株式会社ベネッセコーポレーション(岡山市、小林 仁 代表取締役社長)は、海外大進学・留学事業において、グローバル採用支援を行うフォースバレー・コンシェルジュ株式会社 (東京・千代田区、柴崎 洋平 代表取締役社長)の日本人学生の就職・インターンシップまでを支援する事業との連携を開始する。欧米のみならず世界中に進学・留学する日本人学生に対して、進学・留学から就職・インターンシップ、入社まで一貫して支援する連続型サービスを形成する試みは、業界初となる。
ベネッセは2008年5月の海外大進学塾「ルートH」開塾を機に、日本の学生の海外大進学・留学支援事業を拡大してきた。その過程において、海外大が進路の選択肢のひとつとして広く認知が進み、一部の超トップ大学だけでない幅広い視野が学生側に生まれる一方、海外から国内企業へ等の卒業後の就職に関して問い合わせを受けるなど就職・インターンシップに関する情報ニーズの高まりもあった。そのために今回の提携で、海外大に在籍する学生に向けた就職支援を行うフォースバレーのサービスと連携する。
ベネッセの海外大進学・留学支援サービスを活用して海外大を卒業した学生は、学生からの人気が高い商社、コンサルティング、金融といった業界のリーディングカンパニーを筆頭に、スタートアップやレガシー企業等までの幅広い業界・企業へとつなぐ、フォースバレーによる網羅的な就職支援サービスについて、本人の費用負担がなく活用することができる。
今回の連携により、海外大学に挑戦したいと考える学生に対して、その後のキャリアである就職においても情報面や各種機会等での不安の少ない環境を提供することで、日本の大学生の海外進学・留学へのチャレンジと卒業後の活躍を応援していく。
当面の取り組みとして、フォースバレーは現在留学しているベネッセが送り出した学生を対象とし、キャリア支援を進める。その後は、両社共催による留学や就職に関するイベントの開催や、海外大正規留学生に特化したダイレクトリクルーティングプラットフォームのリリース等を計画している。