大日本印刷株式会社(DNP)が株式会社丸善ジュンク堂書店、株式会社文教堂及び株式会社トゥ・ディファクトと共同で運営するハイブリッド型総合書店「honto(https://honto.jp/)」は、読売新聞紙面の連載記事などをまとめた電子書籍「読売新聞アーカイブ選書」の販売を11月25日(金)より開始した。
読売新聞紙面で注目を集めた連載記事などをテーマや連載ごとに電子書籍化して発行する読売新聞社の新しいレーベル。話題を呼んだ長期連載や、著名人が自らの半生を振り返る「時代の証言者」、地方版でしか読めなかった各地の記事などを電子書籍の形でまとめて読めるようになる。毎月25日に数冊ずつ配信予定で、第1弾となる11月25日は5つのタイトルをhonto電子書籍ストアで先行販売する。
■第1弾発売タイトルの紹介
『しんどい君へ STOP自殺 著名人からのメッセージ』
著者:読売新聞東京本社 教育部
価格:0円
https://honto.jp/ebook/pd_32117864.html
自ら命を絶とうとするほど悩む子どもたちを、どうにかして救いたい――。かつて自身もいじめや不登校などを経験した著名人たちが、今、苦しみのまっただ中にいる若い人に向けてメッセージを語った読売新聞連載「STOP自殺 #しんどい君へ」。元アイドルやミュージシャン、俳優、お笑い芸人らが語った言葉は、SNSなどでも大きな反響を呼びました。
読売新聞は今回、少しでも多くの若者に記事を届けるために、電子書籍版を作り、無料で配信することにした。
『奔流デジタル 新たな技術は私たちに何をもたらしたのか』
著者:読売新聞東京本社
価格:1,000円(税込)
https://honto.jp/ebook/pd_32117862.html
AIやインターネットなどのデジタル技術は、現代社会に多くの恩恵をもたらした。一方、短い期間で世界を一変させた激しい流れ=奔流=は今、社会の仕組みや私たちの意識さえも変えようとしている。民主主義は揺さぶられ、個人のプライバシーも浸食されつつある。ともすれば、人間の尊厳すら奪われかねない時代だ。国際部、社会部、経済部、科学部、文化部、生活部、社会保障部、医療部という読売新聞第一線の各部が、それぞれの視点からその現状に迫った。
『十人十色のしあわせ小箱 (1)
箱根ランナー、ミシュランシェフら10人の物語』
著者:読売新聞東京本社 社会部 / 価格:400円(税込)
https://honto.jp/ebook/pd_32117863.html
幸せは人の数だけかたちがあり、それぞれの思いや営みで育まれていく。フィギュアを愛した箱根駅伝ランナーの青春、苔アートのために脱サラした男性、料理で人を幸せにしようと努力し続けるミシュランシェフ……生活に、趣味に、なりわいに、幸せを感じているからこその「輝き」を伝えたい。
読売新聞夕刊(東京版)に連載され、様々な人生模様を温かい筆致でつづってきた「しあわせ小箱」。電子書籍では、1冊に10人前後の物語を収めて続々刊行の予定で、第1巻では2021年1月から3月までに掲載された10人を紹介。人間って、人生って面白い。世知辛い世の中ですが、本書を手に取れば、心がほっこりすること請け合いです。
『みちのくのジャズ喫茶 東北の名店を訪ねて』
著者:読売新聞 東北総局
価格:400円(税込)
https://honto.jp/ebook/pd_32117865.html
1960~70年代に全国で隆盛を極めたジャズ喫茶。高級オーディオでよりすぐりのレコードを大音量で流し、「会話禁止」の貼り紙のもと、客は腕組みをして黙って聴き入るというのが定番のスタイルだった。あれから半世紀。ブームが過ぎ去った今も、東北には多くの名店が残り、それぞれの道を究めてきた。スマホにイヤホンで音楽を聴くのが当たり前となった時代に、新規オープンする店すらある。なぜ今、ジャズ喫茶なのか。一癖も二癖もある18店を巡り、店主たちの話に耳を傾けた。
『鉄印帳を携えて ローカル線の魅力を再発見!』
著者:読売新聞社/価格:1,000円(税込)
https://honto.jp/ebook/pd_32117866.html
近年、寺社を回って「御朱印」を集める旅が人気だが、最近は、その鉄道版ともいうべき「鉄印」集めの旅も注目されている。鉄印は、全国40のローカル鉄道が、それぞれオリジナルのものを作っており、主要駅などで入手できる。本書は鉄印集めの旅のガイドブックだ。地域に密着した読売新聞の支局の記者たちが、各鉄道沿線で見られる美しい景色や歴史ある名所、さらにはうまい飯などを紹介している。「御朱印帳」ならぬ「鉄印帳」を手に、全国のローカル線を巡る旅に出よう。
※この電子書籍は、2020年10月に読売新聞に掲載された「鉄印帳を携えて」と、同連載を書籍化した『鉄印帳の旅』(21年3月刊)を再構成したものです。