的な探究の時間」(以下、探究学習)。探究学習ではプロセスの管理が重要であり、今後大学入試における総合型選抜においても探究ポートフォリオ等学習履歴が重要となる。また、年度末評価等も業務が煩雑となり、学校教員の負荷は非常に大きい。TimeTactは、社会と学校を繋ぐ探究プロジェクトを展開しており、九州エリアを中心に日本全国で展開している。その中で、探究学習を効率的に進めるツールや教員負荷軽減のための仕組みを提供するほか、「STEAM ライブラリー」とも連携し、探究学習コンテンツを多数提供している。
公式サイト:https://www.studyvalley.jp/timetact/

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